デュエプレの8月のランクマッチ、「バルホルスカップ」で、3ヶ月振り(5月以来)のマスター到達ができました。
これが、マスター到達時の順位(到達したのは8月30日、カップ終了の前日)で、最終ランクはこちらのとおり。
何気に、これまでの通算で一番良い結果でした。マスターに上がってからは9勝4敗(?)で、肩の荷を下ろして戦えたのが良かったのかな、と。
実は、前回マスターに到達したのが第3弾が始まる前、第2弾環境で青黒バロムとドロマーバロムを握って5月に昇格したのが最後で、3弾環境になってボルバルが登場してからは、ずっとマスターには縁がありませんでした。
そうこうしているうちに第4弾になって、この環境でも相変わらずボルバル、そして天門も環境に食い込んでくるようになり、「無課金だとさすがにきついか…」と思っていたのですが、5弾環境になってから状況が一変。実は、7月末に構築済みデッキを全て購入して無課金は卒業していたのですが、いずれにせよカードプールが限られている中でデッキをやりくりして、最終的にマスターに到達できたことに変わりはありません。
今回は、8月のバルホルスカップ(第4弾、第5弾環境)で握ったデッキをいくつか紹介しておきます。
目次
第4弾環境で握ったデッキ
①ドロマーイニシエート
これが、2ヶ月間マスターに縁がなくて、「さすがになんとかしないと」と思って、8月に入ってから真剣に考えて作ったデッキ。
構築は、第3弾までの「ドロマーイニシエート」に、
・天使と悪魔の審判
・バキュームジェル
を加えて、速攻対面にはサリエス→審判、天門やドルゲーザ(ジャイアント)に対してはバキュームジェルでクリーチャー処理、という動きが取れるようにした構築でした。
ドロマーの性質上、速攻対面には有利なんですが、どうしても天門や除去ボルバル(白抜きの4cボルバル)には、クリーチャーのパワーやリソースで負けてしまうので、デッキアウトを狙えるような構築でもなく、悩んだ末にひねり出したのが「ペトローバでリキッドピープルやイニシエートをバフして、ボルバルが出てくるまでに殴りきる」プランを取れるようにしました。
が、この構想も正直微妙で、この構築だと、
・除去ボル相手には、4t目にはピン差しのアクア・ハルカスを出し5t目にペトで強化→10t目までにクリーチャーを展開して殴りきる
・天門相手には、細かいハンデスでリソース差を作り出して、安全にエストールかポインターを着地→ペトでバフしてこちらも殴りきる(パワーラインが6000だとバルホルスと相打ちが取れる)
という勝ち筋「しか」ないので、相変わらず対コントロールには不利でした。
また、速攻対面でも、ブリザード進化で一気に盤面展開をされる「青緑ブリザード」や「白緑ブリザード」には展開速度で負けてしまい不利、特に「白緑」には、ペトローバを処理できる手段がこのデッキにはないので、相手のペトが着地してスノーフェアリーが強化されるとほぼ勝てない、という始末。
ガチンコの速攻(赤白速攻など)にも、特にこちらが後手だとトリガー頼みになりがちで、それを意識してトリガーを厚くした構築ではあったんですが、10日間くらいプラチナ帯で戦ってみて、結局勝率は4割くらいだったように思います。
②コントロール対面に有利に出られるシータメイデン
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※これは第5弾が出てから構築を変えたもので、第4弾環境では、レチアの代わりにジャスパーを入れ、緑マナ確保のためにデラセルナを入れたりしていました。
ドロマーイニシエートだと、コントロール対面が多いと勝ち目が薄いので、環境がコントロール寄りになったと思ったときに握ったのが、このシータメイデンでした。
写真は5弾になってからカードを変えたので参考程度にして欲しいのですが、2t目に多色クリーチャー(ゴンタかジャスパー)を出して3t目にメイデンに進化して、バウンスも絡めて10t目までに殴って勝つ、という戦い方で、ある程度結果を残せました(それでも、勝率は5割台だったと思いますが)。
5弾になってからは、シータメイデンの課題だった「緑マナの確保」が、レチアの登場で簡単になったので、破壊されてもマナゾーンに行くレチアを、ジャスパーの代わりに4投して、環境が変わってからも勝率55%程度残せました。
ただ、シータメイデンは、このデッキよりもスピードの速い速攻(赤白速攻やウェーブストライカー)には展開力で負けるのでほぼ勝てない、という結果。ドロマーイニシエートだとコントロールに勝てず、シータメイデンだと速攻に勝てない、という結果が続いて、5弾がリリースされるまでは、最高でプラチナ3にとどまっていました。
ちなみに、これらに加えてボルコン(ボルバルを入れない、ボルメテウスがフィニッシャーのクローシスカラー)も使ってみたのですが、これだとボルバル対面だと勝てない、という結果になり、こちらも何度か使って結局辞めてしまいました。
