【旅行記】サンライズ瀬戸号で東京から高松まで旅行してみた
2018/11/29
今回は、2016年3月の頭に乗車した「サンライズ瀬戸」高松行きの旅行記を簡単にまとめておきます。
普段は上京するのに大阪から利用するこの列車、高松方面行きは大阪に停車しないので、関西在住の身にとっては利用しづらい列車なんですが、ふとした拍子に「高松から大阪まで高速バスを使えばいいんじゃ?」という神の声が降臨してきたので、貴重な機会を作ってわざわざ乗車した、というわけです。
目次
東京駅に早めに到着
サンライズ瀬戸・出雲が東京を出発するのは22時。
東京駅に入線するのは21時半過ぎですが、入線してから乗車できるまで時間が少しかかるので、荷物を部屋に置いてホームをウロウロする、というのができるのは実質約20分です。
今回入手したチケットは、サンライズ瀬戸の下段シングル。
本当は最上クラスの「シングルデラックス」を予約したかったんですが、出発が週末の金曜日ということで、一ヶ月前に予約をしに行ったときには既に列車自体が「満室」。同じ日に時間を変えて購入しに行ったらなぜか「シングルだけ空いています」ということで、そこを押さえました。
部屋はこんな感じです。
車内販売について
今回車内に持ち込んだのは、
・2Lの水
・ワイン1瓶
・350mlのビール
・つまみ(ポテトチップス)
・ワイン用のプラスチックコップ
でした。
サンライズは車内販売が一切ないので、東京駅のホームか、液に入るまでにコンビニなどで一式調達されることをオススメします。
(飲料の自販機のみ車内にありますが、売り切れる恐れもあります)
なお、下りのサンライズ瀬戸の場合、東京発が22時、高松到着が翌7時27分です。朝食は到着後でも取れますが、車内で済ませたい場合、こちらも出発前に調達しておきましょう。
スポンサードリンク
シャワーについて
サンライズにはシャワーが付いています。
列車あたり2つのシャワーがあるんですが、1つは「シングルデラックス利用者」だけが使えるもの、もう1つは「他の部屋の利用者」が使えるもの、となっています。
今回は「シングル」を使ったので「他の部屋」になってしまうのですが、この場合、320円するシャワーカードを別に購入する必要があります。
これは脱衣場。
規模感が分かりにくいですが、シャワー室です。
湯が出る制限時間は「6分」ですが、「湯が出る」時間の合計が6分なので、こまめに水を止めれば長い時間利用することができます。
ただ、他にも利用者がいるので、利用時間は常識の範囲内にして下さいね。
ちなみに今回、検察の時に車掌さんに聞いてみたのですが、「シャワーカードの発売枚数には制限がある」とのことでした。
実際、今回は週末で満室ということで、日付が変わるまでにはシャワーカードは売り切れていたようでした。(上の写真に「End」と表示されていますね)
この時は整髪料を付けていて、本当はシャワーを使いたかったのですが、一晩くらい洗わなくても大丈夫なので、今回は利用しませんでした。
気になる方は、乗車前にスーパー銭湯を利用したり、自宅でシャワーを浴びるなど、「対策」を打たれることをオススメします。
コンセントの利用
室内にはコンセントがありますが、あくまでシェーバー用のコンセントとなっているようです…。
今回、iPhoneの充電をしようとしたのですが、電圧か電力が足りないようで、充電できませんでした。
(以前利用した時はガラケーで、その時は充電できたのですが。部屋によって差があるのかもしれません。なお、洗面台に付いてあるコンセントでは問題なく充電できました。)
アメニティについて
「シングル」を使う場合、浴衣のみ付いています。
出張などで宿泊続きの方は、ホテルでも室内着がありますし、寝巻を持参する必要はないでしょう。
ただ、浴衣は薄く、冬場は室内も冷えるので、就寝時もエアコンを強めに付けておくことをオススメします。
関西上陸、そして旅のハイライト
日付が変わって最初に到着するのは、兵庫県の姫路で5時25分。
3月上旬だとまだ暗いです。
その後、6時30分のちょっと前に岡山に到着して、ここで高松行きの「瀬戸」と出雲市行きの「出雲」を切り離します。
岡山駅では、列車の切り離しを見ることができるので乗客が列車から降りてホームに出てくるのですが、時期によっては寒いので、防寒対策はきっちりとしましょう。
そして、瀬戸の場合、岡山到着から出発までわずか4分(6時27分着、31分発)です。時間が短いので、連結を見たい場合や駅構内で食料を調達したい場合は、時間に気をつけましょう。
車内放送でもあったのですが、岡山駅で列車外に出てから、戻る列車を間違える方もおられるようです…。つまり、瀬戸に乗っていたのに出雲に乗り間違えたり、その逆があるということですね。
岡山を出発すると、どちらの列車も次の駅までなかなか止まらないので、これだけは本当に注意して下さい。
で、サンライズ瀬戸の場合、旅のハイライトはここからです。
四国に入る前に、岡山の児島駅に停車しますが、この後、瀬戸大橋から見る朝日が絶景でした。
これは児島出発直後。
この時は、3号車にある「ミニロビー」で朝日を鑑賞しました。
(今回利用した個室は、朝日とは反対方向に部屋があったので)
まさか、こんなにきれいな朝日を拝むことができるとはゆめにも思っていなかったのですが、このハイライトがあるために、「サンライズ」という名前を冠しているのでしょうね。
四国に上陸すると、コンビナートと朝日の組み合わせを見ることができます。
なお、シングルデラックスとサンライズツイン(二人用個室)を利用した場合、全ての部屋が朝日を見る方向に作られているので、自分の空間でこの絶景を満喫することができます。
まとめ
今回は、東京→高松のサンライズ瀬戸全区間乗車の旅行記をまとめました。まだまだこの列車にも、現役で走り続けて欲しいものですね。
<合わせて読みたい>
あなたにおすすめの記事はこちら!