有機化学

不斉炭素中心がない鏡像異性体の話

今回は「アトロプ異性体」の話をしたい。鏡像異性体とは、対掌性を有する有機化合物の異性体のことであるが、最も一般的なのは、不斉炭素中心が存在するものだ。例えば、乳酸。このように、炭素と結合している原子(あるいは官能基)が全て異なる場合、これら...
明細書

「及び」「並びに」「又は」「若しくは」について(補足記事)

このブログでも何度か記事にしたこれらの法令用語なのだが、仕事や調査のために、特許データベースから特許を検索して目を通しているとどうも、階層の捉え違いをしているケースが散見されるので、今回は備忘録も兼ねてここに記しておくことにする。<and(...
明細書

「及び」と「又は」が同時に出てくる場合の対処法

今回は、法令用語の応用編である。法令用語として、「及び」と「並びに」の使い分け、「又は」と「もしくは」の使い分けが厳密になされていることは、以前のこちらとこちらの記事で述べた。ただ、これらだけを使えれば全て捌けるのかというと、そうでもないの...
明細書

セミオープンエンド形式にご用心

前回の記事では、特許明細書の独立請求項におけるオープンエンドとクローズドエンドの違いについて見てみた。実は、この記事内では「大別して2通り」と書いたのだが、あなたはお気づきになっただろうか。「大別」というからには、これら2つ以外にも形式が存...
明細書

オープンエンド請求項とクローズドエンド請求項

今回は、特許請求の範囲で用いられる二つの表現を比較してみたい。一般的に、独立請求項は以下のような構造を有する。AAA, comprising(a) aaa(b) bbband(c) ccc.「AAA」が大元となる「物」又は「方法」となり、「...
明細書

特許明細書における「又は」と「若しくは」の使い分け

前回の記事では、法律用語としての「及び」と「並びに」の使い分けについて見てみた。今回はそれに対応して、「又は」と「若しくは」の使い分けについて見てみよう。これらの接続詞も、日常(口語)ではあまり使わず、「お堅い」雰囲気が出ているのは間違いな...
明細書

特許明細書における「及び」と「並びに」の使い分け

今回は、特許明細書で頻繁に出てくる「及び」と「並びに」についてまとめてみる。普段の生活では、このような「硬い」言葉は口語では使わず、「と」や「や」といった言葉で済ましてしまう。あるいは、「及び」や「並びに」を使うことはあるが、これらの言葉に...
仕事環境

翻訳業はノマドに向いているか

今回は「翻訳業」という仕事の環境について、書いてみたい。「翻訳」と聞いて、皆さんはどんな仕事道具を思い浮かべるだろうか?例えばパソコン。例えば書籍。例えば辞書。最近は「ノマド」という言葉が流行・定着してきたのもあって、「翻訳だったらパソコン...