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医学統計学の基礎知識まとめ

数学・統計学

検査の指標

 

疾患有 疾患無
検査陽性 a b a+b
検査陰性 c d c+d
a+c b+d N

 

・有病率:全体のうち、疾患有の割合

(a+c)/N

 

・感度:疾患有のうち、検査陽性の割合(真陽性)  a/a+c

 

・特異度:疾患無のうち、検査陰性の割合(真陰性)  d/b+d

 

・高感度検査:疾患有の群の中で、検査陽性をきちんと判定できる検査(除外診断)

 

・高特異度検査:疾患無の群の中で、検査陰性をきちんと判定できる検査(確定診断)

 

・偽陽性:疾患無のうち、検査陽性の割合  b/b+d

 

・偽陰性:疾患無のうち、検査陰性の割合  c/a+c

 

・陽性的中(適中)率(度)(PPV):検査陽性のうち、疾患有の割合  a/a+b

 

・陰性的中(適中)率(度)(NPV):検査陰性のうち、疾患有の割合  d/c+d

 

・陽性尤度(ゆうど)比(LR+):真陽性の割合/偽陽性の割合=(a/a+c)/(b/b+d)

 

即ち、LR+=感度/1-特異度(検査陽性の群で、疾患の有無を何倍識別できるか)

 

・陰性尤度比(LR-):偽陰性の割合/真陰性の割合=(c/a+c)/(d/b+d)

 

すなわち、LR-=1-感度/特異度(検査陰性の軍で、疾患の有無を何倍識別できるか、見逃し具合を推定できる)

 

 

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