新幹線の指定席を利用する際に、乗車直前に予定が変わって、乗車をキャンセルすることになったことはありませんか?その場合、キャンセルの手数料はどうなっているのでしょうか。
今回は、新幹線を使ったことがある方なら必ず一度はぶつかる問題について調べてみました。
目次
新幹線指定席の払い戻しは当日にできる?
新幹線の指定席の切符を購入した場合、切符の払い戻しは利用する新幹線の出発時刻前までであれば可能です。ただし、所定の手数料が必要で、新幹線の出発日の2日前までと、それ以降では手数料が大きく異なってきます。
指定席を利用する場合、乗車予定の新幹線が乗車駅を出発した後では、切符の払い戻しをすることはできません。ですので、必ず列車が乗車駅を出発するまでに払い戻しは行いましょう。
例えば、6月15日の13時00分に東京駅を出発する新幹線の指定席を予約していた場合、払い戻しは同じ日の12時59分までに行う必要があります。万が一、この時間を過ぎてから払い戻しを受けようとしてもお金は返ってきません。
ただし、何らかの理由で乗車予定の新幹線に乗り遅れてしまった場合、同じ日の後の時間に出発する新幹線の自由席に限り、差額なしで乗車することが可能です。
例えば、6月15日の13時00分に東京発の新幹線の指定席を買っていた場合、6月15日の15時15分に東京駅を出発する新幹線の自由席は利用することが可能です。
新幹線の指定席特急券の払い戻し手数料は?
新幹線の指定席を利用する場合は、払い戻しを受ける時期によって手数料が異なります。
①出発日の2日より前
出発日まで余裕がある場合、払い戻しに必要な手数料は以下の2種類です。
・乗車券 = 220円
・指定席特急券 = 330円
例えば、東京から新大阪までのぞみ号の指定席を利用する場合、通常料金だと乗車券=8750円+指定席特急券5700円=14450円がかかります。
ここから、220円+330円の手数料を差し引くと、14450-550=13900円が返ってきます。
②出発日の1日前、又は当日の出発前まで
指定席を直前でキャンセルする場合は、手数料が高く付いてしまいます。
乗車券の払い戻し手数料は220円で変わりませんが、指定席特急券は金額の30%が手数料でかかってしまいます。
ですので、東京から新大阪までのぞみ号の指定席を利用する場合、指定席の払戻手数料は
5700×0.3=1710円が手数料としてかかってしまうわけですね。
ですので、この場合は1710+220=1930円が払い戻しの際にもっていかれてしまいます。
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切符の払い戻しはどこでできる?
新幹線指定席の切符をJRのみどりの窓口で購入した場合、現金で切符を購入した場合でも、クレジットカードで購入をした場合でも、別の地域のみどりの窓口で払い戻しが可能です。例えば、東京駅のみどりの窓口で購入した場合でも、新宿駅のみどりの窓口で払い戻しが可能です。
クレジットカードで切符を購入した場合は、払い戻しの際には一旦全額が払い戻された後で、手数料を別に決済する必要がありますのでご注意下さい。
また、みどりの窓口ではなく旅行代理店で購入した場合は、現金で支払った場合は旅行代理店でも全国のみどりの窓口ででも、払い戻しが可能です。ただし、クレジットカードを使って旅行代理店で購入した場合は、購入した代理店でしか払い戻しが受けられません。
まとめ
いかがでしたか。新幹線の指定席の切符は、乗車する列車の出発前までなら払い戻しが可能ですが、直前になれば手数料がグッと上がってしまいます。万が一キャンセルをする場合も、早めにしておきたいですね。
購入場所や購入方法により払い戻しが受けられる場所が異なりますので、その点だけはご注意下さいね。
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