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鹿児島交通の鹿児島空港~国分~志布志を結ぶバスは日南線完乗のための味方!

青春18きっぷや、みんなの九州きっぷぐるっと九州きっぷなどを使って、九州の鉄道を乗る際に、とりわけ乗りにくいのが、鹿児島県内を走る指宿枕崎線と、宮崎県内を走る日南線(末端の大隅夏井~志布志は鹿児島県内)です。

 

どちらの路線も盲腸線であり、末端区間にいくほど列車の本数も少なくなるため、「路線乗り潰し」「九州のJR全路線乗り潰し」のように、路線の全区間を乗り通すことを目的とする方にとっては、これらの路線をどうやって上手く制覇するか、ということはとても大事な話です。

 

かくいう私も、JR九州の未乗区間で、最後まで残ったのは

・日田彦山線

・後藤寺線

・指宿枕崎線

・日南線

の4路線でした。

 

実は、先日これらの路線は一気に乗り潰して、念願の「JR九州の全路線全区間乗り潰し」は達成したのですが、最後に乗ったのが、日南線の「志布志~田吉」でした(南宮崎~田吉間は去年、にちりんシーガイアに乗ったときに乗車)。

 

この計画を立てるときに一番ネックだったのは、「どうやって指宿枕崎線と日南線を乗車するか」でした。

 

日田彦山線と後藤寺線は、小倉まで山陽新幹線を使えば比較的簡単に乗ることができますが、指宿枕崎線と日南線は、九州最南端を走る盲腸線のため、フリー切符を使うにしても、空路を使って鹿児島空港や宮崎空港を拠点にするにしても、どうしても時間がかかってしまいます。

 

また、当初は、みんなの九州きっぷを使って、土日でこれら4路線を、

小倉~田川後藤寺~新飯塚~田川後藤寺~夜明(添田~夜明間は代行バス)~久留米~鹿児島中央~枕崎~鹿児島中央~南宮崎~志布志

と、JRのみを使って乗り潰すことを考えていましたが、これだと最後の日南線は19時前に南宮崎を出発し、22時台に志布志駅に到着することになり、さすがに体力的にも宿のチェックインの時間的にも現実的ではないので、なんとか別の方法を考える必要がありました。

 

国鉄志布志線や大隅線のエリアを走るバスはないか?

そこで、具体的に考えたのは、かつて志布志と西都城を結んでいた志布志線、そして、志布志と国分を結んでいた大隅線という、国鉄末期に廃止された、大隅半島を走っていた2路線を踏襲するようなバス路線が存在しないか、ということでした。

 

九州の地図を見てもらえれば分かりますが、志布志と、ほぼ真北にある都城、そして、志布志と、北西側にある国分、この区間をバスで移動することができれば、大幅に時間短縮することができます。

なんといっても、日南線に乗る場合、鹿児島方面との移動が必要なときは、鉄道だけを使うのであれば、一旦南宮崎を経由して、再び逆方向に移動する必要があり、限られた時間での移動には、(列車の本数的にも、所要時間的にも)非現実的な方法です。

 

さて、ネットで詳しく調べてみると、どうやら

・志布志~国分~鹿児島空港

・志布志~都城

という、かつての国鉄線のなぞるようなバス路線が2つ存在することは分かったのですが、いかんせん情報が少なすぎました。

 

そこで、実際に私が利用した情報を、今回は志布志~国分~鹿児島空港線に限定してまとめたいと思います。

 

鹿児島空港~国分~志布志間は、1日5往復鹿児島交通が運航

結論をまず書くと、鹿児島空港~国分~志布志間は、1日5往復路線バスが運行されていて、空港~志布志間での所要時間が約1時間50分国分~志布志間での所要時間が約1時間25分です。

 

そして注意点は、国分のバス停は、国分駅前のロータリーではなく、南に7分ほど歩いた所にある、道路沿いの「国分駅入口」というバス停です。

 

 

国分駅がここで、

 

 

「国分駅入口」のバス停は、こちら。

 

