翻訳の仕事

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これまでに遭遇したトンデモ翻訳会社3選(有料記事)

特許翻訳者として仕事をする上で、翻訳会社との付き合いは切っても切れません。 そして、色んな会社のトライアルを受け、仕事を続けていく中で、やはり相性というものが存在することも分かってきますし、相対評価で「ここはダメだな」と思ってしまう所がある...
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特許翻訳者向けJplatpat(特許情報データベース)活用法5選

特許翻訳をするときに、日本の特許情報データベース(Jplatpat・ジェイプラットパット)を、訳語の調査や取引先の開拓などに上手く活用する方法をお伝えします。 なお、私が外内(英日)翻訳を行っている関係で、今回実演する調査結果の画像は、海外...
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特許翻訳でも役に立つ「公用文における送り仮名の訓令」

特許翻訳、というよりも厳密には外内(日英)翻訳において一度目を通しておきたいのが、内閣から出されている「公用文における送り仮名の訓令」です。   内角訓令第一号 公用文における漢字使用等について   この中で特に知っておきたいのが、「2 送...
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フリーランス翻訳者の理想は「複数の取引先分散」なのか

フリーランスとして仕事をするにあたって大事なことの一つに、「取引先の分散」という考え方があります。 これは、本来的には企業経営に関して言える金言ともいうべきもので、「一つのカゴに卵をまとめるな」という有名な比喩でも、その大切さは説かれていま...
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知財業界での大ピンチ~特許翻訳者が追い詰められた話

毎年7月1日は「弁理士の日」とのことのようで、今年は記念企画である「知財業界での大ピンチ」というテーマで1つお話をさせていただくことになりました。   私は特許翻訳者として8年ほど仕事をしていますが、今回のピンチが起こったのは、2018年の...
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特許翻訳で上流と仕事をするには

特許翻訳で、翻訳会社ではなく、特許事務所と仕事をするにはどうしたらいいか………ということは以前から考えていましたが、自分の経験を踏まえると、こちらのブログに書かれていることがほぼ唯一の、そして一番手堅い方法だと思います。   特許翻訳:特許...
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MTPE(ポストエディット)案件を正直に対応している翻訳者は、●●です(有料記事)

数年ほど前から、翻訳の世界もMTPE(Machine Translation Post Edit/機械翻訳ポストエディット)の仕事が増え出しました。   ご存じの方も多いかと思いますが、本来の翻訳の仕事というのは、原文に対して訳文をゼロから...
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特許翻訳のコメント作成で注意していること

翻訳の仕事をしていると、必ずといっていいほど「コメントの作成」が必要です。実際の仕事ではもちろんのこと、トライアルの段階でも、必要に応じてコメントを作成して、訳文と一緒に提出することが求められることも、往々にしてありますよね。   コメント...
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翻訳フリーランスにとっての優良取引先の見極め方(有料部分あり)

※この記事は、以前noteで公開した有料記事の「フリーランスにとっての優良取引先の見極め方(翻訳業編)」を、一部修正してブログに転載したものです。 既にそちらの記事をご購入頂いている場合は、内容がほぼ同じですので購入して頂く必要はありません...
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業務委託契約で「試用単価」を設定する意味は?(有料部分あり)

特許翻訳の仕事をして5年ほど経つのですが、この間に、合計で10社以上との取引はさせて頂いてきました。 その中には、縁あって長いこと取引を続けさせて頂いている所もある一方で、数回の取引で仕事が途切れた所もあり、正直な話、自分の実力だけではコン...
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特許翻訳者も、特許法や特許出願実務周辺の仕事についてのある程度理解しておいたほうがいい

私は2015年の春から特許翻訳の仕事をしているので、もうすぐ丸5年、この業界に関わっていることになります。 そんな中、去年の夏にたまたま大型書店で見つけた、「化学・バイオ特許の出願戦略」と「米国特許クレーム例集」を読んで以来(そのとき、直感...
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新しい仕事が「異議申し立て」に関するものだったので

今度、普段行っている明細書とは違う、「異議申し立て書」の翻訳に関係する仕事をすることになりました。 年末に翻訳する書類は手元に取り寄せることができたので、仕事の間に読んでいたのですが、そもそも「異議申し立て」とは何なのか、何のために行うのか...
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翻訳業に向いている人はどんな人? スキル・資格・素質など複合的に考えてみます

翻訳業に向いてる人って、どんな人なのでしょうか。 よく、業界向けの雑誌やその手のお偉い方々がまことしやかに、紙媒体やネットメディアで話をしていますが、この記事では、僕の実体験、そしてこれまでメルマガやコンサルを通して多くの人を見てきた結果と...
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「副業としての特許翻訳」の現実性を考える

特許翻訳(に限らず、翻訳業一般)を、専業ではなくまずは副業として取り組んでみたい、その上で、会社を退職して専業でやっていくかどうかを判断してみる、という方は、一定数おられると思います。 今回は、そんな方に向けて「副業としての特許翻訳」の実現...
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Memsourceで、デスクトップエディタの内容がクラウドエディタに反映されていない場合の対処法

先日、Memsourceを使う翻訳案件で、翻訳作業を完了したのに、実際は完了していなかった、という、一見不思議なことが起こってしまいました。今回はそのいきさつと、対処法についてまとめておきます。 Memsourceで翻訳をする場合、翻訳が反...
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情報のインデックスとして専門書を活用する

翻訳の仕事を続けていく中で、毎月、あるいは毎年一定金額を書籍に使っていく、という話は、このブログでも以前からしています。 特許翻訳の場合、ある程度分野(内容)が決まっているので、最初は入門書を購入して勉強をするのもいいですが、ある程度仕事を...
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フリーランスの特許翻訳で年収はいくらくらい可能?実体験に基づきまとめました

特許翻訳、あるいは他の分野の翻訳者としてフリーランスでやっていく場合に誰もが気になるのが「年収」です。 インターネットの情報を見ていると、一部では「特許翻訳で年収1000万円も可能」というものも確かに存在します。 私自身も、この「年収100...
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案件対応時のファイル管理方法

翻訳の仕事をしていると案外気を遣うのが、「案件関連ファイルの管理方法」です。 私は特許翻訳の仕事をするまでは、案件ファイルの管理方法はそこまで丁寧ではありませんでした(翻訳支援ツールのメモリなども使っていなかったため、整理するファイルが多く...
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特許明細書を訳す順序についての考察

仕事では特許明細書をゼロから100まで訳しているが、時々質問を受けるのが「どこから訳すのがいいか」ということだ。 ご存じの通り、特許明細書は大まかに分けて ・明細書 ・請求項 ・要約書 の3つの書類からなっている(国際出願の場合)が、明細書...
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特許翻訳に学術論文を活用する

特許翻訳をしていると、ネット上の様々なソースを活用して技術背景、原理や表現、単語等を調査するのだが、そのソースの中には学術論文もある。今回は学術論文をどのように特許翻訳で活用するかを、自分の経験を踏まえてまとめてみたい。 ①論文検索は脇役的...