12月10日まで行われていた、デュエプレのアルファディオスカップでもマスターに到達することができました。
これまでのマスター到達の記録は、こちらの記事にまとめています。
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今回のアルファディオスカップは、いわゆる「6弾環境」だったわけですが、自分がマスターに到達するために回していたのは「シータメイデンt白(ホーリースパーク)」と「白緑ブリザード」の2つでした。
目次
個人的に一番しっくりきたメイデン構築
アルファディオスカップの期間中、マスターに到達したデッキは白緑ブリザードで、プラチナ3の★4くらいから、10連勝でフィニッシュすることができたのですが、それまでにコツコツとランクを上げるために使っていたのが、シータメイデンでした。
で、実は、以前このブログでは、「第6弾環境でシータメイデンは強くないのでは?」という記事を、書いていたんですよね…。
第6弾環境でシータメイデンってどうなのよ?
………はい、前言撤回させてください。
シータメイデンも、構築次第で十分に戦えました。
私が細かい改良を重ねて到達したメイデン構築は、これです。
以下、構築の要諦をまとめます。
③アクアハルカスを抜いてピアラ・ハートを採用
以前からメイデンを握っているときに、「アクアハルカスってそんなに必要ないのでは?」と思っていたのですが、代わりのカードを見つけることができずに、惰性でハルカスを入れて使っていました。
が、デュエプレYouTuberのアルトさんの動画を見て、考え方が一新。
この動画で紹介されている構築では、ハルカスの代わりに解体屋ピーカプ(や他の3マナスピードアタッカー)を入れています。
私は、最初にこの構築を試していたのですが、最終的にハルカスをピアラ・ハートに変える、という構築に行き着きました。
というのも、第6弾環境でメイデンが苦手な対面というのが、青単ツヴァイランサーと白緑ブリザードだったんですよね。
ツヴァイは、小型クリーチャーを固めて一気にツヴァイで押し切る構築で、メイデン側が最初に攻めても途中で速度がひっくり返って、トリガーのスパークとサーファーに賭けないといけない、という運ゲーになりがちでした。
ブリザード対面は、先後の差や引きの善し悪しもあるのですが、メイデンは多色カードが多くて、2ターン目にゴンタやレチアといった、2コスの多色クリーチャーを展開できないこともままにあって、特に後手番を引いてしまうと、ブリザードに押し切られてしまう、ということが多くありました。
この2つのデッキ対面を見たときに強さを発揮するのがこのピアラ・ハートで、3ターン目に出すことで、相手のアクアスクリューやサエポヨなど、パワー1000ラインのクリーチャーを除去して、相手のテンポロスを生み出せるようにしました。
また、アクアハルカスが微妙な理由は主に2つあって、
・3ターン目にメイデンを着地させようとするとハルカスはマナ送りのカードになってしまう。メイデンで(コントロール相手に)ダブルブレイクできるなら、その次のターンにフォーチューン・ボールを出して2枚ドローしたほうがバリューが高い
・速攻対面においては、3ターン目に1ドローする暇はなく、かつ相手が盾を殴ってきているので手札も増える。メイデンはトリガーが薄いので、ハルカスをピアラ・ハートに変えたほうが、ツヴァイとブリが多い環境ではバリューが高い
というものでした。
あとは、ハルカスを採用すると単色の赤カードの枠が減って、色事故も起きやすい、というのも悩みのタネでした。
ツヴァイ/ブリ対面に刺さるソーサーヘッドシャークも採用
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この構築は、「とにかく不利なツヴァイとブリ対面での勝率をほぼ互角にする」という目的意識から組んだもので、その秘術とも言うべきが、2枚採用したソーサーヘッドシャークでした。
