【大阪~広島】日本旅行のパックツアーの申込み方
2023/03/14
以前に、バリ得こだま・ひかりを使った大阪(関西)~広島の移動についてまとめましたが、基本的には各停のこだま号を使っての移動になるため、移動時間がとてもかかってしまうことがネックでした。
そこで今回は、バリ得こだま・ひかりよりも速く移動できて、新幹線とホテルがセットになった、日本旅行のパックツアーの申込み方をまとめます。
「新幹線はのぞみとかで速く移動して、広島での観光を楽しみたい!」という方は、今回紹介する方法で予約をするほうが滞在時間が長くなり、有意義に旅行ができるので、ぜひ試してみていただきたいと思います。
目次
利用するのは日本旅行のパックツアー
バリ得こだま・ひかりは、新幹線(主にこだま)を格安で利用することができる専用パック旅行でしたが、今回紹介する日本旅行のパックツアーは、往復の新幹線とホテルがセットになっています。
申込むためにはまず、日本旅行のサイト(上のリンクか、下のバナー)に飛びます。
トップページの左上に、日本地図と日程が表示されているので、ここから操作を進めていきます。
なお、新幹線とホテルが合わさったツアーを申し込むためには、タブが「JR+宿泊」になっていることを確認して下さい。
ここでまずは、出発地と目的地、出発日、人数、その他の条件(食事の有無など)を選択します。
今回は、関西から広島に行くツアーに申し込みたいので、出発地を「関西」、人数は1人で行くと仮定して「1人」、目的地を「中国→広島→広島・宮島」、食事は「指定なし」にして絞ります。
出発日は、2022年の1月28日(土)にして、週末の1泊旅行にしてみました。
※上の画像では、目的地を「全国」のままにしているので、検索後の画面で絞っていきます。
↑の画像だと、「目的地」が空欄になってしまっていて、全国の地図が表示されています。
ここから、中国→広島→広島・宮島まで絞りました。
(もちろん、呉に行きたい場合などは、広島→福山・尾道・呉・鞆の浦と絞っていきます)
ここまで絞ってから検索をすると、ツアーで利用できるホテルが一覧で表示されます。
今回は、「人気順」で表示するように設定しているので、広島駅からすぐの所にあるホテルグランヴィア広島が最初に表示されました。
今回は、このホテルで申し込んでみることにします。
※なお、「できるだけ安いホテルに泊まりたい!」「グレードの高いホテルに泊まりたい!」という方は、以下の写真のように、並び替えをしましょう。
ホテルを選択すると、次はホテルの中で色んなプランが表示されます。
ここでも、「人気順」で表示されるようにして、一番上に出てきたプランで予約をすることにしました。
「全国旅行支援対象」と表示されているものは、申込みの際に所定の割引が適用されますよ!
申込みの進め方
ホテルを選んだら、列車の選択や申し込む人の情報の入力に進んでいきます。
まずは日程選択。今回は週末の1泊2日なので、ここはイジらなくて大丈夫です。
次に、列車の選択に進むのですが、ここで2つのチョイスがあります。1つ目は、「限定列車」という括りのもので、のぞみ、ひかり、こだまのうち、特定の列車だけを選ぶことができます。こちらのほうが安上がりになるので、こだわりがない方はこちらを選択しましょう。
もう1つの、限定列車ではないほうは、追加料金を払って「みずほ」「さくら」に乗ることができるもので、のぞみも、選択肢が多くなります。
「みずほ」「さくら」の良さは、なんといっても普通車指定席でも2列×2列シート(東海道新幹線のグリーン車のような座席)になっていて、ゆったりと過ごせることですが、山陽新幹線だと、のぞみの2列×3列シートでも混雑していないので、2列席の窓側がほぼ確実に確保できることや、新大阪~広島の所要時間が1時間30分もかからないことから、わざわざ「みずほ」「さくら」に乗らなくてもいいかもしれません。
(加えて、みずほ・さくらは本数が少ないので、選択肢が自然と少なくなります)
※座席の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
山陽新幹線に乗るなら利用したい列車と座席はこれ!
