曽爾高原で秋のすすきを楽しもう!便利なアクセス方法は?
2017/08/15
秋と言えばすすきの季節。今回は奈良県の北東部、曽爾高原でのすすきの見頃やアクセス方法についてまとめました。
目次
曽爾高原って?どこにあるの?
曽爾高原は、奈良県宇陀郡曽爾村にある高原で、毎年9月下旬から11月中旬にすすきが見頃を迎えます。
曽爾高原は奈良県にあるため、大阪など関西方面からのアクセスが多いように思われますが、奈良県の中でもほぼ三重県側にあるため、三重や名古屋など、東海地方からも簡単にアクセスすることができる、穴場スポットです。
曽爾高原のすすきの見頃は?
すすきと言えば中秋の名月の代名詞ですが、曽爾高原では9月下旬から11月中旬にわたる約2ヶ月の間に、3つの異なるすすきの顔を見ることができるんです。
まずは、中秋の名月から9月の下旬にかけて。この時期にはホウキのような紫のすすきを楽しむことができます。
次は10月上旬。この頃になるとすすきの穂が開いて、太陽を浴びて銀色に輝きます。
最後は10月下旬から11月中旬。この時期は夕陽にすすきが映えて、高原一帯が黄金色に染まります。
そのため、お好みのシーズンに曽爾高原を訪れて、その時期のすすきを鑑賞することができるんですね。
ただ、圧倒的に人気なのは年の終わりが近づく頃の黄金色のすすきで、この時期が一番混雑します。
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曽爾高原へのアクセス方法
曽爾高原の近くには鉄道が走っていないため、行き方は大きく分けて①車で行く、②電車とバスを乗り継いで行く、の二通りがあります。
①自動車で行く場合
大阪から出発する場合、松原ジャンクションから西名阪自動車道を通り、そのまま名阪国道に入って針インターチェンジで降ります。ここからは国道369号線を西に進むと、約45分で曽爾高原に到着します。(大阪梅田からだと、約120分)
京都から行く場合だと、国道24号線を南に進んだ後、奈良県内の西名阪自動車道郡山インターチェンジに入って、名阪国道の針インターチェンジで降ります(京都市内からだと、約140分)
名古屋から行く場合は、東名阪自動車道を進んで亀山インターチェンジからそのまま名阪国道に入り、三重県内の上野インターチェンジで降りて、国道369号線を南に進みます。インターを降りてから約30分で、曽爾高原に到着します。
なお、曽爾高原に行くときに必ず通る名阪国道は、高速道路のような作りになっていますが、最高速度は60~70km/hとなっており、一般の国道と同じです。
これは、山あいをアップダウンを繰り返して道が通っているため、速度を出しすぎると事故が起こりやすいからで、実際に交通事故が多発している区間もあります。曽爾高原に来るまでお越しの際は交通事故に注意して下さいね。(なお、名阪国道では通行料はゼロ円です)
なお、曽爾高原には有料駐車場が150台分ありますが、すすきの時期は午後~夕暮れ頃には非常に混雑します。また、曽爾高原に繋がる道が1本しかないため、その道から渋滞することもあります。
ですので、曽爾高原ですすきを観賞する場合は、午前中の早い時期に到着しておいて、半日ほど曽爾高原で過ごされることをオススメします。
②公共交通機関で行く場合
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曽爾高原で公共交通機関を利用する場合は、三重県内の近鉄上野駅で電車を降りて、バスで向かう方法があります。
大阪からだと、特急を使って名張駅まで約60分。
京都からは、特急を使って名張駅まで約70分。
名古屋からは、特急を使って名張駅まで約90分。
ここから路線バスを使って、曽爾高原まで約45分です。
※鉄道とバスを使う場合、曽爾高原を出発する最終バスが15時27分です(平日、土日とも)。このバスに乗り遅れてしまうと駅まで戻れなくなるので注意して下さい。
なお、近畿日本鉄道では、主要駅から曽爾高原までのお得な「曽爾高原すすき散策きっぷ」を、9月初頭から11月末まで販売しています(連続する2日間有効)。
この切符を使えば、
・主要駅から名張駅までの往復切符(電車)
・名張駅から曽爾高原までの往復着切符(バス)
・曽爾高原ファームガーデン内でビール/ドリンク/キャンディーのいずれか1つが無料
・温泉入浴料100円引き
のサービスを利用することができます。
※詳細はこちら:曽爾高原すすき散策きっぷ
まとめ
曽爾高原ほど、広い敷地に生い茂るすすきの絶景を見ることができる地域は、日本でもそうそうありません。是非、混雑をできる限り避けて素敵な時間をお過ごし下さいね。
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