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宝くじが当選した!税金はかかる?住民税の支払いに影響は?

2017/08/15

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宝くじと言えば、1等で7億円が当たる年末ジャンボ宝くじをイメージする方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、宝くじが当たった…場合に気になるのが税金です。私たちは普段、買い物をするときに消費税を払って、仕事で稼いだお金に対してかかる所得税も、更には毎年住民税も支払っています。

じゃあ、同じように宝くじにも税金がかかってしまうのでは? そうすると、せっかく7億円が当たっても殆どが税金で持って行かれてしまうんじゃ…。

 

今回は、そんな悩めるあなたのために、宝くじと税金の関係について調べてみました。ただ、一口に「税金」と言ってもいろいろあるので、今回は所得税と住民税についてまとめています。

 

これを読んで正しい理解をして、宝くじの賞金とも気持ちいい付き合いをして下さいね!

 

目次

宝くじに所得税はかかる?

まずは、宝くじと所得税の関係から。

結論を先に言うと、宝くじに所得税はかかりません。これは、宝くじの値段にカラクリがあって、購入金額の40%(例えば、300円で買った場合120円)は販売元に渡されます

そのため、このお金(購入金額の40%)を実質的に税金とみなして、改めて所得税はかからないようになっています。

 

ですので、宝くじに当選したからといって、次の確定申告で当選金額を伝えて所得税を納めないといけない…なんてことはありませんので、ご安心を。

 

宝くじに住民税はかかる?

所得税の次に気になるのは住民税です。

でも、こちらも心配する必要はありません。宝くじでいくら当選しようとも、住民税はかからないので、住民税を別途納める必要もありません。

 

この理由は、住民税は前年の所得に対して課せされるからです。上で「宝くじに所得税はかからない(=所得と見なされない)」と書きましたが、このために、宝くじの当選金額に住民税がかかることはないのです。

 

ただし、もちろん本業で会社勤めをしている等、何らかの形で収入を得ている場合は、その収入(所得)に対して所得税・住民税はかかりますから、その税金はきちんと納めましょうね。

 

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宝くじが当たったら「当選証明書」をもらおう

さて、以上で宝くじと所得税・住民税の関係を見てきましたが、これらのルールをクリアするには、宝くじが当選した際に当選証明書をもらう必要があります。

 

当選証明書は、宝くじが当選したことを証明する書類です。

この書類がなぜ必要かというと、宝くじが当選すると、賞金は銀行口座に振り込まれます。1等など、金額が多い賞が当たった場合は、当然多額の金額が振り込まれます。

 

すると、税務署が「こんな大きな金額をなぜ持っているのか?」と聞いてくることがあるんですね。その時に当選証明書があることで、このお金は宝くじで当選したものなので、非課税ですよ、ということを相手に伝える必要があるのです。

 

当選証明書は通常、お金を受け取る銀行から説明があるので、渡されないということはまずありませんが、万が一受け取りの際に証明書について何も話されなかったら、こちらから確認するようにしましょうね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まとめると、宝くじに対して所得税・住民税は一切課されません。そして、当選した場合は当選証明書をきちんともらう。これらの2点を押さえておけば、とりあえず宝くじでのお金の問題はクリアしました。

 

ただ、これとは別に、宝くじには贈与税がかかる場合があります。これは改めて別の記事で詳しく解説しようと思います。

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