余部鉄橋に隣接の「空の駅」とは?何が楽しめる?
兵庫県の日本海側にある余部鉄橋は、かつては日本最大のトレッスル橋として知られ、列車の撮影地としても有名でした。
現在の橋は2010年に建て替えられた二代目の現代的な造りになっていて、かつての橋の跡に「空の駅」という施設も作られています。
今回は、その「空の駅」の設備や魅力についてまとめました。
目次
空の駅ではなにができる?
余部鉄橋の空の駅は、列車が走るのと同じ高さ(地上40メートル以上)から、列車の通過や日本海を眺めることができるスポットです。
空の駅には、展望施設へのアプローチ部分、橋詰部(旧レールを残した舗装がある部分)、展望施設部(ここから日本海の写真を撮影できます)、そして軌道部(かつてのレールと枕木が残っています)の4つのスポットに分かれています。
余部駅まで列車を利用してやってきた場合は、駅からすぐにアクセスができるので、これが一番簡単な行き方です。
利用はもちろん無料で、折り返しの列車を待つまでの間に利用することもできますね。
施設の概要については、以下のリンクから確認可能です。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks05/soranoeki.html
車やバスでアクセスする場合の「空の駅」への行き方は?
自家用車、あるいは公共交通機関を使って余部鉄橋を見学に行く場合は、地上にある駐車場やバス停から、地上40メートルの駅まで片道10分以上かけて歩いていかないといけません。
この道は傾斜が急なので、場合によっては体への負担が大きくなってしまうこともあります。
そこで、2017年の11月26日からは、地上から一気に空の駅までいける「余部クリスタルタワー」という、エレベーター付きの移動施設がオープンすることになっています。
これを使えば、車やバスで訪れた場合でも楽々空の駅まで行くことができますね。
なお、バスについては、季節運行ではありますが周遊バスの「たじまわる」号が運行しているので、それを利用すれば豊岡や城崎温泉からもバスで1本で訪れることが可能です。
たじまわる号の運行スケジュールや料金については、以下のリンクから確認可能です。
※たじまわるはいくつかのルートがあって、季節によっては余部鉄橋には行かない便しか運行しないことがあるのでご注意下さい。
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まとめ
余部鉄橋を観光で楽しめる「空の駅」には、2017年の11月26日から「余部クリスタルタワー」がオープンして、より多くの方が利用することが簡単になります。
展望施設や資料の展示など、かつての余部鉄橋の勇姿に思いをはせながら、日本海を眺められる場所でひとときを過ごしてみて下さいね。
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