秘境駅の小幌駅！時刻表や旅行時の注意点は？

日本一の秘境駅として知られている、室蘭本線の小幌駅。かつて秘境駅ブームの際に一躍有名になったこの駅ですが、現在は1年ごとに地元の自治体が廃止か存続かを決めるようになっていて、予算や維持費の都合によっては、2018年中に廃止になってしまうかもしれません。

今回は、そんな小幌駅へのアクセスや時刻表、旅行時の注意点についてまとめました。

小幌駅に止まる列車は1日で6本だけ！

小幌駅の時刻表は、2017年8月現在で以下のようになっています。

洞爺・東室蘭方面（下り）

15時44分

19時46分

長万部・函館方面（上り）

8時38分

15時13分

17時39分

20時04分

たったこれだけで、上下線で停車する列車の数が違うのが少しネックですね。午前中に至っては、長万部方面の1本しかありません。

本数がこれだけ少ないので、訪問の際はスケジュールを綿密に練らないといけません。小幌駅周辺には周辺道路に繋がっている道もほとんどなく、マムシが出ることもあるので野宿をするのも危険です。

オススメは、室蘭方面から15時13分に到着して30分ほど滞在し、15時44分に再度室蘭方面に戻る、というものか、室蘭方面から15時13分に到着して、次の19時46分で長万部方面に抜けるか、あるいは長万部方面から15時44分に到着して、再度長万部方面に19時46分の列車で戻るか、のっどれかです。

室蘭方面から17時39分に到着して、19時あるいは20時台の列車で移動するのは、この時間だと太陽も傾いて、時期によっては日没になってしまうのであまりオススメできません。

オススメの小幌駅への行き方

小幌駅は、主に青春18きっぷを利用してのアクセスになると思いますが、案外近くの駅までレンタカーを使って、そこから小幌駅まで列車で行くのも可能です。

それは、小幌駅の2つ東側（札幌側）の大岸駅まで車を利用して、そこから2駅だけ列車を利用するという方法です。

札幌方面から小幌駅まで列車で行く場合、拠点となる東室蘭駅と小幌駅との移動だけでも1時間以上かかってしまいます。北海道の普通列車は本数が少ないので、車が運転できるのであれば、レンタカーを使って大岸駅まで来るまでアクセスするのも便利ですよ。

なお、小幌駅～大岸駅は約10分の移動時間です。

まとめ

いかがでしたか。今回は北海道にある日本一の秘境駅、小幌駅の時刻表やアクセス方法についてまとめました。実際に訪れる際は注意点も合わせて熟読して滞在するようにして下さい。

通過列車には十分注意を

小幌駅は当然ながら無人駅ですが、上下線のホームを移動するための踏切があり、特急列車が通過する際は警報器が鳴り響いて遮断機が閉まり、アナウンスも流れます。

秘境駅ではありますが、列車通過の際の写真撮影には十分に気をつけて下さい。また、ホームで三脚を使った列車撮影や、ホームから身を乗り出しての撮影は危険すぎるので禁止になっています。

小幌駅に行く場合は非常食も忘れずに！

小幌駅で数時間の滞在をするのであれば、万が一の際の食料と飲物は持って行くようにしましょう。列車の乗り遅れは、場合によっては駅で一晩過ごさないといけなくなるので厳禁です。

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