乗り継ぎ割引が使える新幹線と在来線の組み合わせ(北陸新幹線編)
2020/01/19
今回は、北陸新幹線の区間で使える乗継割引を紹介していきます。
他の新幹線で使える乗継割引の組み合わせは以下の記事でご確認下さい。
乗り継ぎ割引が使える新幹線と在来線の組み合わせ(東海道新幹線編)
乗り継ぎ割引が使える新幹線と在来線の組み合わせ(山陽新幹線編)
乗り継ぎ割引が使える新幹線と在来線の組み合わせ(東北・上越新幹線編)
※なお、北陸新幹線の東京~高崎間は上越新幹線と区間が重複していますが、乗り継ぎ割引が使える駅はありません。
目次
①長野駅
長野駅に発着する特急「しなの」と乗り継ぐ場合に、乗継割引を使うことができます。
②直江津駅
上越妙高駅では、在来線特急「しらゆき」と接続していますが、この区間は在来線は第3セクターの「越後トキめき鉄道」の区間となっているので、乗継割引が適用される駅は直江津駅(信越本線の起点駅)となります。
北陸新幹線としらゆきを乗り継ぐ場合、しらゆきを使って直江津~上越妙高間を利用する、というのが前提となります。そのため、直江津~長岡などの区間をしらゆきで利用し、直江津~上越妙高間を普通列車で移動する場合は、乗継割引は使えません。
また同様の理由から、特急しらゆきを使って上越妙高~高田・新井・直江津間のみを利用する場合でも、北陸新幹線との乗継割引は適用されませんのでご注意下さい。
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③金沢駅
金沢駅で乗継割引が適用されるのは、以下の列車です。
・サンダーバード(福井・大阪方面)
・しらさぎ(福井・米原・名古屋方面)
④津幡駅
津幡駅には北陸新幹線は通っていませんが、この駅は七尾線の起点駅となっているのと、金沢~津幡間はIRいしかわ鉄道(第3セクター)となっているため、金沢と和倉温泉方面を結ぶ特急を利用する場合、乗継割引が適用される駅は金沢ではなく津幡となります。
津幡駅での乗継割引が適用される列車は以下の通りです。
・サンダーバード(金沢~和倉温泉間)
・能登かがり火(同)
北陸新幹線を使って金沢駅まで(から)利用し、金沢でこれらの列車に乗り継いで和倉温泉方面に(から)移動する場合のみ、乗継割引は適用されます。
そのため、サンダーバードまたは能登かがり火で金沢~津幡間のみを利用する場合、新幹線との乗継割引は適用されませんのでご注意下さい。
まとめ
北陸新幹線の乗継割引は、並行する在来線が第3セクターになってしまっている区間があるため、乗継割引の適用条件がややこしくなっている区間がありますが、「第3セクター区間のみで特急列車を利用しない(JR区間にまたがって特急を使う)」という条件を満たせば問題ありません。
なお、富山駅で新幹線と特急「ひだ」を乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引は使えないのでご注意下さい。
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