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【バリ得こだま】関西~広島間で乗れるお得列車は?

2023/01/16

バリ得こだま・ひかりは、日本旅行が発売している、山陽新幹線版「ぷらっとこだま」とでも言うような旅行商品ですが、山陽新幹線内は「こだま」も「ひかり」も、運用が変則的だったり運転本数が少なかったりして、ぷらっとこだまほど利用勝手が言いとは、必ずしも言えません。

 

このブログでは今まで、バリ得こだま・ひかりの詳しい説明をしたり、バリ得こだま・ひかりで利用するのがオススメの列車を紹介したりしてきましたが、今回は、特に需要の多い、関西圏と広島駅との移動に使えるオススメの列車を紹介します。

 

関西と広島の移動は、関西発広島行きがダントツで便利

九州新幹線の開業以来、関西圏~岡山~広島~北九州・博多の移動は、ひかり(レールスター)からみずほ・さくらに変わってしまい、それと共に、山陽新幹線内を走る「ひかり」号は激変。

 

そのため、関西圏と広島の移動も、基本的にはみずほ・さくらを使う方が本数が多く便利なのですが、バリ得こだま・ひかりでは当然ながらこれらの列車は使えず、利用できるのは「ひかり」と「こだま」の2種類のみです。

 

また、各駅停車のこだまを利用する場合、全ての駅に停車して、「のぞみ」「みずほ」「さくら」の追い抜きを何度も食らうため、新大阪~広島間を、2時間半~3時間ほどかけて移動することになってしまい、スケジュールに余裕がないと、なかなか使うことができません。

 

加えて、新大阪と岡山以西を結ぶこだま号は、日中は全く走らないため、

・午前中の列車に乗るか、

・夕方以降の列車に乗るか

という選択肢しかないのも事実。

 

ここまで選択肢が限られるのであれば、バリ得こだま・ひかりで7000円を払うより、普通に切符を買って、1万円ほどで、こだまの半分の1.5時間で移動できる「のぞみ」などを利用するほうが便利、と考える方もおられるかもしれません。

 

一方で、関西から広島を目指す場合限定ですが、2本だけ「バリ得こだま・ひかりで乗れるお得なひかり号」が存在します。その2列車とは一体、どんな列車なのでしょうか。

①朝8時過ぎに新大阪を出発し、10時前に広島に着くひかり533号

1本目は、朝8時14分に新大阪駅を出発して、終点の広島駅に9時54分に到着するひかり533号です。

 

この列車は、始発が新横浜6時の列車で、東海道線内で一度ものぞみに抜かされず新横浜・静岡からの乗客にとっては、新神戸までの一番列車としても機能している地味に有名な列車。

 

山陽新幹線に入ると、新大阪から新神戸、西明石、姫路、岡山、福山と停車して広島が終点となるのですが、途中の西明石で後続ののぞみ79号(品川発6時の一番列車)に抜かされるまでは、一度ものぞみに抜かされない優れものの列車です。

 

このひかり533号は、停車駅もほぼ「さくら」と同じ(西明石駅に余分に停車するだけ)で、新大阪~広島間は1時間40分と、さくら号とほぼ同じスピードで駆け抜けることができる速達型となっているのも特徴で、広島に10時前に着くのも絶妙な時間設定になっているのがいいですよね。

 

使用される車両はN700系16連で、バリ得こだま・ひかりを使う場合、利用できるのは2×3列の普通車指定席だけですが、比較的利用者の少ない区間ですから、3列シートが埋まることはほぼありません。

見方を変えれば、大半の方が「みずほ」「さくら」の2×2列シートを好んで使う区間なので、敢えてこれを利用することで、それらの列車よりも安く、隣の席との干渉も少なく、しかもこれらの列車とほぼ同じ所要時間で関西と広島を移動できるのは、非常に貴重と言えるでしょう。

 

※加えて、みずほやさくらが止まらない西明石にも止まるので、西明石周辺に住んでいる方にとっても利用しやすい列車となっています。

②新大阪を8時44分に出発して10時30分頃に広島に到着する「ひかり535号」

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続いては、ひかり533号の40分後、8時44分に新大阪駅を出発して、広島駅(終点)には10時32分に到着するひかり535号

 

こちらの列車は、始発の名古屋駅を7時37分に出発し、岡山駅まで9駅連続で各駅に停車した後、福山、広島と停車する、これまた少し変わったひかり号です(相生駅にも停車しますが、バリ得こだま・ひかりでは、この駅出発での購入はできません。始発駅は新大阪~姫路のどれかの駅限定です)。

