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交通

【地味に有用】「ひかり535号」をバリ得こだまで利用して、お得に大阪~広島を移動する

2023/03/20

ひかり535号は、名古屋を7時37分に出発して、広島に10時32分に到着する、東海道新幹線と山陽新幹線を直通する、名古屋始発の変則的なひかり号の1つです。

 

このひかり535号は、運転区間もさることながら、停車駅・通過駅の割り当ても変則的で、始発の名古屋から途中の岡山まで、8駅連続で停車をし、岡山を出ると途中福山だけに停車をして広島に到着する、いわゆる「ひだま(「ひかり」と「こだま」をくっつけたようなもの)」と呼ばれる運用となっています。

 

名古屋と岡山・広島であれば、のぞみを使えば1時間半~2時間10分ほどで移動できてしまうことから、このひかり535号は存在そのものがほぼ知られていないのですが、実は、新大阪や新神戸から、福山・広島間を移動するのであれば、のぞみ、みずほ、さくらを使うよりもお得に利用できてしまう、隠れたヒーロー的存在の列車なのです。

目次

「バリ得こだま・ひかり」を利用すれば、新大阪~広島が7000円

その「お得な方法」とは、新大阪~博多間の山陽新幹線内で使える、バリ得こだま・ひかりという、日本旅行の旅行商品です。

 

基本的には各駅停車のこだま号を利用することになりますが、今回紹介するひかり535号など、一部のひかり号も利用対象となっており、新大阪~広島を移動する場合、普通に指定席を買うと1万円強するのが、7000円(2023年4月以降は7100円)で利用できてしまうのです。

 

バリ得こだま・ひかりについては、以下の記事で詳しく解説しています。

 

【圧倒的に格安】バリ得こだま・ひかりを使って山陽新幹線をお得に移動する方法

 

山陽新幹線内での、ひかり535号のダイヤ

ひかり535号は、新大阪を8時44分に出発し、新神戸を8時58分に、西明石を9時10分に、姫路を9時24分に出発して、岡山に9時51分に、福山に10時8分に、そして広島には10時32分に到着します。

 

バリ得こだま・ひかりを利用する場合、出発駅は新大阪~姫路、到着駅は岡山、福山、広島となります)

 

新大阪から岡山までは各駅停車であるが故に1時間以上かかってしまいますが、岡山から広島までは40分ほどで移動し、新大阪から広島までの所要時間は1時間48分。

 

通常ののぞみ、みずほ、さくら号であれば、停車駅の違いにもよりますが、新大阪~広島を最短で1時間30分程度で、こだま号であれば各駅停車で何度も通過待ちをするために、新大阪~広島を2時間30~40分ほどかけて移動するのですが、これらと比較すると、駅を通過するひかり号で、のぞみ号などより20分所要時間が長いだけで、7000円で大阪と広島を移動できるのであれば、利用しない手はないと言えるほどお得な列車と言えるでしょう。

 

また、運転される時間帯も絶妙で、関西の出発が早すぎることもなく、広島にも午前中のいい時間に到着して、ホテルに荷物を置いてから昼食を済ませて、ゆっくりと観光ができるスケジュールを立てることができるダイヤ設定になっています。

 

私も実際に、このひかり535号に新大阪から広島まで乗車してみました。

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ひかり535号乗車のようす

ひかり号は、一部の列車を除いて、指定席は6、7、11~16号車となっています。バリ得こだま・ひかりの場合も、普通のきっぷと同じように事前に座席指定ができるのですが、私は13号車の3列席の窓側にしました。

 

きっぷの予約をしたのが乗車の1週間前でしたが、その時点で座席指定の図を見たときは、ほぼガラガラ。2列席はまずまず埋まってるけれど、3列席はガラガラの状態で、回りに気兼ねなく座席を指定することができました。

 

 

これが、新大阪乗車時の13号車のようす。当日私が乗った号車は、インバウンドの利用者が半分ほど占めていましたが、これはおそらく、ジャパンレールパスで名古屋か京都から広島に向かう人たちでしょう。

 

実際に乗ってみて気づきましたが、ジャパンレールパスはのぞみとみずほには乗れないため、こだま、ひかり、さくらを利用するしかないわけですが、日中のこれらの列車は大半が新大阪で系統分離しており、あっても岡山行きひかりしかないので、実は東京、名古屋、京都から福山や広島に行くのは、思った以上に選択肢が少ないのかもしれません。

 

また、これより末端側の号車(14号車~)は、チラッと見ただけですがさらにガラガラでした。16両編成だと、エレベーター・エスカレーターまで遠い号車をわざわざ利用することもないでしょうから、皆さんより中央寄りの号車で座席指定をするのでしょうか。

 

逆に言えば、14、15、16号車を利用すれば、回りに誰もいなくて、2×3列シートでも快適に自分の空間を確保できるということでもありますね。

地味にうれしい窓側コンセント

また、このひかり535号で嬉しいのは、N700系の16両編成が充当されているために、窓側の座席にコンセントが付いていることでした。

 

バリ得こだま・ひかりの場合、ほとんどの列車は500系か700系7000番台(レールスター)のため、車内にコンセントはないか、最も端の座席だけに付いている、という仕様です。N700系7000番台のみずほ、さくらを使えば、窓側の席にコンセントがあるのが当たり前ですが、バリ得こだま・ひかりに限って言うと、そのような列車が珍しいことから、このひかり535号は車内で充電を済ませられるという点でも、お得な列車と言えるでしょう。

 

 

旅のお供は、セブンイレブンで買ったお菓子類

バリ得こだま・ひかりを予約すると、「ぽちっとギフト」という、セブンイレブンで取り扱っているお菓子またはドリンクが1つ無料になる引換券が付いてきます。

 

今回はガルボを選んで、コーヒーとセブンPBバームクーヘンと合わせて購入しました。

 

朝食を済ませた後で、午前中のおやつと言うには少し早い&量が多いので、広島に着く前になんとか食べ終えることになってしまいましたが、こういうサービスも付いて7000円で利用できるのは、思った以上にお得なものです。

 

結局、このひかり535号は、姫路と相生で1本ずつ通過待ちをした以外は列車に追い抜かされず、広島に着きました。

まとめ

バリ得こだま・ひかりというと、どうしてもこだまの本数が多く、そちらを選びがちになってしまうのですが、今回紹介したひかり535号など、ニッチな運用をしているひかり号を利用することで、時間もお金も節約して移動することが可能となります。

 

普通にきっぷを買うよりも3000円以上安くなる(新大阪~広島間)このきっぷを、使わない手はないと思いませんか?

 

<合わせて読みたい>

バリ得こだま・ひかりを一番お得に使える区間と列車は、こちらの記事で紹介しています。

【孤高の存在】山陽新幹線の即達ひかり531号・592号(旧594号)のグリーン車で関西~九州を移動する

バリ得こだま・ひかりを使う方が断然お得な区間と列車は、こちらで紹介しています。

【徹底検証】バリ得こだま・ひかりで乗り得の列車・区間3傑はこれだ!

 

もし、時間の関係でどうしてものぞみ、みずほ、さくらを利用する必要があるときは、バリ得ではなくて普通のパッケージツアーを利用するほうが安くなる場合もあります。詳しくはこちらの記事で。

【大阪~広島】日本旅行のパックツアーの申込み方

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