ブダペストで日本人職人が握るお寿司屋さん・Okuyama  no Sushiはリピート確定!
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海外で食べられる定番の日本食と言えばお寿司で、僕もポーランドで生活をしている間に幾度となく口にしてきました。

 

しかし、先日ブダペストで訪れたOkuyama no Sushi(奥山寿司)は別格。なんと日本人の寿司職人が一貫ずつ握るお寿司屋さんです。

 

実は、ここがハンガリーで初めて訪れた寿司屋さんで、この味が自分の「デフォルト」になってしまったのですが、ハンガリーは周辺の中東欧で美味な日本食に飢えている方には朗報です。今回はこのOkuyama no Sushiを詳しく紹介します。

 

目次

Okuyama no Sushiの場所と特徴

 

Okuyama no Sushiはブダペストのブダ側のすこし外れ、マルギット島やルカーチ温泉の近くにあります。

 

お店のすぐ前にはトラム乗り場、少し離れた所に近郊電車(HEV・ブダペスト市内の交通きっぷで乗車可能)の駅もあるので、どちらかでアクセスするのが簡単です。ペスト側から行く場合、途中で乗り換えが必要です(google mapでは「Okuyama」と入力すれば検索できます)。

 

大将の奥山さんは、東京は八丈島出身の寿司職人。長いこと故郷には戻っておられないようで、僕が訪れたときに「少し前に帰国していた」とのことだったのですが、帰国自体も随分長いことされていないようです。

 

奥山さんは寿司職人として海外で28年ほどのキャリアがあり、そのうち18年をブダペストで過ごされているとのこと。海外でお寿司を握っている職人さんを他に知らないのですが、ここまで(特に1つの場所で)長く活躍されている方は多くはおられないでしょう。

 

 

Okuyama no Sushiの特徴は、いわゆる「日本のお寿司」を食べられること。まあ当然と言えば当然なのですが、ポーランドやハンガリーでも、ローカルの人向けにアレンジされたお寿司が食べられるレストラン(寿司屋さん)は多く、それも実際美味しいのですが、ここOkuyamaではいくらやエビなど、なかなか海外では食べづらい食材を取り扱っているのが特徴です(しかもハンガリーは内陸国ですから尚更)。

 

お店ですが、いくつかの店舗が集まった小さなモール?のような建物の中にあります。地下1階にあって、モールへの入口から少し入り組んだ場所に移動する必要があるので、看板などを目印にして下さい。

 

Okuyama no Sushiではおまかせで握ってもらうのがオススメ

 

Okuyamaにはもちろんメニューもありますが、大将におまかせで握ってもらうのがいいでしょう(約6000フォリント=2400円)。

 

最初に出されたのは、しいたけとあさりの佃煮(おまかせメニューに込)。やや濃いめの味付けで、お酒のアテにぴったりのメニューでしたが、これぞ日本人のノスタルジーをくすぐる味付け。ローカル発のお寿司屋さんでは食べられない料理です。

 

本日のおまかせは、お寿司13貫(にぎり6貫、巻き寿司6貫、軍艦巻き1貫)とだし巻き卵2つ。

この、白いネタがOkuyama名物の「白マグロ」。赤身より脂がのっている感じがしました。

他には、生のエビも。普通の(湯に通した?)エビもあるのですが、どうやらこの生エビは、北海道の食べ方らしいです。こんな風にエビを食べたことなかったので驚きでした。

こちらはイクラ。ポーランドでも寿司屋さんには何度も通いましたが、筋子しか食べたことありません。これを食べられるだけでも貴重でしょう。

 

この他、大将のお計らいでいくつかメニューも出して頂けました。このあたりは、実際にお店に行ってから相談してみるといいのではないでしょうか。

 

店内の様子と広さ、予約方法などについて

店内は、2~4人用のテーブルが5つくらいあって、予約がされているテーブルもありました。

白を基調とした明るい店内です。

 

店内もこじんまりしていて静かなので、落ち着いて時間を過ごせる空間になっています。ここでしか口にできないお寿司をじっくり堪能したいものですね。

 

営業時間は13時~22時、月曜が定休日です。

夕食の時間帯は予約が入っている、混雑する場合も考えられるので、可能であれば電話で予約をするのがベターですね。

 

通常、日本語が話せるスタッフは大将だけなので(ハンガリー人スタッフは英語もあまり通じない模様)、日本語でコミュニケーションを取りたい場合は大将に電話を代わってもらいましょう。

 

ブダペスト旅行時にはぜひ1回、ブダペスト在住であれば月に1回ほどのペースで訪れてみたいものですね。

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