海外送金で利用すべきサービスはこれだ!
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※この記事で書いている内容は古くなっています。現在は、ゆうちょ銀行の海外送金ではなく、Wise(TransferWise)を使っての送金がオススメです。

詳しくはこちらの記事にまとめています。

今日、人生で初めて海外送金を行いました。
いろいろと学びになったことがあるので、以下順にまとめます。

目次

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①海外送金の目的

これは、先日契約を締結した賃貸に関するお金のやりとりのためでした。

契約で
・保証金(1ヶ月分の家賃:万が一物件の修理などが必要な場合は、そのお金を使い、退去時に返金。基本的に何もなければ全額返金される)
・初月の家賃(7月分)
のお金を振り込む必要があるのですが、今私は日本にいるので、海外送金を使わざるをえませんでした。

②日本郵便の国際送金サービスが抜群に良い

今回私が利用したのは、日本郵便の国際送金サービスでした。

このサービス、送金手数料がわずか2500円(!!)と、涙が出るくらいに嬉しい安さです。

そして実はこのサービス、今日まで知らなかったんですよね。

当初、私が考えていたのは新生銀行の海外送金サービスでして、これは私が新生銀行に口座を持っているのと、送金手数料が4000円と、これまた比較的廉価だったので、第1候補に挙げていました。

ただ、諸問題(※詳しくは後述)もあるのと、最寄りの窓口が隣県で(もともと新生銀行は窓口が少ない)、片道1時間以上出向くのにかかる、という問題がありました。(しかも、銀行の窓口業務の時間は15時までなので、移動時間やら1日のスケジューリングやら、制限が多い)

普段、部屋に籠もって仕事をしなければならないという状況もあって、さすがにそこまで時間が取れないなあ、と思って、結局自宅近くに窓口のあるりそな銀行のサービスを使おうと思い、窓口まで行ったんですが「手数料が1万円くらいするので…」と言われて「郵便局のほうが安いです」と案内をしてもらって、結局日本郵便を使うことにした、といういきさつがあります。

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③「支店名」は必要?

今回の送金で一番手こずったのが、「振込先の支店名が必要かどうか」ということでした。というのも、当初新生銀行のHPで確認する限りでは「支店名と住所が必須」となっていたのですが、先方に確認すると「ポーランドはネットバンキングが普及して、支店名と口座番号は紐付けしていないからその情報は分からない」という回答が返ってきまして、「どうしたらいいの?」状態だったからです。

結論を先に言えば、支店名は必要ありませんでした。

④国際送金に必要な情報・書類

では、どの情報が必要なのか?と言えば、以下の通りです。

まず、振込先情報として必要なのは

・受取人氏名
・受取人住所(相手が銀行に登録している住所)
・SWIFTコード(銀行コードの一種)
・IBANコード(口座番号の一種)
・振込先銀行の住所(これは今回、本店の住所を教えてもらいました)

です。

次に、振込人側が用意すべき書類は以下の通りです。

・郵便局の通帳(口座からお金を振り込む場合。これとは別に、現金を窓口に持っていって手続きする方法もありますが、この際は不要)
・届け出印鑑
マイナンバーカード←とても重要。通知カードでも個人番号カードでも、「マイナンバーが分かるもの」であれば大丈夫です。
・身分証明書(保険証か運転免許証)

これらを事前に用意して、郵便局の窓口に向かいましょう。(国際送金ができる支店については、窓口検索の「利用条件から探す」→「貯金サービスから探す」→「国際送金・外貨」から絞れます。自治体内で一番大きな主要支店に行けばいけると思います)

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⑤手続きの流れ

まず、窓口(貯金・保険窓口)で番号札を受け取って、順番を待ちます。

自分の番が来たら窓口に行って、「国際送金をしたい」と伝えましょう。そうすると、担当者が詳しく説明してくれます。(国を伝えれば、詳細に対応してもらえます)

あとは、指示に従って書類を提示したり書類に記入したりすれば、大丈夫です。

なお、ポーランドに送金する場合は、

・ゆうちょ銀行の口座から日本円を出して、

・ユーロで計算をして送金

・相手国通貨(ズロチ)で受け取り

でした。計算通貨はヨーロッパの場合ユーロのようです。
レートは、為替相場より1円程高かったです。

今回は、支払う金額がズロチで決まっているので(3956ズロチ)、スマホのアプリでユーロに計算すると約900ユーロとなりました。

ここから「5ユーロが中継手数料として引かれる」とのことだったので、念のため920ユーロ(アプリだと4050ズロチ前後)を送金して、4000ズロチほどが振り込まれる算段で手続きを行いました。

この後、問題なく処理が行われれば相手の口座にお金が入り、

万が一問題があった場合、一度こちらに電話がかかってきて追加で情報を伝えたりして、それでも届かない場合は返金されるとのことでした。

まとめ:日本郵便を使おう

今回、窓口のスタッフもすごく丁寧な説明で、特に不安もなく処理を進めることができました。何よりも手数料が2500円という安さ(+5ユーロというのも安い)が魅力です。

振込先の情報を漏れなく教えてもらえば、マイナンバーカードの持参を忘れなければ、問題なく手続きは進められます。

これから留学やワーホリなどで海外送金する必要がある場合は、是非日本郵便の国際送金サービスを使ってみましょう。

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