弁理士試験・選択論文(生物化学)を解く(令和元年度:大問1-1)

この記事は2分で読めます

今年に入って、にわかに「弁理士試験を受けよう」という機運が高まってきました。さすがに今年一回で合格するのは現実的ではない(今年は、受験するとしたら短答の合格だけを目指します)ので、数年計画での取り組みになるとは思いますが。

 

 

で、私は文系卒なので、弁理士試験の選択論文科目を受験する必要があります(関係する理系分野で院卒だと、免除されるようなのですが)。「応用情報技術者試験」などの資格を持っていれば、情報分野での選択論文が免除になるようなのですが、この資格の過去問を見たところ、自分が非常に苦手にしている分野だということが分かったので、とりあえずこの分野での資格を取ることは諦めることにしました(参考書を読めば理解できるものなのかもしれないので、一旦ペンディングという形ですが)。

 

で、自分が今まで仕事で関わってきた化学や生物の論文過去問を見てみると、生物(理工IV)の「生物化学」だと、きちんと勉強すればなんとかいけるのではないか、と思いました。

 

まあ先に短答の対策をしろよ、という話ではあるんですが、とりあえずこちらの選択論文の過去問をいくつか解いてみたので、その内容をまとめておきたいと思います。

 

選択論文科目は、過去問と論点の公表こそ特許庁のHPでされているのですが、模範解答は公表されていないので、勉強している方の参考になれば、とも思っています。

(ただ、自分が勉強して解いただけなので、答えが正解である確証は100%ではありません)

 

 

というわけで、今回は「令和元年度(2019年)・生物化学・大問1-1」をまとめます。

令和元年度(2019年)・生物化学・大問1-1

アミノ酸における共通の化学構造は(①)基と(②)基を併せ持つことである。(①)基と(②)基を結合している炭素原子のことをα炭素原子と呼び、α炭素原子が不斉炭素原子であるとき、アミノ酸は実像と鏡像の関係にある(③)を取り得る。(③)体の一方はD型、他方はL型と呼ばれるがタンパク質を構成するのは(④)型だけである。またD型とL型の差が生じないアミノ酸として(⑤)が存在する。また(⑥)と(⑦)は不斉炭素原子を二つ持つアミノ酸である。

 

①アミノ

②カルボキシル

③鏡像異性

④L

⑤グリシン

⑥トレオニン

⑦イソロイシン

 

<余談1>

⑥について、今まで自分は「スレオニン」と表記していたんですが、正しい読み方は「トレオニン」のようですね。アルファベット表記したときに「Threonin」となり、英語読みだと「Th」を「ス」と読むからなんですけれど、正しいのは「トレオニン」です。

 

<余談2>

グリシンの構造式。

トレオニンの構造式。

イソロイシンの構造式。

 

 

大問1-1はこれで以上です。

 

 

スポンサードリンク
jiyuugatanookite.com

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

翻訳者の手元に一冊:翻訳ツール大全集

翻訳者の手元に一冊:翻訳ツール大全集
翻訳者向けパソコンはカスタマイズ発注可能なマウスコンピューター。

記事の編集ページから「おすすめ記事」を複数選択してください。