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将棋

藤井四段の30連勝を止めた佐々木勇気五段ってどんな棋士?

2017/08/15

 

プロデビューから負け無しで、神谷八段が持っている将棋界の連勝記録「28連勝」を超えてしまった、超天才棋士の藤井聡太四段。そんな藤井四段が公式戦30連勝をかけて戦った勝負は敗れて、これが藤井四段の公式戦の初めての負けとなりました。

 

今回は、破竹の勢いで勝ちまくっていた藤井四段に初黒星を付けた佐々木勇気五段について解説しました。

 

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珍しい海外生まれの高校生棋士

佐々木勇気五段は、1994年8月生まれ。出身は埼玉県三郷市ですが、ご両親のお仕事の関係でスイス・ジュネーブの病院で生まれたあと、2歳までフランスで育ち、そのあと日本に戻っています。

 

その端正な顔立ちから、棋界屈指のイケメンとも呼ばれていますが、佐々木五段がハーフなのかどうかは分かっていません。

 

佐々木五段の屈指の実績

佐々木五段は小学3年生の時に初めて「全国小学生倉敷王将戦」という棋戦の低学年の部に出場し、見事優勝をしています。また、翌年は小学4年生で「小学生将棋名人戦」に出場して見事優勝。小学4年生での優勝記録は、これまた中学生棋士の渡辺明竜王に次ぐ2回目の快挙です。

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この優勝の後、佐々木五段は奨励会に入会し、順調に昇段を重ねて2010年の前期に、見事三段リーグを勝ち抜いてプロ入りを果たします。

 

実は、佐々木五段が奨励会三段リーグに昇段したのは彼が中学2年生の時。1年以内にここを抜ければ、当時歴代で4人しかいない「中学生プロ棋士」となっていましたが、三段リーグの壁は厚く、高校生になってからのプロデビューとなりました。

それでも、中学生から高校生の約3年間で見事プロとなった佐々木五段の力は並大抵のものではないことは、お分かり頂けるのではないでしょうか。

 

なお、佐々木五段がプロデビュー時期の早さは、現在の三段リーグ制度が導入されてからは史上3人目の早さ(1番が藤井聡太四段、2番が渡辺明竜王)で、この制度が始まるまでを見ても、藤井四段、加藤九段(引退)、谷川九段、羽生三冠、渡辺竜王に続いて史上6人目。

つまり、藤井四段の陰に隠れてあまり注目されていませんが、佐々木五段もプロデビューの年齢の早さでは上位6番目で、今後の成長が期待されている大物と言えるでしょう。

 

また、佐々木五段はこれまでに加古川清流戦という棋戦で優勝をしており(2013年、対戦相手は千田翔太四段(現在は六段)、棋界の若手の中でも有望株として見られています。

 

なお、同姓同名の家庭教師の方もおられるようですが、将棋の佐々木五段とは無関係です。

 

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和服姿が話題に

佐々木五段は、2016年の12月にタイトルの挑戦者決定戦で和服を着て戦いました。

その時に、白い和服を汚さないために食事に悩んだ結果、梅おにぎりを3つ注文したというエピソードも持っています。とても繊細な方ですね。

棋王戦挑戦権をかけた大事な一局、和服でキメてお昼には梅おにぎりを3個注文するスイス・ジュネーブ生まれの佐々木勇気五段

 

なお、この時のタイトル戦の挑戦者決定戦でも、対戦相手は千田翔太当時六段で、因縁の対決となりました。この時は佐々木勇気五段が負けて、初タイトルへの挑戦はなりませんでしたが、この時の和服がインターネットでは話題になっています。

 

佐々木五段の名前が付いた戦法も有名

そんな佐々木五段ですが、なんと既に彼の名前が付いた戦法が存在します。

それが、横歩取りの佐々木勇気流(佐々木流、または勇気流とも)というもの。

 

戦法の詳細はここでは説明しませんが、通常は主導権を握れない先手番の「横歩取り」という戦法で、積極的にリードを奪っていくことができる戦法です。

 

藤井聡太四段と佐々木勇気五段は今回が初対戦?

藤井聡太四段と佐々木勇気五段は今回が初対戦…と思いきや、実は2016年の5月に「岡崎将棋祭り」というイベントで一度対戦しています。

 

ただし、当時は藤井聡太さんがまだプロの一歩手前、奨励会三段の時の話です。

当時は佐々木勇気五段がプロの貫禄を見せて、長手数で藤井聡太三段を破っていますが、藤井さんはその後急激にレベルを上げているので、今回の対戦ではどちらが勝つかは全く読めませんね。

 

当時の対戦のハイライトは、以下の動画で確認することができますよ。

まとめ

いかがでしたか。海外で生まれて史上6人目の若さでプロ棋士になり、既に自分の名前が付いた戦法も持っている佐々木勇気五段。藤井聡太四段とは、今回の対戦だけではなく、今後も長くライバルとしてしのぎを削っていく仲になるのではないでしょうか。

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