山陽新幹線に乗るなら利用したい列車と座席はこれ!
2019/03/05
山陽新幹線は、のぞみ・ひかり・こだまが規則的に走る東海道新幹線と違い、走る列車の種類のバラエティが富み、ダイヤや車両も列車毎にバラツキのある路線です。
今回は、そんな山陽新幹線を利用する時に知っておきたい、「乗り得列車(車両)」を3つまとめました。
①N700系「みずほ」「さくら」の普通車指定席
東海道山陽新幹線の普通車指定席は、富士山側が2列、太平洋側が3列の5列シート…というのが一般的な配置ですが、新大阪~鹿児島中央を走る「みずほ」「さくら」の普通車指定席車両は、上の写真のように、2列×2列シートのゆったりとした間隔となっています。
みずほ・さくらのグリーン車ももちろん2列×2列シートなのですが、指定席車両との違いは
・シートピッチが広い
・フットレスト(レッグレスト)がある
・全席にコンセントが付いている(普通車指定席は窓側座席のみ)
・室内の色調(グリーン車は落ち着いていて、普通車は明るめ)
くらいです。
ですので、グリーン車と普通車指定席との違いはそこまでなく、窓側座席を確保してコンセントを使えれば、わざわざグリーン車を使わなくても、指定席で十二分に快適な移動をすることができます。
なお、みずほ・さくらに使われる車両(N700系7000番代)は、一部の「こだま」でも使われていて、その場合も指定席として利用することができます。こだま号でコンセントが使えるのは、このみずほ・さくら用車両だけなので、利用する機会があれば上手く活用してみたいものです。
座席を間近で見た時の様子はこんな感じです。
②500系「こだま」普通車指定席の6号車
かつては「500系のぞみ」として、東京~博多間を最速300kmで走っていたこの車両も、今は8両編成と短くなって、新大阪~博多間の「こだま」として運用されています。
この500系新幹線には自由席と指定席しかなく、指定席車両は全て2列×2列シートの配置なのですが、6号車は元々グリーン車の車両が使われていて、シートピッチが広くなっています。
こんな風に、真ん中に通路があって、車端の扉も真ん中に付いています。
これ以外の、4号車、5号車、7号車、8号車は、元々普通指定席の座席だったので、座席は変更されていますが、車端の扉が中央から少しズレています。
ぱっと見はグリーン車座席との違いが分かりませんが、座席のクオリティも微妙に違うので、同じ金額で利用できるのであれば、6号車の座席を指定してみたいものです。
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③700系「レールスター」5~8号車の1A~1D席
700系のうち、かつて「ひかりレールスター」として使われていた車両には、指定席車両の先端座席にコンセントが1つずつ付いています。
この車両は、一部のひかり(ひかりレールスター)と一部のこだまで使われるだけですが、N700系とは違って、コンセントが付いている座席が非常に限られています。
もしレールスター車両の列車を使う場合は、コンセントの付いている座席を指定しておくほうが便利です。
コンセントが付いている座席は、以下のJR西日本のサイトでも紹介されています。
まとめ
今回は、山陽新幹線の乗り得列車(座席)を3つピックアップしました。列車のダイヤや運用が不規則な山陽新幹線ですが、コツを押さえれば同じ金額でもより快適な移動をすることができます。
これから山陽新幹線に乗る機会のある方は、是非参考にして下さい。
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