今回は、「限定列車」でのぞみを利用してみることにしました。
次は、人数の入力に移ります。今回は1室・男性1人での利用なので、「部屋数」は1のままで、「大人」の「男性」のところを「1」に増やして次に進みます。
ここまで進んだら、次は列車の選択に移ります。「往路選択へ進む」をクリックします。
まずは、出発駅を選びます。「京都」「新大阪」「新神戸」「西明石」「姫路」から選べますが、このうち、京都を選ぶと、京都から新大阪までは東海道線の新快速などを利用しないといけない(東海道新幹線は使えない)ので、その点は注意しましょう。
今回は新大阪から乗ります。
次は、列車の選択です。
こだまだと追加料金はかかりませんが、「ひかり」「のぞみ」だと片道1300円の追加料金が発生します。往復で2600円ですが、こだまを使うよりも1時間以上時間の節約になるので、現地滞在時間を長くしたいかたは、迷わず「ひかり」「のぞみ」を選んで下さい。
※なお、こだまを利用するのであれば、冒頭で説明したバリ得こだま・ひかりを往復個別で予約し、ホテルもホテルだけで予約するほうが安上がりになります。
例えば、バリ得こだまで新大阪~広島を往復で予約すると、片道7000円なので往復で14000円。これにホテル代が7000円だとしても21000円となり、今回紹介しているパックツアーを利用するよりも割安です。
逆に言えば、パックツアーを利用するのは、「のぞみ、さくら、みずほ」といった速達列車を利用する場合に、普通に新幹線とホテルを別々で予約するよりも安いからです。
さて、新幹線の選択を進めます。
画面では、第3候補まで選ぶことができますが、年末年始などを除いて、満席ということはほぼないので、「空席あり」のマークが表示されているなら、第1希望だけを選べば大丈夫です。
なお、列車の表示は、「出発時間/到着時間」のどちらかをクリックして、時間を入力すれば、その時間に一番近い列車から表示されます。
選択が終われば、次は復路の選択に移ります。
こちらも同様に、「のぞみ」「ひかり」を利用します。
往路と同じように、列車を選びます。
ここまでの選択が完了すると、合計金額が表示されます。今回は31300円となりました。
ここから予約画面に進んでいきます。
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申込み手続きを進める
予約画面に進むと、ここではチケットの受け取り方や支払方法を選んでいくことになります。
予約画面で真っ先に表示されるのは、上のような画面。ここを下にスクロールしていきます。
受け取り方は「駅」「自宅」「勤務先」の3つから選べますが、駅の券売機で受け取るのが一番手間がかからないので、「駅」を選択するのがいいでしょう。
支払方法はクレジットカード。銀行振込などもできますが、期間が指定されていて、申し込むタイミングによっては受付されないので、クレジットカードを手元に用意しておきましょう。
なお、このパックツアーは旅行商品なので、所定のキャンセル料が発生します。こちらも念のため確認しておきましょう。
ここまで確認したら、申込み手続きに進んで行きます。
申込みは、会員登録していても、していなくてもできるのですが、今後も使うのであれば登録をしておいて損はないので、しておきましょう。
私は登録しているので、登録情報を入力して進みます。
今は全国旅行支援も行われているので、その適用条件と同意書も表示されました。
今回は「同意する」を選択しています。こうすると、旅行代金から5000円が割引されて、
支払が必要な金額は、26300円となりました。
加えて、地域クーポンも付いてきます。
決済の前に、新幹線の座席指定もできるので、もし必要があればしておきましょう。
座席は、「どこでもOK」「窓側」「通路側」「座席表から選択」の4つから選べます。こだわりがある場合は、「座席表から選択」で選びましょう。
↑これは往路。↓は復路です。
「座席表から選択」を選ぶと、以下のように号車と空席が一覧で表示されます。
(※7号車が満席なのは、ネット予約限定のテレワーク席として販売されているからです)
白席が選択できる席なので、ここから選びます。山陽新幹線では、2列×3列だと供給過剰になっているので、割とどこでも選択することができます。
ここまでの選択が終わったら、いよいよ最終確認画面に進みます。
3箇所の同意欄にチェックを入れて、
同意をしたら、クレジットカードの入力に移ります。
カード情報を30分以内に入力して決済を終える必要があります。
これで決済が完了したら、登録したメールアドレスに、申込みの確認メールが届きます。このメールに予約番号が載っていて、この番号が、駅の券売機でチケットを受け取るときに必要になるので、必ず控えておきましょう。
チケットの発券から乗車当日まで
チケットは、新幹線に乗車する駅の窓口にある券売機で、予約番号を入力して、購入に使ったクレジットカードを差し込むことで発券することができます。
ここで、新大阪駅(と京都駅)は特殊で、JR西日本の窓口にある券売機でしか発券できないので、間違ってJR東海の窓口に行かないようにしましょう。
新大阪駅の場合、新幹線改札の近くにあるのは東海の窓口で、ここではチケットの受け取りができません。在来線(東海道線)の改札近くにある窓口がJR西日本のものなので、ここで受け取ります。
また、このパックツアーは、普通の乗車券ではないので、予約した列車に乗り遅れてしまうと、後の列車の自由席などにも乗れません。ですので、チケットは前日までに受け取っておくか、当日に早めに駅に着いて、余裕を持って受け取っておきましょう。
新幹線とホテルがセットになったパックツアーは、上手く使えばお得で便利ですよ。
補足:列車を「限定列車」以外に乗る場合
今回、申込みを進めるなかで、新幹線を「限定列車」の「のぞみ」に絞って操作を進めました。
これを、限定以外の新幹線にするとどうなるのでしょうか。簡単にまとめておきます。
まず、列車を限定以外のものにすると、限定列車を選ぶときよりも4000円ほど、ツアーの料金が高くなります。
さらに、「さくら」「みずほ」を選ぶと、+800円の追加料金が片道で必要です。
なお、このプランで嬉しいのは、「和歌山」「福知山」といった、新幹線沿い以外のエリアからのプランも申し込める点です(※特急券などは別途必要)。
これ以降の操作はしていませんので省きますが、「みずほ」「さくら」の普通車指定席に乗りたい方は、こちらを選択されるのがいいでしょう。
※「時間はかかってもこだまを使って安上がりにしたい!」という方は、ここで紹介したパックツアーではなく、「バリ得こだま」とホテルを別々で予約するほうがお得です。バリ得についてはこちらの記事で解説しています。
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