この前、このようなツイートをしたら
ホワイトな事務所ねぇ…
— Tatsuya YABUUCHI (@TYashf7) June 17, 2023
事務所じゃないけど、20代でフリーランスになって、700万円/年くらい平均で稼いで、ヨーロッパをうろうろできるのは、自営業の特権じゃないかと思うンゴねぇ… pic.twitter.com/bssYsxmvI7
こういうリプライが、謎のアカウントから飛んできました。
フリーランスは40過ぎると仕事を貰いに難くなるのが厳しいよね
— サトル (@4wFhff) June 17, 2023
発注担当者も、若くて頑張れる20代に仕事渡したくなる
ちなみに、この方のプロフィールは
高偏差値大学中退(近々大卒)→親(所長弁理士)の特許事務所で働く跡取り息子。特許事務所&調査会社の経営幹部。弁理士試験は断念したが、代表就任予定
とのことです。滲み出てくる盆暗臭がありますよね。笑
さて、このリプライにあった「40歳を超えたら仕事を貰いに難しくなる」という質問(というか、この日本語おかしいので、どういう意味なのか厳密には分かりませんが)に対する回答ですが、「人によるんじゃないか」という、身も蓋もないものになってしまいますね。
私の周りでは、40歳を超えてから独立されて、翻訳業で稼ぎ続けられている方も何名かおられますし、そういう方は年々、売上高が大きくなっているというような話も実際に聞いているので、こういう「40歳を超えたら」というのは、あまりに属人的過ぎて、一般論や傾向として当てはめることが難しいと思います。
ちなみに、「若くて頑張れる20代に仕事渡したくなる」ということに関しても、私、30代になってからも変わらず仕事は頂けていますし、なんなら30代になってから、色んなものに複利が働き始めて、20代のときよりも収入は上がったので、これも(少なくとも、私に関しては)あまり当てはまっていませんね。
(ただ、同じような話は、仕事を発注する側の方からも直接聞いたことがありますが、それは「若いから頑張ってくれる」というよりも、年齢が上がると健康上の問題で突如引退に近い状態になってしまう方もおられるから、といったような文脈でした)
これは個人的な考えですが、今は昔よりも、歳をとることに対するディスアドバンテージが減っているように思います。一生学び続けることや、学び直し(リスキリング)という話題も上がっているような昨今ですしね。
フリーランスの方でも、40歳を超えても稼ぎ続けている方は、表に現れないだけでめっちゃ稼がれていると思います。1人だと限界があるだとかの理由で、ギルド的な組織化をされる方もおられますし(特許翻訳の会社だと、そういうところがチラホラありますね)、別事業に打って出る方もおられるかと思います。
逆に、というとアレですが、本業で食っていけなくなった人は、いわゆるインフルエンサー的なポジションに陣取って、情弱を相手に金を巻き上げるようなことに手を染めている印象がありますね。まあ、自分より立場が弱かったり、下にいる人しか相手にできないような能力、実力なので、仕方がないと思いますが。
結論を言うと、「フリーランスは40過ぎると仕事を貰いに難くなるのが厳しい」のではなく、大人になってからロクに新しいことを学びもせずに、盆暗2代目になってしまうと、めちゃくちゃ実力のある方からは相手にされず、そこで認知が歪んで上記のような出力バグを起こしてしまう、という話でした。
こういう話は、東大を出ているのに最初の不動産投資で失敗して、ずっと勤め人を続けながら属性を利用して不動産を買い、副業で翻訳業をやっていたけれど、それよりもウマい商売があるということに気づいて、誰と関わることもなく、実務力のアップデートもすることもなく、毎日パソコンに向かって飛沫を飛ばしながら、脳筋で動画を作ってはアップロードしているような情報商材屋さんにも当てはまるのではないでしょうか。
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