第5弾環境になってから
第5弾環境に突入してからは、ドロマーイニシエートに新しいカードを入れてみたりもしたのですがいまいちで、とりあえずはシータメイデンを改良して、勝率5割程度でプラチナ3あたりをウロウロしていました。
が、さすがにこのままだと微妙ということで、ネクラWSを握ることにします。その構築がこれ。
ウェーブストライカーは、リースとネクラの2種類がもともと環境トップで、第4弾環境よりも、第5弾のほうが刺さりやすくなった印象を受けました。理由はよく分からないのですが…。
ウェーブストライカーの握り方は、
・速攻が多かったらリース
・コントロールが多かったらネクラ
がセオリーなんですが、リースの場合、コントロール対面だと完膚なきまでにたたきのめされるんで、その絶望感を味わいたくないために、トロンボで墓地からクリーチャーを回収したり、ジャギラで手札破壊をして、長期戦になっても粘り強く戦えるネクラを使い続けることにしました。
(リースは直線的に斬り合うので「勝ちやすい」んですが、ネクラは押し引きを続けていくデッキなので「負けにくい」、と言うことができます)
本来であれば、ジャギラ4入りにするのがいいのでしょうが、2枚しか持っていないことと、5マナのWSを4枚入れるとどうしても速度が遅くなるので、相手のクリーチャーが場に出てからでも処理できるハザリアを代わりに挿してみました。
また、当初はトロンボを2枚しか持っていなかったのですが、黒マナの枚数が減るので、3枚目を作って、代わりにニンジャ・パンプキンを1枚抜いて、色事故がしにくいようにしました。
ネクラWSだと、天門相手でもラフレシアワームのスレイヤーが仕事をしてくれるのが大きいです。
結局、カップ終了の4日前から2日前まで、ずっとネクラWSを握って10勝ほど勝ち越し、前日に念願のマスターに再度到達することができました。
無課金でボルバルを持っていないと、除去コン(と天門)以外のデッキで戦わざるを得ないのがそもそもハンデになりがちなのですが、5弾環境だとネクラWS(あるいはリースWS)だと、まだまだ可能性があるように感じました。
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まとめ:初めて(?)デュエプレが楽しいと思えたマスター帯
実は、これまで2回マスター帯に到達したときも、楽しさよりプレッシャーのほうが大きく、その後マスター帯から遠ざかったときは当然のことながら楽しくなく、今回も「ここまできてマスター帯に到達しなかったら、もう遊ばないかも」と思うくらい、ストレスを感じながらプレイしていました。
が、最後の最後でマスター帯に到達できて、「やればできる」という感覚を取り戻せましたね。
微課金ながらDMポイントはある程度残っていたので、マスターに到達したのを機にボルバルを作って(既に2枚作っていたので、残りの2枚を追加)、更に、1弾でパックを剥いたときに1枚しか当たらなかった二角の巨人も2枚目を生成して、5弾で当たったカードも混ぜながら、「ターボ宝剣ボルバル」とでも言うようなデッキを作って、マスター帯で回してみました。
理想は、ロストソウルを3枚積むことなんですが、手元にないためにデモニック・バイスで代用。ただ、こうすることによって、速攻や中速に対して、中盤で手札を減らすことができるので、以外とこういう構築のほうが、多くのデッキに柔軟に対応できるのかもしれません。
マスター帯に到達してからはこのデッキだけを回して8勝3敗、カップが変わってからもこのデッキだけでプラチナ帯に潜って、バルホルスカップから通算して11勝4敗と、自分でもびっくりするくらい勝てています。
このデッキの特徴として、速攻相手にはマナブからクリムゾンチャージャー、サウザンドスピアを打って盤面処理して有利に戦え、追い込まれても「獄門」でワンチャンうっちゃることができる、ということが挙げられます。
除去ボルに対しては、ハンデスされるのが嫌なのですが相手の小型クリーチャーは裁きやスピアで一掃できるのでそこまで不利ではありません。ただ、同じハンデス入りでも、ナーガに対しては不利かも、という感じです。
天門に対しては、正直序盤にマナブができるかどうかに掛かっていて、相手と自分の引き次第で有利不利は変わるという印象です。こっちの引きが弱かったら勝ち目ないですが、序盤からマナを増やして、ロストや宝剣を先手で打てればやや有利にゲームを進められる、という実感です。
9月から始まったデス・フェニックスカップでは、とりあえずこのデッキをメインで回していきたいと思います。
ようやく、デュエプレを、肩の力を抜いて楽しんでいけそうなので、今期もできるだけ結果をだせるように、色んな方との対戦していきたいと思います。
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