特許検索・ダウンロードソフトE’storage2014は使用不可に

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特許検索・ダウンロードソフトとして名高いE’storageは、2016年5月に最新版の2016がリリースされた。

私はこれまで2014を使用しており、最新版のリリースの後も2014を使い続けてきたのだが、2016年10月末のEspacenetの仕様変更で、2014での特許ダウンロードができなくなった。

そのため、今後E’storageを使用する場合は2016をインストールしておくのがいいだろう。

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E’storage2016のインストール方法

①ソフトのページにアクセス

http://www.djsoft.co.jp/products/estorage.html

こちらが、リリース元のDJソフトのサイトである。

 

このサイト内で

 

このような場所があるので、リンク先をクリックするとダウンロードが始まる。

パソコンへのインストールが終わった後は、30日間はライセンスキーなしで使用することができるが、機能も制限されているので、早いうちにDJソフトに問い合わせの上、ライセンスキーを発行してもらうのがよい。

 

問い合わせ先は

http://www.djsoft.co.jp/products/lic/estorage2016.txt

このリンク先にあるメールアドレスとなっている。

 

先方からの返信時にライセンスキーと振込金額・振込先の情報が案内されるので、早急に対応すれば問題ない。(値段は15,000円+消費税)

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E’storage2016の使い方

E’storage2016は、2014と少しインターフェースが異なっている。

 

まずは

デスクトップに作られたアイコンのショートカットキーをクリックすると、

このような画面が出てくる。

 

特許を検索したい場合は、左上の「Espacenet」をクリックし、

2014を使っていた方にはおなじみの画面が出てくるので、検索をすればよい。

 

また、ダウンロード一覧は、

この画面の右上にある「Download」をクリックすると、

 

こちらもお馴染みの画面が出てくる(このスクリーンショットでは検索をしていないので何も表示されていない)

 

特許翻訳者としてのE’storage活用法

特許翻訳者にこのE’storageが必要なのは、対訳を仕事で活用することができるためだ。

 

特許を検索した時に、原文(例えば英語)と訳文(例えば日本語)がペアでヒットするものがあるため、それを題材にして特許翻訳者になるための勉強ができる、というのもあるし、実際の仕事をするときに似た特許を検索して、メモリを構築して仕事そのものの負担を減らす、ということもできる。

 

特許翻訳者に是非必要なE’storage。この機会に2016をインストールして徹底的に使い倒してみたい。

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