講談社「休み時間の●●」シリーズが良著である

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もともと生物系の話には疎い、というよりも苦手意識を持っていた自分ですが、
仕事でどうしてもバイオ・メディカル系の
特許明細書を翻訳する必要があって、

 

仕事の度に、免疫学とか生理学とか細胞生物学とか
専門書の、いわゆる「誰々○○学」
みたいな、分厚くて1万円を超える書籍を
次々と購入しては、かいつまんで読んできました。

が、もともと高校で生物を勉強していたわけでもなく、
基本的に押さえられていない内容も多くて、
専門書だけを読んでいても挫折することがありました。

まあ、専門書は僕にとっては、
通読するよりも、仕事に応じて
関係するチャプターを一通り読むための書籍でもあるのですが。

が、やっぱり専門書って、
書かれている内容が細かすぎますし
特許翻訳の仕事に関係ないものも多いです。

かといって、こちらも数年前に購入した
高校の授業用の入門書だと、内容が少なすぎで。

そもそも、抗体とか免疫とか、
そういう話って高校の基本的な授業では出てこないようなんですね。

つまり、

専門書←●→入門書

この「●」に入る本を、
これまで読んだことがほとんどありませんでした。
(講談社の「ブルーバックス」はこれにあたると思いますが、
やや「読み物」としての毛色が強い)

が、まさに今日なんですが
Amazonをザッピングしていたら、見つけたんです。
とっておきの本を。

それがこちら。

 

休み時間の薬理学 第2版 (休み時間シリーズ)

休み時間の免疫学 第3版 (休み時間シリーズ)

新品価格
¥2,160から
(2018/3/14 11:03時点)

なんでも、医学系の学生や医療関係者に
休憩時間などで「サクッと」読んでもらえるように
作られた本なんだそうです。

とりあえずこの2冊を買って
一通り読み進めているのですが(Kindle版で)

よく内容がまとまっていて、まさに良書というか
必読書ですね、このシリーズは。

1つのテーマで見開き数ページで完結していますし
簡略化した図やイラストも豊富に使われていて、
翻訳の仕事に必要な図解としてはちょうどです。

(専門書は、図解が細かすぎなんですよね)

免疫学のほうは、
免疫の役割や抗体の種類、防御反応(とその登場人物)など

専門書だと細かく書かれすぎていて
企業HPだとすこし内容が薄いかな…?

と思われるコンテンツを、絶妙の分量で収めています。

ちなみに、「休み時間の」とありますが、
もともと専門職や医学部生でもなければ
「休み時間に軽く」読める本ではないですね、これは(笑)

でも、専門書は難しすぎて抵抗があって、
かといって無料で調べられる情報だけだとちょっと不安、
という方には、まとまって勉強できるシリーズです。

もしこのメルマガでビビッと来た方は、
是非手に取ってみて下さい。

書籍版とKindle版がありますが、
Kindle版を読む場合は、iPadなどの
大型タブレットにアプリを入れて読まれることを
オススメします。

(paperwhiteは文字が小さくて、
拡大縮小ができないので不便です)

ちなみに、このシリーズのラインナップは以下の通り。

休み時間の微生物学 第2版 (休み時間シリーズ)

新品価格
¥2,376から
(2018/3/14 11:04時点)

休み時間の解剖生理学 (休み時間シリーズ)

新品価格
¥2,376から
(2018/3/14 11:04時点)

休み時間の生化学 (休み時間シリーズ)

新品価格
¥2,376から
(2018/3/14 11:04時点)

休み時間の薬物治療学 (休み時間シリーズ)

新品価格
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(2018/3/14 11:05時点)

休み時間の生物学 (休み時間シリーズ)

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¥2,376から
(2018/3/14 11:05時点)

休み時間の物理化学 (休み時間シリーズ)

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¥17,039から
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