今まで知らなかったのですが、Wordでの改行マークって「Enter矢印」と「下矢印」の2種類があるんですよね。
違いは、この画像にて。
上と下にある、左下に矢印が曲がっているのが通常の「Enter改行」で、中に挟まれている「↓」は特殊な改行で、それぞれの意味は、前者が「段落を区切る」、後者が「改行はするけれど段落は続く」という違いのようです。「↓」は、「Shift」+「Enter」を同時に押すことで入力される改行のようですね。
というのも、前に仕事で「改行は通常のEnter改行にして下さい」という謎のフィードバックがあったので、どういうことか…と調べてみたら、こういうことだったんですよね。
ちなみに、この「↓」をEnter改行に置換する方法もあります。
Wordの「置換」タブをクリックして、
右下の「あいまい検索」のチェックを外してから、下の「特殊文字」をクリック。
「任意指定の改行」を、置換前の検索窓に入力して、
※「任意指定の行区切り」が正しいです。「任意指定の行区切り」を置換前の検索窓に入力して、
置換後の検索窓には、「段落記号」を入力。
これで一括置換をすると、「↓」が通常のEnter改行に置き換わります。
しかしまあ、Trados案件で、Trados内で改行をするにはどうしても、セグメント内で「Shift」+「Enter」を同時入力しないといけないんですよね。その上で体裁を整える際に「Enter改行に直して下さい」と言うのは………。翻訳者の仕事ではありませんよね。
まあ、こういう会社に限って、翻訳者にとっては枝葉末節のどうでもいい体裁についてのフィードバックしか伝えてこないので、まあそういうレベルのところなんでしょう。
こういう会社からは、とりあえずお金稼ぐだけ稼いでどこかで見切りを付ける、っていうのがいいんでしょうね。よく「お金と仕事とどっちが大事なのか」という話がありますが、パートナーである外注翻訳者さんを丁寧に扱って下さる取引先に対しては仕事のほうがお金より大事で、雑に扱うところ(余計な仕事をタダでさせるところなど)に対しては、こちらとしてもお金のほうが大事になりますよね。
「お金と仕事どっちが大事か」なんて問いかけは、相手によって最適解は変わりますから、それに応じて行動すればいいだけのことですよね。
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