英語の冠詞を学ぶなら「例文詳解 技術英語の冠詞入門」が良い

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英語の冠詞については、数年前から何冊か本を買って、仕事の報酬も定期的に突っ込んで新しい本を買うこともあったのですが(日英翻訳を受ける割合は10%もないので、その仕事を請けたときに投資)、何冊か読んでみて一番分かりやすかったのは、この「例文詳解 技術英語の冠詞入門」でした。

 

章立てとしては、

・第1章-不定/定/無冠詞の使い分け(規則用法)

・第2章-不規用法

・第3章-日本人がやりがちなミスの解説

となっていて、第1章から順に読んでいけば、一通りの概念の理解と、正しい使い方を理解できるんではないか、と思いました。

 

私の場合、受験英語などで英語を沢山読む時期があって、そのときにまず感覚的に理解したものを、こういう本を通して、裏付けを知りながら理解する、という順序で使っているのですが、そういう場合でも、解説や例文が分かりやすくて、読み進めるのに抵抗が少ない本、という印象を持ちました。

 

 

ところで、冠詞の解説というと、「科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現」シリーズの第2編が、まさに冠詞用法になっていて、この本を手に取る方も多いんじゃないかと思います。

 

この本も数年前に買っていて、最近合わせて読んだのですが、正直「読みづらい」という感想ですね。

 

理由は、この本では冠詞を区別するための概念として「可同定性」と「可算性」という2つの概念を使っているんですが、この概念の説明を日本語ですると、どうしても回りくどくなっているというか、「日本語にない概念を日本人に説明するために、あれもこれも日本語で説明を付け加えて、余計に分かりづらくしている」印象を受けてしまうんですよね。「まあ、言ってることは分からなくはないけど、もうちょっと分かりやすく説明できない?」と、思ってしまうというか。

 

加えて説明すると、この「科学論文の~」では、用いられている例文は科学(特に物理系?)の文章が大半で、そもそもそこに書かれている概念や用語を理解していないと、そこに更に「この単語に付く冠詞がこうだと、こういうニュアンスを持つ」ということまで、イメージし辛かったんですよね。

 

更に加えると、こういう「感覚的なものを言葉で延々と解説する」というのが、どうもアカデミックよりの雰囲気が出てしまっているというか、「翻訳や英文ライティングのために勉強する」という方にとっては、回りくどすぎるスタイルになってしまっているのではないかと感じました。知的好奇心を刺激する、学術的な意味合いでの面白さを、この「科学論文の英語百科」は備えているんですけれど、実際に仕事で使うときに参考になるのか、と言われれば、ちょっと違うのかな、と。

 

というわけで、私がまずオススメする、冠詞関係の書籍は「例文詳解 技術英語の冠詞活用入門」ですね。

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