1弾で登場した「相手の2000以下のクリーチャーを全てバウンス」という効果を持つカードで、1弾環境での青単リキッドピープルに採用されることもあったカードでしたが、ツヴァイとブリザード相手には、メイデン側がブン回ると「3ターン目にメイデン→単色マナブースト→4ターン目にヘッドシャークを召喚して、相手の小型獣を全て戻して攻勢を取れる」ということができ、また、相手が先攻してきても、状況によってはシャーク1体で盤面の勢力を逆転させて捲り勝ちする、ということもできました。
この2枚のカードを採用した結果、ツヴァイとブリザードに対する勝率は、55~60%くらいはあったと思います。トリガー12枚なので、除去とバウンスを組み合わせることで、先にメイデン側が相手の盾を全て割ってトリガースパーク条件にする、とか、シャークで相手のブロッカーやブリの進化元を全て戻して、相手がトリガー獣を引いてもまだ、1ターンの余裕を持って殴りきれる、という勝ちパターンも多くありました。
他のデッキに対する勝率
6弾環境で他に環境に存在したデッキとしては「4c(5c)天門」「デイガアウゼス天門」「赤白速攻」「デスフェニ」「クローシスサファイア」「青黒ドルバロム」などがありました。これらのデッキに対する私の構築のメイデンの得意不得意は、以下のような感じでした。
4c/5c天門
やや不利。トリガーで天門を引いてしまうとほぼ勝てませんが、4cの場合はメイデン・進化の化身がバルホルスと相打ちのパワーラインなので、盤面にクリーチャーを展開しながら攻勢をとり続けることで勝てた試合もありました。5c天門は、数が少なかったですが、エリクシアがいる分、ホーリースパーク(とウィンドアックス)でしか突破できないので更に不利でした。
デイガアウゼス天門
不利。個人的に一番苦手な対面でした。理由は、天門と同じく、トリガーでヘブンズゲートを引いてしまうとほぼ詰みである、というのに加えて、アウゼスを除去する手段がほぼゼロであり、かつアルファディオスが出ると何もできない、というのが大きいからです。地獄スクラッパーなどの火力除去もある分、攻勢を取っても攻めあぐねて終わり、ということが多かったですね。
赤白速攻
やや不利。これもトリガーの引き、先後の差によって勝率は大きく変わりましたが、トリガーで序盤にサーファーかピアラ・ハートを引いてなんとか互角に戦える、という感じだったので、轢き殺されることも多々ありました。対面の数が少なかったのが救いでした。
デスフェニ
やや有利。相手が最速デスフェニを着地させない限り、こちらがテンポを取って攻めていけるので、そのまま押し切れることが多かったです。
クローシスサファイア
やや有利。相手のトリガーの引き次第ではありますが、途中でデモハンを引いても、後からクリーチャーを展開していけば、相手には盾を増やす手段がないので、盾をゼロにしておけばいつでもリーサルを狙える戦い方ができるのが大きかったです。
青黒ドルバロム
やや有利。基本的には相手のドルバロムが出てくるまでに決着を付けられることが多かったですが、こちらが序盤にメイデンを引けなかったり、相手がロストチャージャーなどで一気にブーストしてくる場合などはなすすべなく負けることもありました。
全体的な勝率は55%程度だったと思うのですが、もともと不利対面の多いメイデンを、環境トップのツヴァイとブリにほぼ互角に戦える構築にできたことから、個人的にとても思い入れの強いデッキとなりました。
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マスターに到達した白緑ブリはオーソドックスな構築
こちらは、とてもオーソドックスな構築のブリザードですね。11月の最終日にマスターに10連勝で勝ち上がった構築ですが、正直引きがよかったことと、この時期には、ガチ勢の多くはプラチナ帯を抜け出していて、アウゼスや天門などの不利対面とマッチングしなかった、というのも大きかったです。
まとめ
これまでも何度かマスターに到達することはありましたが、自分なりに頭を使った構築でランクを上げてマスターにいけた、という意味では、このアルファディオスカップが初めてだったようにも思います。
第7弾環境になってもこのメイデンは使っていて、また使用感などまとめられればと思っています。
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