気になる厄年!数え年の計算方法は?早生まれだとどうなる?
2017/08/15
毎年、年が変わると気になるのが厄年ですね。男女で厄年の年齢が異なっていたり、「数え年」とか「満年齢」の違いが分からなかったり、果たして今年は自分が厄年なのか分からなかったり…。知っているようで知っていないのが、厄年です。
今回は、そんな厄年について、西暦が変わっても使える計算方法等についてまとめました。
目次
そもそも厄年って何?
厄年は、人生において厄災が多く降りかかると考えられている時期(年)のことで、男女で違っています。
科学的な根拠は強いわけではありませんが、男女ともに、仕事や結婚等での環境の変化や、更年期障害による心身の変化と一定の関係はあるようで、単なる迷信とは、強ち言えないようです。
厄年で出てくる「数え年」って何?
厄年では、私たちが普段使っている「満年齢」とは違う「数え年」という年齢の数え方を使います。
まず、満年齢とは「生まれた時は0歳で、誕生日を迎えると年齢が1つ上がる」年齢の数え方です。これは普段の私たちの年齢の数え方なので、特に難しい点はないかと思います。
では、一方で「数え年」とは何かというと、昔日本で使われていた年齢の数え方で、生まれた時に「1歳」となり、年が変わる(年号が変わる)と更に1歳、年齢が増える、という数え方です。
例えば、1991年の5月1日に生まれた人は、満年齢だと1992年の5月1日に「1歳」になりますが、数え年だと1991年の5月1日の時点で「1歳」、そして1992年の1月1日には「2歳」になります。
そして、ここからが厄年での数え年の計算で大事なことなのですが、ある年の1月1日を基準にすると、満年齢と数え年では、数え年のほうが年齢は2歳上になってしまう、ということです。
↑この上の文の赤字の部分、これがとても、とっても重要です!!
例えば、1991年の3月1日生まれの人は、1992年1月1日の時点で満年齢は「0歳」ですが、数え年では「2歳」になってしまいます。
同じように、1991年7月1日生まれの人も、1992年1月1日の時点で満年齢は「0歳」ですが、数え年では「2歳」になってしまいます。
(これらの計算は、どの年に生まれても同じになることを確認して下さいね)
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厄年は男女で数え年何歳の時?自分が厄年かどうかの計算は?
では、厄年は男女で何歳になっているのでしょうか。
これは日本全国で共通で、神社の祈祷所にいっても、インターネットで確認しても同じなのですが、以下の通りです。(男女いずれも数え年での計算です)
★男性の場合
25歳、42歳、61歳
★女性の場合
19歳、33歳、37歳、61歳
これらの厄年(本厄)のうち、赤字の男性42歳、女性33歳は大厄と言われ、厄年の中でも(そして、人生の中でも)特に、最も悪いことが起こりやすい年、と言われています。
(なお、各本厄の前の1年は前厄、後の1年は後厄と言われ、本厄ほどではありませんが、注意が必要な年となっています)
ただ、この記事で最初から繰り返して書いているように、これらの厄年は数え年の計算ですから、「実際の年齢だと何歳なの?」と思ってしまう方が、大変多いのが事実です。
では、満年齢から数え年を計算して、簡単に自分が厄年なのかどうかを見分ける方法はないのでしょうか?
答えは、あります。
その方法は大変簡単で、厄年(本厄)となっている年齢(数え年での年齢)から、年齢をマイナス2すればいいのです。
つまり、男性の場合であれば、厄年は数え年だと
25歳、42歳、61歳
となりますが、満年齢だと
23歳、40歳、59歳
になるのです。つまり、「今年の誕生日で23歳か40歳か59歳になる」のであれば、本厄なんですね。(同様に、これらの実年齢より1歳下は前厄、1歳上は後厄です。)
同様に、女性の場合は数え年であれば
19歳、33歳、37歳、61歳
ですから、満年齢だと
17歳、31歳、35歳、59歳
です。つまり、「今年の誕生日で17歳、31歳、35歳、59歳になる」のであれば、本厄です。(同様に、これらの実年齢より1歳下は前厄、1歳上は後厄です。)
厄年は毎年、「○○年生まれの方(数え年で●歳の方)」という形式で発表されていますが、この方法だと西暦と満年齢がごちゃまぜになってしまって、どうしても頭が混乱してしまいます。
ですから、これからは「今年誕生日を迎えたら、上のいずれかの年齢になる」という、今回公開した方法で厄年かどうかを見分けるのがオススメです。
(これだと、西暦が変わる毎にいちいち確かめる必要もありませんね。)
早生まれの場合は厄年はどうなるの?
ここまでの内容を見て頂ければ分かるかと思いますが、早生まれの人は、そうでない人(学年が同じ人)とは厄年が1年ズレます。(早生まれの人は、他の同学年の人よりも厄年が1年遅いです)
逆に言うと、ある年の早生まれ(1月1日~4月1日生まれ)の人と、その年の4月2日~12月31日までに生まれた人は、厄年が同じです。
まとめ
いかがでしたか。私自身、これまでは厄年の見分け方に西暦と数え年が一緒に書かれていて、簡単に計算することができませんでした。
しかし、今回のように「数え年での厄年の年齢から、2歳年齢を引いたら実年齢が分かる」という方法を使えば、自分が今年(満年齢で)何歳になるのか?ということさえ把握していれば、厄年かどうかは簡単に見分けることができます。
これからは西暦も数え年も関係なく、あなたが今年何歳になるかで厄年を見分けるようにしてみて下さいね!これで頭のストレスも大幅に減ること請け合いです!
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