新卒フリーランスでベルリンに移住したwasabi(藤沢祐子)さんがインターネット上から失踪?離婚の噂も出ているが真相はいかに?
2022/04/22
2015年にドイツのベルリンに移住した、wasabiこと藤沢祐子さん。
若いながら、既存のレールに乗っかることなく「新卒フリーランス」として遠い海外で活動を始めた彼女は、その新しい働き方、生き方が追い風となり注目を浴びて、様々なネットメディアに登場して一躍有名に。2017年頃からは「海外フリーランス養成スクール」というオンラインサロンも開設し、同じようなスタイルで活動している方も講師に誘って、「海外フリーランス」という生き方をより多くの方に知ってもらう活動も精力的にされていました。
そんな、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍をされ、怖い物知らずかと思われたwasabiさんが、2019年頃に突如、全てのSNSのアカウントを削除して忽然とインターネットから姿を消します。2年ほど続いた「海外フリーランス養成スクール」も同じ時期に開講を終了し、その後は、唯一のメディアとして彼女のブログ「wsbi.net」を通して、細々と記事を更新するスタイルに変わってしまいました。
しかし、不可思議なことがその後にも発生します。それが、彼女のブログであるwsbi.netのドメインの有効期限が切れてしまい、挙げ句の果てにドメインオークションに出され、何人かからの入札があった後、誰か別の人に落札されてしまいます。これが2021年に起こった出来事で、wasabiさんは完全にインターネット上から姿を消し、消息を知る人がほとんどいなくなってしまいました。
一体、wasabiさんの身に何が起こったのか。確かな情報が少ない状況なので、確固たるお話はなかなかできないのですが、分かっている情報を元に、wasabiさんの状況を少しずつ紐解いていきたいと思います。
目次
wasabiさんのメディア露出は誇るべきもの
まず、「新卒フリーランス」として活動していたwasabiさんの、ウェブメディアへの露出の中で有名なものをまとめたいと思います。
まずは、駐日ドイツ大使館が運営する「Young Germany」という、若者が発信するドイツライフスタイル情報でのコラム更新。
2015年のベルリン移住当初から定期的に寄稿をされていて、彼女がウェブ上から「失踪」する直前(?)の2019年末まで、寄稿は続いていたようです。大使館が運営するメディアですから影響力もあり、このメディアを通じてドイツ(ベルリン)への移住を考えた方も多いのではないでしょうか。
次は、TABI LABOへの寄稿が挙げられます。
ドイツ在住、wasabi、26歳。コネも経験もないけどフリーランスへ
これは、wasabiさんご本人の記事ではないのですが、このような影響力の強いメディアにも登場するほど人気と影響力があったことがうかがい知れます。
最後は、2017年に行われたTedx Kobeでのプレゼンでしょう。
まあ、なぜ海外で活動している日本人が、日本でのTedxに登壇しているのかは良く分からないのですが(笑)、Tedxも選考プロセスもあるはずですから、こういう機会に登壇することで箔が付くのではないでしょうか。
2017年頃から始まったオンラインサロン「海外フリーランス養成スクール」
今はもう、Facebookグループも閉じられて(解散されて)しまったので直接見ることはできないのですが、「海外フリーランス養成スクール」というオンラインサロンをされてもいました。身近に、このサロンに入っていた人がいないので内実はよく分からないのですが、ブログの書き方や情報発信の方法などを伝えられていたようです。ただ、なぜか2019年頃にこのオンラインサロンも閉じられてしまって、個人的には、「サロンで学んで結果が出た人がどれくらいいるのか」というデータを知りたかったですね。
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なぜwasabiさんはネット上から完全に失踪してしまったのか?
