結婚をした後に年賀状を送る場合、どういう内容で送ればいいの? メッセージを添えるときはどんな風に書けばいいの? 誰に送ればいいの? ということでお悩みの方も多いかも知れません。
結婚をすると、親戚や義理の両親との付き合いが増えるなど、気ままだった独身時代とはがらっと環境も変わってしまうもの。けじめを付けると言う意味でも、年賀状はきちんと用意して、感報告と抱負などを、感謝の気持ちと合わせてを相手に伝えたいものです。
今回は、結婚後に年賀状を送る場合の一言の書き方や注意点などをまとめました。
目次
結婚後の年賀状で伝える内容は?
結婚は、間違いなくあなたにとっての人生の大きな節目。結婚式には友人や仕事関係の人(同僚、上司など)も多く参加し、あなたの新たな船出を大いに祝福したのではないでしょうか。
結婚をした場合、年賀状は結婚報告を兼ねた年始の挨拶、という体で書くのが良いでしょう。
また、年賀状を送る相手には、①結婚式に参加した人、②親戚や義両親、③結婚式に参加しなかった人、の主に三通りが考えられ、これによって文面や添える一言も変える必要があります。
また、これらと合わせて年賀状に盛り込みたい内容としては、姓(名字)の変更、そして新居の住所(引っ越しした場合)です。
「名字が変わりました」「新しい住所はこちらです」という簡単なもので大丈夫ですが、これらも必ず、印刷文でいいので加えるようにしましょう。
結婚報告を兼ねた件賀状には、手書きで一言添えたいもの
年賀状で結婚報告(式に参加した方には、そのお礼)をする場合、全て印刷で済ますのはあまりにも味気ないもの。年賀状を受け取った側からすると、「この人は本当に感謝しているんだろうか?」と、疑われてしまう可能性だってあります。
結婚報告を兼ねる年賀状に限りませんが、必ず一言、手書きでメッセージを個別に添えることで、相手が受け取る印象も大きく違ってくる、ということは頭の片隅に入れておいて損はありません。
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年賀状への一言の書き方
①結婚式に参加した友人・上司等に送る場合
送り相手が式に参加した友人の場合「結婚式に参加してくれてありがとう」という感謝の気持ちを、手書きで余白に数行添えるのがいいでしょう。
また、仕事でお世話になっている上司や同僚への場合は、出席に対する感謝の思いと、仕事に対する謝辞を添えるのがいいでしょう。また、今後の仕事に対する意気込みや抱負も手書きで添えるとなおよしです。
なお、本文中での結婚式のお礼は、一行程度で簡潔に済ましましょう。このお礼の部分は印刷にして、具体的な報告を手書きで一言書くことで、相手が受け取る印象も良いものになります。
また、結婚式に参加した人への年賀状には、式での2人の写真を載せるのもいいでしょう。
ただし、キスをしている写真やお姫様だっこをしている(されている)写真のような、過度にアピールしていると捉えられてしまう恐れのあるものはもちろんNG。あくまで常識の範囲内の写真を選びましょう。
②親戚や義両親に送る場合
結婚の前後で変わるのが、親戚や義両親との付き合いです。
まず、親戚と義両親への年賀状は、必ず出すようにしましょう。普段なかなか顔を合わすことがないかもしれませんが、義両親なしで結婚ができたわけではありません。
末永く良い関係を築き続けていくためにも、毎年必ず年賀状は出すようにしましょう。
また、親戚が多い場合も、漏れの無いように事前にきちんと確認をして年賀状を用意するのがマナーです。
年賀状の内容は、結婚式に参加した親戚の場合は、参加のお礼を一言添えておくことをお忘れ無く。
これ加えて感謝の気持ちと「まだまだ未熟ではありますが、今後ともお力を貸して頂くことがあるかと思います。応援よろしくお願いします」といった内容が無難でしょう。
親戚への年賀状で添える一言ですが、年に一度でも会う場合は、ある程度くだけた表現でも大丈夫です。逆に、基本的に会わない場合は堅めの表現を使いましょう。
相手との距離感や会う頻度に応じて、添える言葉にもメリハリと付けるのが大事ですね。
また、写真を加える場合は、二人きりのものでも大丈夫ですが、家族で集まったもの、親戚と撮った集合写真のほうがより好まれます。
③式に参加しなかった人に対して、結婚報告をする場合
結婚式に参加しなかった人に対しても、普段どれくらいの頻度で会うかによって、文面は変える必要があります。
まずは、ある程度関わりのある人に対しては、結婚の報告に加えて、「今度2人で遊びにいくよ!」「近くに来る場合は是非家に立ち寄ってね」という一言を用いるのがいいでしょう。
フランクて軽めの一言にすることで、相手も気負わなくて済みますね。
写真を添える場合は、結婚報告を兼ねているわけですから、相手の顔が分かるツーショット、あるいは家族とともに写ったものがいいでしょう。
一方、結婚式に参加していない、関係が希薄(疎遠)な人に対しては、写真は付けずに、文面での結婚報告をし、必要に応じて干支のイラストを付けるなど、例年通りのデザインで大丈夫です。
結婚二年目以降の年賀状はどうすればいい?
友人や仕事関係の人、親戚、義両親に対しては毎年出し続けるのが当然ですが、関係が疎遠な場合には、続けて年賀状を出すのが大変に思う方もおられるのではないでしょうか。
しかし、結婚をした翌年だけ年賀状が届くと、受け取った側は「この人は結婚したことを見せびらかしたいだけじゃないのかな?」と思ってしまうかもしれません。
関係が疎遠な人に対しても、簡単な内容で構いませんから年賀状は出し続けるのがいいですね。
まとめ
結婚をすると環境が大きく変わるため、年賀状の出し方ひとつにしても分からないことだらけになり、悩んでしまうこともあるかと思います。
そんな際は、今回まとめたように、相手との関係に応じて文面や体裁を変えるのが一番無難です。
付き合いが増えることで年賀状を送る相手も多くなるので、大変かも知れません。しかし、周りの多くの方の支えがあるのもまた事実です。結婚式の後で年賀状を送る際は、あなたを支えてくれている多くの人達の姿を思い出しながら、感謝の思いを一言伝えてみませんか。
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