フェニックス

お金の話

フリーランス翻訳者が知っておくべきお金の話(売上・経費・所得編)

今回も、前回の続きでお金の話をしたい。こちらの記事でもお伝えしたが、フリーランスとして仕事をする上で(というよりも、どんな立場であれ、仕事をする上では)「お金」の話は避けては通れない。お金はある程度生活に必要であるし、仕事の取引においても必...
お金の話

フリーランス翻訳者が知っておくべき「お金トラブル回避法」

今回は、「フリーランス翻訳者としての、仕事のトラブル回避法」についてお話ししたい。といっても、一口に「仕事のトラブル」といっても、様々にある。ここでは主に、お金関連のトラブル防止(かつ、翻訳者側が不利にならない対応術)についてお伝えをしたい...
オピニオン

大型書店徘徊のススメ

先日、オフの日に近隣の大都市まで出かけ、髪を切るついでに書店にも立ち寄ってきた。私が住んでいるのは、関西圏ではあるが田舎のほうで、都市部に出るのに60~90分程度かかってしまう場所である。普段はAmazonで本を調べて調達するのであるが、こ...
有機化学

不斉炭素中心がない鏡像異性体の話

今回は「アトロプ異性体」の話をしたい。鏡像異性体とは、対掌性を有する有機化合物の異性体のことであるが、最も一般的なのは、不斉炭素中心が存在するものだ。例えば、乳酸。このように、炭素と結合している原子(あるいは官能基)が全て異なる場合、これら...
オピニオン

業界の人とは付き合うべきか?(限定記事)

今回は、表題のような内容についてお話ししたいのだが、あまりいい方向の話ではなく、さすがにこのような場所でおおっぴらに書くことができないので、今回の内容は、メールマガジンにて配信することとした。こちらのページよりご登録頂ければ、登録後2週間ほ...
仕事道具

オススメPCメガネのご紹介

今回は、普段の仕事で愛用しているPCメガネを紹介したい。今や、どんな仕事をしていてもPCメガネは必要不可欠の「備品」となっている。営業職でも内勤でも、パソコンやスマホでメールを確認したり、資料の作成、業務用ソフトの利用など、いまや「パソコン...
お知らせ

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明細書

「及び」「並びに」「又は」「若しくは」について(補足記事)

このブログでも何度か記事にしたこれらの法令用語なのだが、仕事や調査のために、特許データベースから特許を検索して目を通しているとどうも、階層の捉え違いをしているケースが散見されるので、今回は備忘録も兼ねてここに記しておくことにする。<and(...
エッセイ

私がまだ幼かった頃

先日インターネットの海を遊泳していると、「ブルートレイン」についてのエッセイが書かれてあった。ブルートレイン。この言葉を知っている人はどれくらいいるのだろうか。知らない人のために簡単に説明をすると、かつて日本を走っていた夜行列車(夜汽車)の...
明細書

「及び」と「又は」が同時に出てくる場合の対処法

今回は、法令用語の応用編である。法令用語として、「及び」と「並びに」の使い分け、「又は」と「もしくは」の使い分けが厳密になされていることは、以前のこちらとこちらの記事で述べた。ただ、これらだけを使えれば全て捌けるのかというと、そうでもないの...
明細書

溶質・溶媒・溶液と特許明細書

今回は、溶液の話をしてみたい。我々の身近なところで、溶液と言って真っ先に思い浮かぶのは食塩水ではなかろうか。(もちろん、別のものを想像することもあろう)そして、この「食塩水」の成分を分けてみると、以下のように分類できる。①食塩(塩化ナトリウ...
オピニオン

シラミを食べる日本人?

今回は、英語、いや、もっと言うとコミュニケーションに関する考察を行ってみたい。おそらく、あなたを含めて大半の日本人は、英語の発音を苦手に思っているはずだ。中学校の時に授業で習いはしたものの、ろくに喋れるわけでもなく、ましてやネイティブの聞き...
オピニオン

どの世界にも置換屋はいる

今回は連続投稿となるのだが、ご容赦頂きたい。ネットでニュースを漁っていると、こんなことが起こっていたようだった。台北/桃園発のバニラエア機、誤って乗客をバスで国内線到着口に案内 一部搭乗客は入国審査通らず入国こんな話は聞いたことがないし、そ...
明細書

セミオープンエンド形式にご用心

前回の記事では、特許明細書の独立請求項におけるオープンエンドとクローズドエンドの違いについて見てみた。実は、この記事内では「大別して2通り」と書いたのだが、あなたはお気づきになっただろうか。「大別」というからには、これら2つ以外にも形式が存...
明細書

オープンエンド請求項とクローズドエンド請求項

今回は、特許請求の範囲で用いられる二つの表現を比較してみたい。一般的に、独立請求項は以下のような構造を有する。AAA, comprising(a) aaa(b) bbband(c) ccc.「AAA」が大元となる「物」又は「方法」となり、「...
明細書

特許明細書における階層概念を正しく理解するには

以前に執筆した、2つの記事・特許明細書における「及び」と「並びに」の使い分け・特許明細書における「又は」と「若しくは」の使い分けにおいて、「明細書の内容を正しく理解する際に、物事を正しくには概念を正しく階層化することが必要」と書いた。これら...
オピニオン

若者間格差が拡大?

今朝の新聞を読んでいると、「就職活動の内定先から親に確認の連絡がいく」ようなことを書いている記事があり、飲みかけのコーヒーをこぼしそうになった。なんでも、「内定理由を親に伝えて納得してもらう」のが目的のようで、「親に確認」という意味から「オ...
学会

高分子学会・年次大会の参加費を振り込みに行ってきた

去年の今頃の時期から、高分子学会の正会員に所属している。年会費は9,200円で、所属すると毎月始めに学会誌(「高分子」)が届くのと、各種案内(研究会、勉強会等のイベント)が登録したメールに送られてくる。この学会の年次大会が毎年5月にあるのだ...
明細書

特許明細書における「又は」と「若しくは」の使い分け

前回の記事では、法律用語としての「及び」と「並びに」の使い分けについて見てみた。今回はそれに対応して、「又は」と「若しくは」の使い分けについて見てみよう。これらの接続詞も、日常(口語)ではあまり使わず、「お堅い」雰囲気が出ているのは間違いな...
明細書

特許明細書における「及び」と「並びに」の使い分け

今回は、特許明細書で頻繁に出てくる「及び」と「並びに」についてまとめてみる。普段の生活では、このような「硬い」言葉は口語では使わず、「と」や「や」といった言葉で済ましてしまう。あるいは、「及び」や「並びに」を使うことはあるが、これらの言葉に...