ポーランド国鉄の特急列車をウェブ予約する方法

この記事は5分で読めます

来月(2016年9月)に、ポーランドの西側の街Zielona Góra(ジェロナ・グラ)でワイン祭りが行われるのに参加することにしました。

調べてみると、ワルシャワからジェロナ・グラまでは直通バスが走っておらず、乗り換えなしだと鉄道(ポーランド国鉄)を利用するしかないようです。

 

というわけで、わざわざ駅まで行ってチケットを購入するのも面倒臭いので(ワルシャワ中央駅には時々行くんですが、カウンターにはいつも長蛇の列が…)、今回はインターネットで予約することにしました。

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最初に注意して欲しいこと

一点目。ポーランド国鉄の列車をネットで予約できるのは、「直通列車」だけです。

→2016.08.14更新:直通列車以外も、インターネットで確認できます。ただ、1本目の列車と2本目の列車のチケットをそれぞれ購入しなければならず、場合によっては値段も割高になる恐れがあります。手間も考えると、できるだけ直通列車を予約して利用する方がいいでしょう(更新情報ここまで)

つまり、出発地から目的地まで、どこかの駅で乗り換えがある場合、ネットでは買えないんですよ(「購入」っていうボタンがそもそも表示されません)。

なので、乗り換えが必要な場合は窓口に行って購入するしかなさそうです。

 

二点目。これは窓口での予約もそうですが、「列車の予約ができるのは、運航日の30日前から」です。二ヶ月先のスケジュールを決めようとした場合、列車のダイヤ検索はできますが、予約はできませんのでご注意下さい。

 

列車の予約方法

まずは、こちらのページにアクセスしましょう。

ポーランド国鉄ホームページ(英語版)

 

ここにアクセスすると、左側にこんな画面が見えます。

billet7

ここで、①~④を操作して、自分が乗りたい列車を検索できます。

①は、出発地。ワルシャワ在住なら「Warszawa」と入れれば、ワルシャワの各駅(ワルシャワ中央、ワルシャワ東、ワルシャワ西等)がサジェストされるので、自分の乗りたい駅を選択します。普通は中央駅で大丈夫ですが、僕は西駅のほうが若干近いので、今回はそちらにしました。(この記事では、ワルシャワ中央駅からクラクフ中央駅までのチケットを買うという前提でデモします)

②は、到着駅ですから例えば「Krakow」と入れれば、ここでも候補が出てきます。例えば「Kraków Główny」を選択します(Głównyは「主要な」「メインの」という意味)。

③、④は出発日と出発時刻(又は到着時刻)を選ぶところ。一番簡単なのは、Select dateを押して

billet8

こういう画面で、日にちと時間を同時に指定する方法。ちなみに、時刻の検索だけであれば30日以上先でもできます。

今回は例えば、8月27日の午前10時頃に出発する列車を調べてみます。

これら、①~④を全て入力したら、

billet9

↑の「Search Connection」をクリック。

こんな検索結果となりました。

billet10

青地に白抜きとなっているのが、一番オススメの列車でしょうか。10時頃だと、9時55分に出発するのと、10時30分に出発するものがあるようです。

 

ポーランド国鉄のシステムが有り難いのは、指定した時間より前に出発する列車も表示される、ということ。今回だと、7時20分発の列車もありますね。

列車の詳しい情報を知りたい場合は、一番左の「expand」をクリック。今回は、9時55分発の列車の詳細を確認してみます。

billet11

reservation obligatoryとあるので、予約が絶対に必要。基本的にポーランドの優等列車は、要予約と考えて下さい。

あとは、日本では見られないビュッフェカーもあるようですね。

show intermediate stopsをクリックすれば、途中の停車駅も表示されます。

billet12

この列車は、ワルシャワからクラクフまでノンストップのようですね。

実際にチケットを購入する場合、右側の「Buy Ticket」をクリック。

すると、billet13

律儀にも、前後の列車の予約も可能な画面が出てきますが、チェックがついた列車が、自分が選択した列車です。

ここで、乗りたいクラス(一等車:日本で言うグリーン車、か、二等車:日本でいう普通車)を選択。普通は二等車ですから、それをクリックすると、値段が表示されますのでクリックしましょう。

 

※ここからのスクリーンショットは、僕がジェロナ・グラまでの切符を買った時のものです。料金に関しては、ワルシャワ~クラクフのものではありませんのでご注意下さい。

 

billet

こういう表示が出ます。真ん中にある「…30%」というのは、列車出発日の2週間より前の予約だと、30%オフの料金で予約が出来る、ということです(どの列車でもそうです)。予定が前から決まっている場合、先に購入しておくのが吉でしょうね。

