日本で唯一の宗教都市、奈良県天理市。この街で毎年信念に行われる、無料でお持ちを食べられるイベントをご存じですか?
今回は、天理市で年明けに行われる「お節会(おせち)」というイベントについてまとめてみました。
目次
お節会(おせち)って何?
奈良県天理市は、天理教の総本山であり、日本で唯一の宗教都市としても有名です。ここ天理市では、毎年年明けに、天理教が主催のお節会というイベントが行われています。
毎年、年末には日本各地から天理教に、鏡餅用のお持ちが大量に届きます。お節会(おせち)は、その集まったお餅を鏡開きした後に、参加者に無料で振る舞うという、なんとも太っ腹なイベントなのです。
天理教の鏡開きは1月4日。日本の年中行事とは日にちが異なりますが、この日の鏡開きでお餅が一口サイズに分けられ、お節会(おせち)で振る舞われます。
お節会(おせち)の開催場所と日時、参加条件は?
お節会(おせち)が行われるのは、毎年1月5日~1月7日の3日間。場所は天理市の天理教本部で、近鉄天理駅、又はJR天理駅から東に徒歩20分程で到着できます。
お節会(おせち)でお餅が振る舞われるのは、毎日およそ10時から14時まで。土日は参加者が大変多く、早い時間に到着しても座席に案内されるまで1時間程待たないといけない場合もあります。
また、お餅を食べる場所はテントで覆われていて暖がとられていますが、真冬なので外は寒いので防寒具をお忘れ無く。
そして、お節会(おせち)には天理教の人しか参加できないんじゃないの? という疑問は、恐らく多くの人が持ってしまうのではないでしょうか。
ご心配なく、お節会(おせち)には、天理教の信者であることは関係なく、誰でも参加することができます。また、参加のためにチケットを買う必要もありません。当日参加者の列に並ぶだけで、お餅を食べることができます。
スポンサードリンク
どんな料理が提供されるの?
お節会(おせち)で提供されるのは、すまし汁にお餅(焼いたもの)と水菜を入れた、非常にシンプルなもの。お変わりはもちろん自由です。
http://blog.goo.ne.jp/toyokozy/e/009177f66970b8188c764c7208650caf
食べ物としてはとても質素でシンプルですが、おすましの温かさは冷えた体を芯から温めてくれますよ。
天理教本部までのアクセス方法は
天理教本部は天理駅から徒歩で行ける距離にあります。
大阪(梅田)からだと、JR(又は地下鉄)と近鉄電車を乗り継いで約75分。
京都からだと、近鉄電車で約60分で到着します。
車でアクセスする場合は、大阪からの場合は西名阪自動車道を通って天理インターチェンジで降りるか、三重・名古屋からの場合は名阪国道の天理インターチェンジを降りて、約10分で到着です。
まとめ
天理教のお節会(おせち)が魅力的なのは、無料で参加できて美味しいお餅を食べることができることです。お正月は出不精になって家でゴロゴロしがち…と言う場合でも、関西近郊からアクセスして、温かいお餅を食べて体の芯から温まってみませんか。
あなたにおすすめの記事はこちら!