ここからは、完全に憶測での話となって、またやや厳しい物言いになってしまうと思うのですが………
結局、wasabiさんは「表面上はキラキラしているけれど、中身はからっぽで時代の禊ぎを受けてしまった」のではないか、と個人的には推察します。
どういうことかというと、wasabiさん自身が裸の王様、ならぬ裸の女王様だったのではないか、ということです。
考えてもみてください。そもそも「新卒フリーランス」として、大学を出ていきなりフリーランスとして活動することにいかほどの価値があるのでしょうか。もし、もともとフリーランスとしてやっていける実力があるのであれば、何も「新卒フリーランス」という肩書きを背負わなくても、大学生時代から副業のように仕事をすることもできるでしょうし、卒業後すぐ独立したとしても、わざわざ「新卒である」ことをアピールするメリットなんてないからです。
(実際に仕事をされている方であれば分かると思いますが、フリーランスの世界は実力主義ですから、年齢や経験の多寡に関係なく、仕事ができる人に仕事が投げられる仕組みになっています)。
そんな世界の中で、わざわざ「新卒フリーランス」という、「新卒カードをどのように切るか」という点をアピールする肩書きを付けて、しかも海外に移住したのに日本語オンリーでの情報発信を、日本にいる日本人に向けて行うという時点で、それはフリーランスではなくてネット芸人の所作である、とすら突っ込まれてしまう可能性だってあります。
実際はどうだったのか分かりませんが、恐らく本当に仕事ができる人からすれば、wasabiさんのブランディングというのは「自分より下のレイヤーにいる人をカモにする」、いわゆる情弱ビジネスに近いスタンスに捉えられてしまうのではないか、とすら思うのです。
しかも、もともと「新卒フリーランス」という、「22歳前後で会社員ではなくフリーランスになった」ということに価値を置くブランディングをしていたwasabiさんにとって、「年齢を重ねるにつれ、新卒フリーランスというブランディングを続けることは価値が逓減していく」ことは自明だったはず。なぜなら、25歳頃であればまだしも、30歳が近づくにつれ、「新卒フリーランス」なんて称号は、普通の商売相手には通用せず、単なる「フリーランス」としてしか見られなくなってしまうからです。
結局、wasabiさんがインターネットから失踪してしまった理由は、「新卒フリーランス」という、肩書き以外何も中身がない状態にありながら、その欠点の埋め合わせをせずに(できずに)歳だけを取ってしまい、ご自身の市場価値(ネット芸人としての価値がほとんどなのでしょうが)がほぼゼロになってしまった、というのが一番大きいのではないか、と思います。
ネット芸人としての基盤が盤石であれば、わざわざSNSアカウントを消す必要もなかったでしょうし、そもそもご自身のブログに使っている独自ドメインの更新ができずにドメインが失効し、オークションに出てしまう時点で「その程度の人」だったのではないか、とも推察できてしまいます。
普通、独自ドメインを持ってブログやサイトを持っている方であれば、ドメインの有効期限は自動で更新されるようにして、ドメインが自分の手元から離れないようにしているはずなので、その設定すらしていない、ということは、よっぽど危機管理能力がないか、ドメイン更新料すら払うことができないほど経済的に困窮しているか、のいずれかと思います。
余談ですが、wasabiさんはベルリン在住の間に、実はベルリンではなく、近隣のライプツィヒに引っ越しをしていた時期もあります。ネット上ではそれすらプラスの印象を与えるような書き方をされていたように思いますが、実際はベルリンの物価上昇に耐えられず、ベルリンで暮らすことが困難になって、泣く泣く生活コストの安い、旧東独エリアに引っ越した、という経緯があったのではないか、という説も出ていたようです。
2019年頃に結婚したwasabiさん。しかし現在は離婚!?
2019年だったと思うのですが、wasabiさんはご自身のブログで結婚をした、という記事を書かれていました(そのブログは今や、誰か別の人にドメインが移ってしまって、その記事を確認することはもうできません)。
そのお相手は、ドイツで働いている(た)駐在員(?)の男性だったようですが、その後全く、結婚生活についての情報は表に出てきておらず、現在も結婚生活を続けられているのか、はたまた離婚されてしまったのかは想像ができません。
ただ、今では考え方の変化などで離婚をすることも多くなってきていますし、そもそも考え方が柔軟な方で、マイノリティや多様性に寛容なベルリンに移住されたwasabiさんにとって、お互いの同意があれば離婚は簡単なことだとも言えると思います。まあ旦那さんにとっては、wasabiさんが実際はそこまで仕事ができなくて、こんなはずじゃなかった、みたいな話があるかもしれませんし、wasabiさんにとっても、自分で稼ぐ能力がなければ、ノースキルのままではこの先1人で生きていくことは簡単なことではないでしょうから、そう単純な問題ではないのかもしれませんが………。
もしかすると、結婚相手がドイツでの仕事を終えて帰国されて、それに合わせて日本に戻られたのかもしれません。あまりに情報が少ないので、本当に何か確かなことを言えるわけではないのですが、離婚していてもおかしくはないですし、特に驚くべきことでもないかもしれません。
まとめ
今回は、ベルリンに「新卒フリーランス」として移住したwasabiさんの現在について、すごく限られた情報からあれこれ考えたことをまとめてみました。ネットから忽然と姿を消してしまったのはある意味残念ですが、ご本人からすると、これからも一生デジタルタトゥーは残るでしょうし、そう簡単に折り合いを付けられる問題ではないのかもしれませんね。
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