自分は、フリーランスとしてある程度成功した(というのはさすがに言い過ぎですね。上手くいった)側の人間なのですが、その理由としては「早期に参入したから」というのが間違いなくあります。
多分、今同じようなことをやっても、ここまで上手く結果は出ていなかったと思います。
逆に言えば、そういう勝算がある程度あったから参入した、とも言えるわけで。
なので、私の書籍
を読んで、同じようにこの道を目指して下さる方が未だにおられるのは嬉しい限りなんですが、それと同時に「今から同じようなことをやっても、突き抜けることはできないだろう」とも思いますね。
なぜなら、競争が以前よりも激しくなっているから。
私が参入した7年前は、まだまだブルーオーシャンでした。だから、海外生活をできるだけの安定した経済基盤を築くこともできたわけです。
じゃあ、今の自分ならどうするか
そしてここからが本題。
今から自分が、フリーランス特許翻訳者になりたいと思ったらどうするか、という話ですが。
間違いなく、特許事務所で特許翻訳者として仕事をする、という道を選びます。
フリーランスの競争は激化しているので、固定給になってはしまうものの、フリーランスよりも参入障壁が低い(そこまで高いレベルも要求されないであろう)「勤め人」になって、そこで学びながら仕事を覚えて、将来的にはその特許事務所から仕事を請けて独立(このほうが、翻訳会社と仕事をするよりも単価は高いはず)。
その上で、必要であれば弁理士試験も受けて、弁理士を目指すかなあ、といった感じですね。
求人情報は、求人スクエアなどの、転職エージェントが中に入らないサイトを使ってできるだけ検索。後は、直接特許事務所のHPにアクセスして応募しますね。
この状態になると、さすがに副業としてフリーランスで特許翻訳はできないので、別のことをするか、弁理士試験の勉強をするか。あるいは、正社員の立場を生かして、築古のワンルームアパート投資でもしますかね。
まあ、これは自分自身がフリーランスとしてお金に困らず、自分の住みたい場所で住んできて「やりたいことは一通りやった」後で考えたことなので、「ポジショントーク」であることは百も承知の上で読んで欲しいですけどね。
でも多分今自分が25歳くらいなら、「フリーランス」じゃなくて「知財業界」という視点で捉えて仕事をしてスキルを積み重ねていくと思います。
弁理士試験の勉強で使ったオンライン予備校と、勉強法についてはこちらの記事にまとめました。
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