この画面で、上の「Enter name and surname…」に、自分の氏名を入力して下さい(この画面の指示では「2人以上で乗る場合」と書いてあるんですが、今回僕1人での乗車なのに、ここに入力をせずにchooseを押そうとしても押せなかったので、一応入力しました)。

 

で、ここからなんですが、初めてウェブ予約をする場合、最初に「会員登録」をする必要があるようです。その画面に誘導されるので、そこでログインIDと氏名、パスワード、メルアドを入力して、登録を済ませます(すみません、スクリーンショット残すの忘れました…)。

その登録が終われば、登録メルアドに

billet3

というようなメールが届きます。ここで、Aktywui kontoをクリックすると、

billet2

これで登録が完了です。OKを押すと、さきほど選択した列車の予約が続けられます。

 

支払い方法は幾つか選択できますが、僕たちは基本的にクレジットカードだと思うので、一番左の「e-service credit card」を選択。すると

billet4

こういう画面になるので、上の「payment cards」から、カードのブランドを選択。

あとは、次の画面でカード番号、利用期限、そして裏面にある3桁ないし4桁の番号を入力すれば、決済完了です。

(なぜかカードの利用者名義は入力する必要がありませんでした)

決済が終わると、以下のような画面に飛びます。

billet5

Printというのは、チケットの印刷。Getを押すと、PDFデータをパソコンのフォルダに保存できます。僕はパソコンに一度保存して、出発前に印刷することにしました(ちなみに、メールでもチケットのPDFデータが送られてくるので、ここで操作しなくても大丈夫です)。

 

チケットは必ず印刷するか、スマホに保存すること

ここで一点注意して頂きたいのは、チケットは印刷するか、スマホに保存して端末から見せられるようにしておく必要がある、ということです。

これを怠ると、例え座席予約ができていても「無賃乗車」とみなされて、高い罰金を払わないといけないので注意しましょう。

 

※2017.06.21更新

チケットを紙で印刷しないといけない場合は、①寝台車を利用する場合、②国際列車(ポーランド国外に行く列車)を利用する場合、の場合のみです。その他の、ポーランド国内の昼間の列車や、夜行列車の普通の座席を使う場合は、スマホでスクショを残すなどすれば大丈夫です。

(更新情報ここまで)

 

それにしても、ポーランドの電車賃は安い…

ちなみに、今回僕が予約したチケットは、約5時間の移動で約48ズロチ。これで30%割引なので、通常料金は約68ズロチのようですが、この通常料金でも、2000円に届かない金額です。僕が買った48ズロチだと、手元のアプリで計算すると約1200円。クレカの為替レートだと、1400円くらいでしょうか。5時間乗ってこの値段って、安すぎて笑えますね(笑)

ちなみに、ポーランド国鉄はここ数年で高速電車特急(通称:ペンドリーノ)を導入していて、移動の高速化も進んでいます。僕が最初ポーランドにやってきた2010年なんて、基本的にはトップの写真のような機関車+客車で、ワルシャワ~クラクフでも4時間くらいかかっていたと思うんですが、今だとこの電車特急を使えば、ノンストップで2時間30分で移動できますからね…。本当に、1泊2日あればポーランドの大概の街はぷらっと訪れて観光ができそうです。

ペンドリーノは、こんな車両。正直言って、ポーランドには似合わないですよ(苦笑)

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(※出典はhttp://toyokeizai.net/articles/-/106858?page=3より)

 

まとめ:ポーランド国鉄はがんがん乗るべし、旅すべし。

いかがだったでしょうか。僕もウェブ予約は初めてだったのですが、思った以上に簡単で拍子抜けしてしまいました。日本でもこういう予約方法ができればなあ…とは思いますが、まああの国は、新幹線のウェブ予約ページすら後進国並のダサさなので、当面の間無理でしょう。

それにしても、思った以上に鉄道料金が安くてびっくりです。日本だと、特急に乗っても5000円くらいしますから、やっぱりポーランドは、全体的に物価が安いですね。

 

というわけで、今後ポーランドにお越しの方は、是非鉄道を使って国内を縦横無尽に旅しましょう!こんな料金で旅できるなんて、西ヨーロッパでもたぶん無理です。物価の安いポーランドだからこそ味わえるメリットは、十二分に活用しちゃいましょう!

 

それでは、素敵なポーランド旅行を!

 

※アイキャッチ画像はこちらから拝借しました

 

合わせて読みたい記事:

ポーランドの高速特急・ペンドリーノ(二等車)に乗ってみた

 

ポーランド国鉄のインターシティー(IC)に乗ってみた

 

日本人が知っておきたいポーランド国鉄の主な割引制度(3種類)

 

 

 

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藪内達也。26歳。フリーランスで特許翻訳をやっています。読書と旅行と考えることが好き。ポーランドでは、適度に稼ぎつつまったり暮らして、人生のQOLを高めていく予定。