大切なのは、設備投資と自己投資

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最近って、よく
「パソコン1つで仕事ができる!」
みたいな話がありますし、
そういう「手軽さ」に多くの人が
魅力を感じている時代だと思うんですけれど、

翻訳の場合、なかなかそうは行きません。

既に仕事をされている同業者の方は
お分かり頂けると思うんですが、

パソコンとか周辺機器とかの
「設備」にもコストはかかりますし、

書籍とか辞書とか、
あるいは展示会に参加するとかの
「自己投資」も、必要になってきます。

パソコンの画面は大きい方が便利だし、
翻訳を見直すのには、
紙に印刷してペンを片手に修正するほうが
パソコン上で作業をするより、
格段にミスに気づけます。

僕はこの前、諸事情あって
空港で飛行機の乗り継ぐ合間に仕事をしたんですが、
やっぱり生産性は落ちましたからね(苦笑)

少なくとも、翻訳という分野で
ある程度仕事を続けてキャリアを積む、
と考えるのであれば、

・設備投資(生産性アップ)
・自己投資(スキルアップ、地力を付ける)

の2つは、コツコツとでもいいので
続けたほうが絶対に有利です。

で、「投資」っていう言葉を聞くと
多くの人が、真っ先に「お金を使う」
ってことをイメージすると思うんですが、

これって、「投資」の一側面しか表していないのです。

どういうことかというと、
投資にはもう一つ、「時間」という要素があります。

本を読む、ブログに考えをまとめる、
新しいソフトを使ってみる、
生産性アップ(ミスの減少)のために試行錯誤をする。

例えばこういうことをするには、
絶対にあなた自身の「時間」を使う必要があります。

これらは、ある程度時間をかけないと
自分にしっくりくる方法って分からないわけですよ。

それが分かった上で、
マクロを外注に出す、みたいに
お金を使って自分の時間を買う、
っていうのはアリなんですけどね。

ただ、ノウハウとかスキルっていうのは
「お金では買えない」要素が大きいので、

お金の代わりに、時間を使う必要が出てきます。

ただ、当然ながら1日あたりで
自由に(新しいことに使える)時間って、
人それぞれ限られているわけです。

いくら「時間を投資する」って言っても、
仕事も家事もしないといけない状態で
1日8時間とか、そこまで時間を使えないわけですよ。

じゃあどうするのかというと、

まず「お金で時間をある程度買う」
っていう発想は、持っておいたほうがいいと思うんですね。

調べ物をする時に、
インターネットで色々とザッピングしていっても
ピンポイントで必要な情報にアクセスすることって
なかなかできないわけじゃないですか。

調べたい情報の中身によっては、
裏取りとか信憑性の確認に
時間が取られることもあるわけです。

だから、そういう場合はまず
専門書とか、それに準ずる書籍を購入して
そこから情報を一通り仕入れておく
(信用に足る情報をストックしておく)
っていうのは、1つの方法としてありですよね。

あるいは、色々調べた後で
本を読んで、正しい(厳密な)知識で整理しておく。

設備投資にお金をかけると、
ある程度自分の時間を浮かすことも
できるわけですよ。

で、今回キャンペーンをしている「大全集」も、
実はそういうコンセプトで作ったんですよね。

「ツールを使えるようになる」
こと自体に主眼を置いているんじゃなくて、

「ツールを使って時間を浮かす」
「ツールを使って体力を余らす」

ってことを、実は打ち出しているんです。

実際のところ、
僕は翻訳支援ツールを普段仕事で使うことで
あの「大全集」を書く時間を捻出しましたし、

ツールを使うことで、
勉強に使う時間や、旅行に行く時間を
作ることもできました。

思ったより早く仕事が終わったから、
前倒しで仕事を進めたり、ブログを書いたり。

そういうことにも時間(とエネルギー)を
使ってきました。

なので、もし「大全集」の購入を
迷っている、考えている方がおられるんであれば、

「ツールの使い方をマスターした先」の世界

そこまでイメージして頂きたいなと。

「大全集」は、書かれている内容に従って
自分でソフトを操作する、ってことが
絶対に必要なんですが、

「取引先から必要と言われたから」
っていう理由だけだと、どうしても
「いやいややっている」感じがぬぐえないので
なかなか身が入らないわけですよ。

そうじゃなくて、
ツールを使えるようになって
時間とエネルギー(体力)を
もっと自由に使えるようになる。

そう風に考えて頂きたいんですね。

だから、翻訳支援ツールを
ある程度使えるようになるのに

自分でゼロから操作してみる、ってしていると
いくら時間があっても足りないので、

「大全集」を使ってある程度
時間をショートカットして頂ければな、と考えているんです。

実際に、いくつもソフトを使った
僕が(翻訳者の目線で)説明している、っていうのも
大きいですから。

翻訳ツール大全集

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