明細書 化学系特許明細書での頻出単語「Bu」 Bu=ブチル基。間違いなくこの略語は頻出だ。ただ、一口に「ブチル基」といっても、以下のように幾つか種類がある。n=normal(ノルマル)のn。sec=secondary。tert=tertiary。tert-ブチル基については、3つのメチ... 2016.05.11 明細書有機化学
明細書 化学系特許明細書での頻出略語「BHT」 BHT=ブチル化ヒドロキシトルエン(butylated hydroxytoluene)又はジブチルヒドロキシトルエン (dibutylhydroxytoluene)のこと。個人的には、あまり馴染みのない化合物。自分が担当してきた案件や目にし... 2016.05.10 明細書有機化学
オピニオン フリーランスはサラリーマンより凄いのか? 「フリーランスで翻訳の仕事をやっています」というような自己紹介を、自分より年上の人達との集まりで初対面の時に行うと決まって「すごい」と言われます。これは、相手がサラリーマンである場合は勿論だが、フリーランスの場合であっても「若いのに独立して... 2016.05.09 オピニオン
明細書 法令用語「その他」「その他の」の使い分けについて 今回は、法令用語の話をしたい。これら2つの言葉は、日常会話や日頃目にする文章では特に使い分けを意識する必要はないが、特許明細書をはじめとする法令文書では、似て非なる意味合いを有することを理解しておきたい。①例示を表す場合は「その他の」を用い... 2016.05.08 明細書法令用語
明細書 化学系特許明細書での頻出略語「Boc」 Boc=tert-ブトキシカルボニル基<特徴>アミノ酸の保護基として機能。脱保護時の副生成物はイソブテン及び二酸化炭素だけなので、後処理が簡便。Boc化試薬としては、例えば二炭酸ジ-tert-ブチル等。一級又は二級アミンに対し、ピリジンやト... 2016.05.07 明細書有機化学
明細書 化学系特許明細書での頻出略語「Ac2O」 Ac2O=無水酢酸。<特徴>無色液体。刺激臭。蒸気は催涙性を有する。<有機合成での役割>カルボン酸無水物と反応性あり。塩基・酸触媒を用いて、酢酸誘導体の合成に用いられる。アルコールと反応すると酢酸エステルが、アミンと反応するとアセトアミド誘... 2016.05.06 明細書有機化学
明細書 化学系特許明細書での頻出略語「Ac」 備忘録も兼ねて。Ac=アセチル基。<特徴>・水酸基の保護基として用いられることが多い。・塩基、求核剤には一般に弱い。<アセチル化>ピリジンやトリエチルアミン等の塩基存在下にて、塩化アセチルや無水酢酸を作用させることでアルコールのアセチル化を... 2016.05.05 明細書有機化学
お金の話 フリーランス翻訳者が知っておくべきお金の話(消費税編) 今回も連続で、お金の話だ。「消費税編」である。普段、一消費者という視点からすると、消費税は「買い物の時に支払う税金」くらいにしか考えていないはずだが、これが、自分で仕事をするフリーランス(自営業)となると、話はすこし違ってくる。というのも、... 2016.05.04 お金の話
お金の話 フリーランス翻訳者が知っておくべきお金の話(確定申告編) 今回は、フリーランス翻訳者だけでなく、ほとんどどの自営業者が苦手としている「確定申告」について話をしていきます。まず、前回の記事で「売上」「経費」「所得」の三種類はご理解頂いたと思います。実は、この三種類をきちんと理解しておくことで、確定申... 2016.05.03 お金の話
お金の話 フリーランス翻訳者が知っておくべきお金の話(売上・経費・所得編) 今回も、前回の続きでお金の話をしたい。こちらの記事でもお伝えしたが、フリーランスとして仕事をする上で(というよりも、どんな立場であれ、仕事をする上では)「お金」の話は避けては通れない。お金はある程度生活に必要であるし、仕事の取引においても必... 2016.05.02 お金の話
お金の話 フリーランス翻訳者が知っておくべき「お金トラブル回避法」 今回は、「フリーランス翻訳者としての、仕事のトラブル回避法」についてお話ししたい。といっても、一口に「仕事のトラブル」といっても、様々にある。ここでは主に、お金関連のトラブル防止(かつ、翻訳者側が不利にならない対応術)についてお伝えをしたい... 2016.05.02 お金の話翻訳の仕事
オピニオン 大型書店徘徊のススメ 先日、オフの日に近隣の大都市まで出かけ、髪を切るついでに書店にも立ち寄ってきた。私が住んでいるのは、関西圏ではあるが田舎のほうで、都市部に出るのに60~90分程度かかってしまう場所である。普段はAmazonで本を調べて調達するのであるが、こ... 2016.05.01 オピニオン
有機化学 不斉炭素中心がない鏡像異性体の話 今回は「アトロプ異性体」の話をしたい。鏡像異性体とは、対掌性を有する有機化合物の異性体のことであるが、最も一般的なのは、不斉炭素中心が存在するものだ。例えば、乳酸。このように、炭素と結合している原子(あるいは官能基)が全て異なる場合、これら... 2016.04.30 有機化学
オピニオン 業界の人とは付き合うべきか?(限定記事) 今回は、表題のような内容についてお話ししたいのだが、あまりいい方向の話ではなく、さすがにこのような場所でおおっぴらに書くことができないので、今回の内容は、メールマガジンにて配信することとした。こちらのページよりご登録頂ければ、登録後2週間ほ... 2016.04.29 オピニオン
仕事道具 オススメPCメガネのご紹介 今回は、普段の仕事で愛用しているPCメガネを紹介したい。今や、どんな仕事をしていてもPCメガネは必要不可欠の「備品」となっている。営業職でも内勤でも、パソコンやスマホでメールを確認したり、資料の作成、業務用ソフトの利用など、いまや「パソコン... 2016.04.27 仕事道具
明細書 「及び」「並びに」「又は」「若しくは」について(補足記事) このブログでも何度か記事にしたこれらの法令用語なのだが、仕事や調査のために、特許データベースから特許を検索して目を通しているとどうも、階層の捉え違いをしているケースが散見されるので、今回は備忘録も兼ねてここに記しておくことにする。<and(... 2016.04.25 明細書法令用語
エッセイ 私がまだ幼かった頃 先日インターネットの海を遊泳していると、「ブルートレイン」についてのエッセイが書かれてあった。ブルートレイン。この言葉を知っている人はどれくらいいるのだろうか。知らない人のために簡単に説明をすると、かつて日本を走っていた夜行列車(夜汽車)の... 2016.04.24 エッセイ
明細書 「及び」と「又は」が同時に出てくる場合の対処法 今回は、法令用語の応用編である。法令用語として、「及び」と「並びに」の使い分け、「又は」と「もしくは」の使い分けが厳密になされていることは、以前のこちらとこちらの記事で述べた。ただ、これらだけを使えれば全て捌けるのかというと、そうでもないの... 2016.04.22 明細書法令用語
明細書 溶質・溶媒・溶液と特許明細書 今回は、溶液の話をしてみたい。我々の身近なところで、溶液と言って真っ先に思い浮かぶのは食塩水ではなかろうか。(もちろん、別のものを想像することもあろう)そして、この「食塩水」の成分を分けてみると、以下のように分類できる。①食塩(塩化ナトリウ... 2016.04.21 明細書