ちなみに、この「下り」というのは、志布志から鹿児島空港に行く方面のバス停で、日南線に乗る場合、国分駅に行く方が降りるバス停です。

 

国分駅から志布志駅に行く場合は、この道路の反対側にある「上り」のバス停でバスを待つ必要がありますが、Google mapには表示されないようです。

 

実際に、国分駅から歩いてバス停に向かったときの写真がこちら。

ともに、写真の奥側が国分駅方面です。このバス停の内側にはスーパーやレストランがあり、回転寿司もありました。

 

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鹿児島空港~志布志線のバスダイヤと運賃

2022年2月現在、上下5本のバスダイヤは以下のとおりです。

<下り>

志布志駅前5:59~国分駅入口7:25~鹿児島空港7:50

志布志駅前7:09~国分駅入口8:35~鹿児島空港9:00

志布志駅前8:59~国分駅入口10:25~鹿児島空港10:50

志布志駅前13:59~国分駅入口15:25~鹿児島空港15:50

志布志駅前15:59~国分駅入口17:25~鹿児島空港17:50

<上り>

鹿児島空港9:40~国分駅入口10:05~志布志駅前11:31

鹿児島空港11:10~国分駅入口11:35~志布志駅前13:01

鹿児島空港12:50~国分駅入口13:15~志布志駅前14:41

鹿児島空港17:10~国分駅入口17:35~志布志駅前19:01

鹿児島空港18:50~国分駅入口19:15~志布志駅前20:41

 

運賃は、鹿児島空港~志布志駅前が1650円、国分駅入口~志布志駅が1310円。バスの車内では5千円、1万円札の両替ができないので、予めどこかで細かく崩しておく必要があります。

 

下りの場合、前日に日南線に乗って志布志で宿泊する場合は、8時59分発のバスが便利で、日中のバスは、

日南線:志布志駅11時57分着 → 志布志駅前 13時59分発

日南線:志布志駅14時55分着 → 志布志駅前 15時59分発

と、1~2時間ほどの待ち時間が発生しますが、「宮崎空港→日南線→バス→鹿児島空港」の乗ることで、東京や大阪からでも日帰りで訪れることができそうです。

 

一方上りの場合、日中は

志布志駅前:13時01分着 → 志布志駅 13時20分発

志布志駅前:14時41分着 → 志布志駅 16時30分発(快速日南マリーン号)

の2本を乗り継ぐことができます。

なお、その後の

志布志駅前:19時01分着 → 志布志駅 19時02分発

志布志駅前:20時41分着 → 志布志駅 20時44分発

も、ダイヤ上ではとても良い接続となっていますが、19時台のものは、バス停から駅のホームまで歩くのに2分ほどかかるのでギリギリアウトになる可能性があることと、20時台のものも接続がギリギリのため、あまりオススメできるものではありません(そしてどちらも、列車が夜間の運行になるので、景色を楽しむことができません)。

 

ちなみに、私は国分駅入口を17時35分に出発するバスに乗りましたが、国分駅入口へのバスの到着が5分ほど遅れ、志布志駅前への到着は10分ほど遅れました。13時台にバスから鉄道に乗り継ぐ場合も、実際はちょうどいいくらいの接続になるかもしれません。

 

私は、志布志で一泊して、翌朝9時30分の列車に乗って南宮崎まで移動し、無事にJR九州全路線全区間乗り潰しを達成しました。

 

まとめ:国分~志布志のバスを上手く使って、日南線完乗を目指そう

今回は、大隅半島の鹿児島空港~国分~志布志を結ぶ、鹿児島交通のバスを紹介しました。

 

日南線は、このバス路線を上手く使って鹿児島空港との移動、あるいは、日豊本線の国分駅との移動をショートカットすることで、比較的簡単に完乗することができますよ。

 

日南線に乗るのであれば、日本最長の昼行特急「にちりんシーガイア」にも乗ってみたいですね。

にちりんシーガイア5号のDXグリーン車に乗って、日本最長昼行特急を全区間乗り通す

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