 

こちらも、N700系16連での運転となっているのですが、所要時間はひかり533号より若干長い1時間48分。また、新大阪出発が9時前で、広島に着くのも10時30分と、広島宿泊の場合には、早すぎず遅すぎず絶妙な時間帯となっているのも嬉しいですね。

 

このひかり535号も、バリ得こだま・ひかりで使えるのは普通車指定席のみですが、533号と同じように、列車の存在自体が知られていない可能性が高く、混雑を避けて悠々と広島まで7000円(新大阪発の場合)で行けるのは、まさに裏技といっても差し支えないのではないでしょうか。

 

バリ得こだま・ひかりでは、おまけとしてセブンイレブンで引き換えられるお菓子のクーポンが付いてくるので、それを口にしながら午前中のひとときを新幹線で過ごせるのも魅力ですよね。

 

※お菓子のクーポン(ポチッとギフト)の詳細と、バリ得こだま・ひかりのページで「関西発広島行き」の切符の申込みをする方法は、こちらの記事で詳しく説明しています。

 

【圧倒的に格安】バリ得こだま・ひかりを使って山陽新幹線をお得に移動する方法

 

難点なのは、逆方向で利便性の良い列車がないこと

さて、関西から広島には、「さくら」とほぼ変わらない所要時間のひかり533号と535号を利用する選択肢があることが分かりましたが、残念なことに、逆方向の、広島から関西には、このような列車が1本も運転されていません。

 

厳密に言うと、博多を21時前に出発する「ひかり594号」は運転されているのですが、この列車だと広島発が21時59分で、新大阪に到着するのが23時30分頃で、広島在住の方にとっては利便性の高い列車とは言えません(関西の人にとっては、広島日帰り旅行や、1泊2日の滞在の最終便として、バリ得こだま・ひかりで利用することはできますが)。

 

一応、広島駅を7時42分に出発して、大阪に10時12分に着く「ひかり592号」(※2022年12月現在、2本だけ残っている「ひかりレールスター」のうちの1本)はありますが、所要時間は2時間半で、朝7時台の出発というのが、どうしても下りの「ひかり533/535号」と比べると見劣りしてしまいます。

 

この「ひかり592号」の後には、広島8時17分発、新大阪11時12分着の「こだま838号」が、午前中に出発する唯一の、バリ得こだま・ひかりで利用できるこだま号となりますが、これは3時間弱の所要時間となってしまうので、これであれば、普通に乗車券を買うか、あるいは新幹線とホテルの付いたツアーを利用するほうが安上がりになり、時間も節約できる可能性が高いです。

 

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関西~広島間は、「バリ得こだま」ではなく、普通のホテル付きツアーを利用するのも十分あり

以上で見てきたように、関西~広島間は、バリ得こだま・ひかりで利用するには、お得な列車がなかなか存在しません。

 

正直に言うと、関西と広島を新幹線で移動するのであれば、無理にバリ得こだま・ひかりを使うことにこだわらず、日本旅行の「JR・宿泊セットプラン」や、JTBの新幹線・宿泊セットツアーを利用するほうが、予約の手間が省かれて、追加料金を払えば「のぞみ」「みずほ」「さくら」に乗れるので、お得で便利です。

 

まとめ

今回は、バリ得こだま・ひかりを使う場合に、関西と広島をお得に移動できる列車を紹介しました。ひかり533号も、535号も共に、関西から広島に向かう列車なので、その逆方向で、同じように速達列車を利用するのは難しいのですが、スケジュールや予算を考えて、利用できそうな列車であれば是非使ってみて下さい。

 

また、関西と広島の移動の場合、バリ得こだま・ひかりに無理にこだわらず、新幹線とホテルがセットになったツアーを利用するほうが、結果的に便利で安上がりになる場合もあるので、一括で予約ができるそちらを利用するのもおおいにアリです。

 

広島でホテルに泊まるなら、個人的にこのホテルアクティブ!広島がオススメです。

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なお、大阪~広島の場合、バリ得こだま・ひかりではなく、同じ日本旅行のパックツアーを申し込んだほうが便利で安い場合があります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

【大阪~広島】日本旅行のパックツアーの申込み方

 

<バリ得こだま・ひかりに関する他の記事はこちら>

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