「被害者の会」なんて立ち上げてしまうと、もっと深みにはまってしまうかも

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今業界で話題になっているテーマに便乗してしまっている感じがありますが…。

 

メンタリストDaiGoさんの「限りなく黒に近いグレーな心理術」という本を読んでいるんですが、面白い内容が沢山書かれていますよ。

 

感染理論とは、簡単にまとめると、人は自分に似た人の考え方、生活習慣に影響されやすいというものです。

 

カジノで、大勝ちしている人がいると自分もつられてベット額が増える、というのもこの理論で説明できるらしいです(ちなみに僕は、ブラックジャックしかカジノではしませんが、勝っている人が他にいるときは運がそっちに注がれているのでプレイせず、前のプレーヤーが負けて退散した後に、「これだけディーラーが儲けたから、おこぼれをもらえるだろう」と考えてちょっとプレイする人間です)。

 

まあ、カジノの話はここではどうでもいいんですが。この続きに

 

詐欺師にダマされている人同士が出会い、つながりあうことでますます深みにハマってしまうケースがあるように、ダメな恋の罠にかかった人同士が励まし合うことで、結果的に苦しい恋愛を長続きさせてしまうこともあるのです。

 

この本で「感染理論」を説明するために用いられているシーン(小話)は、女性二人のダメ男との恋愛による傷の舐め合い、というものなのでこういう表現になっていますが、「感染理論」に従うと、詐欺に遭った人たちが集まって「被害者の会」を立ち上げると、そこで更に愚痴の言い合いをして、同じような人どうしで感染しあってドツボにはまってしまう、ということがあるようです。

 

この本では、様々な日常シーンで巧みに用いられている心理学の法則、理論や戦術が、「あるある」の小話に乗って解説されているので、こういう本を通して一人で勉強するほうがいいかもしれませんね。

もちろん、この本を読んだだけで、そういうグレーな方法を全て見抜けるようになるわけではない、というのもまた当たり前ですが。

 

僕が基本的に人とつるまずにやっているのは、こういう「感染」をできるだけ避けたいから、というのもあるんですよね。誰かから学ぶ、というときは基本的にサシにしますし、仕事プライベート関係なく、付き合う人は絞っています。

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