普段から、興味のある分野の新書などの「ライトな」本を読むことが多いのですが、最近の悩みは、仕事の対応に時間がかかってしまったり、ブログなどを書くことに時間を割かないといけないので、読書に充てる時間を捻出することが難しくなってきていることです。
同業者であれば同じような悩みを持っている人も多いでしょうし、これとは別の悩みで「時間はある程度確保できるけれど、読みたい本の見極めが付かない」というのをお持ちの方も多いと思います。
後者の悩みについては、「手当たり次第に本を買って読んでみて、その中から読みたい本だけを読み続ける」というスタイルが最適解だとは思いますが、実際問題として「そこまで書籍に投資できるお金はない」という方も、一定数おられるかもしれません。
そんな時に使いたいのが、本の要約サービスである「
毎月定額で本の要約が読み放題の「flier」
これまで、Amazon Kindle Unlimited(月額980円でKindle書籍が読み放題)、dマガジンや楽天マガジン(定額で雑誌が読み放題)といった、「定額で本を無制限に読める」というサービスは複数存在しましたが、これらのネックを敢えて挙げるとするなら、「手当たり次第本(雑誌)を読んでみたけれど、内容はイマイチだった………」という、「本の選別を読書前にできない」ことでした。
Kindle Unlimitedだと、読める本の数は万を超えますが、そもそも登録されている本にも限りがあり、出版社を通さないKindle Direct Publishingで出版された本は全て読めますが、出版社を通して流通している本では、どの本がUnlimitedで読めるかどうかが分かりません。
また、電子書籍故に、本屋で立ち読みをして中身をザックリ把握して、買って読んでみるかどうかの判断ができない、というネックも存在するのが事実。
それに、いくら読み放題とは言え、1ヶ月で読める本には限りがあるので、どの本を読んでどの本を読まないか?を考えることも必要になってきます。
こういった、電子書籍(読み放題サービス)のネックを解消してくれるという点で、
ビジネスはもちろん、リベラルアーツ系の書籍要約も豊富に揃う
要約は、ジャンル別、ランキング別に探すことができ、加えて特集も定期的に組まれているので、そこから探すこともできます。
要約の分量はアプリ上で4~5ページの長さで、公式サイトでは「1つの要約にかかる時間は10分」と書かれていますが、ある程度知識のある分野、文脈を理解できている分野であれば、ものの5分ほどで要約を読み終えることができると思います。
月額2000円で30日間使えるわけですから、1日当たりで計算し直すと66.7円。この金額で、複数の書籍の要約を読めるなんて夢のような話ではないでしょうか。
賢く使うなら、「買って読む本」の選別に利用する
さて、この
しかし、所詮他人の要約は他人の要約。その要約者が大切だと思う箇所を規定の分量に収めてまとめているので、必ずしも万人がその本を読んで理解する内容をまとめているわけではありません。
佐藤優も、
他者の要約に頼っていると読解力がつかない。
もし、要約で著者の主張を伝えることができるならば、著者はあえて長い文章を綴らない。
テキストが長いことには、意味がある
といったことを言っていますが、要約を読んで満足しているだけでは、所詮その程度なのです。
ですので、この
今ではAmazonで様々な本を調べて買うこともできますが、アルゴリズムの関係で、自分が興味のある分野の本しか紐付けで紹介されません。
あるいは、話題になっている本でも「これを実際に読む価値はあるのか」ということを多くの本で悩むのであれば、試しに
僕の場合、この
普段仕事などで時間が取れない、という人であれば、基本的に全て要約を読むだけで済ませて、毎月厳選5冊だけ、とか週に2冊まで、とかのペースで、実際に買う本を選べばいいでしょう。
まとめ
Kindle Unlimitedや雑誌読み放題サービスとは違った使い方ができる
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