マラケシュ発1泊2日の砂漠ツアーに参加!申し込み方法やツアー中の注意点と、旅の様子を振り返る

この記事は8分で読めます

ヨーロッパに一番近いアフリカの国の1つが、かつてフランスの植民地支配下にあったモロッコです。

 

特に、ヨーロッパ各国からもLCCで直行で行けるマラケシュは一番人気の観光地で、フナ広場などマラケシュ市内の観光と合わせて参加したいのが、サハラ砂漠までミニバスで移動して、ラクダを使って移動してテントに泊まる、という「砂漠ツアー」です。

 

僕はモロッコに旅行したときは3泊4日で、1日目の夕方にマラケシュ到着、2日目と3日目に砂漠ツアー、4日にマラケシュ市内を観光して夕方のフライトでブダペストに戻る、というスケジュールでした。

 

今回は、このときに参加した砂漠ツアーの様子について詳しくまとめておきます。

 

①数多くある砂漠ツアー、渡航前に予約できればベター

 

マラケシュ発の砂漠ツアーはものすごい数の業者が提供していて、正直マラケシュに到着して宿に泊まってから探す、というのでも問題ありません。実際、僕が宿泊したホステルではオプショナルツアーとして1泊2日の砂漠ツアーや、日帰りのツアーも組まれていました。

 

ただ、少しでも本格的なサハラ砂漠を体験してみたいのであれば、1泊2日ないし2泊3日で、宿泊を伴うツアーに参加するのがオススメです。僕はスケジュールの都合で1泊2日にしました。

 

正直な話、ググればいくらでも業者やツアーの案内は出てきますが、英語に問題がなければ、僕が利用したMarrakesh desert tripsという業者のツアーを使うのがいいと思います。

 

このトップページに飛ぶと、真っ先に出てくる「2 days ZAGORA shared desert trip」と「shared 3 days desert trip to MERZOUGA」というのが、それぞれ1泊と2泊の砂漠ツアーです。

 

料金はツアー参加日によって異なりますが、僕が利用した1泊2日ツアーは、2018年の11月初頭の週末に出発するもので、これで59ユーロでした。ツアーに含まれるものは

・マラケシュ~砂漠までのミニバスでの移動

・1日目夕食、2日目朝食

・ラクダに合計約2時間乗る体験

・砂漠の真ん中で満点の星空を見るテント宿泊

・アイット=ベン=ハドゥの集落(世界遺産)/ワルザザート観光

と至れり尽くせりで、逆に含まれていないものは

・1日目と2日目の昼食

・その他飲料水など

・アイット=ベン=ハドゥの集落/ワルザザート観光で対応してくれる現地ガイドへのチップ

・ラクダガイドへのチップ

でした。

 

ちなみに、「アイット=ベン=ハドゥの集落」というのは行くまで知らなかったのですが、数々の映画のロケ地になった場所で、有名なものとしては「グラディエーター」などが、ここで撮影されたそうです。

 

また、ワルザザートという街も映画のロケ地で、「スターウォーズ」「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」などが撮影されていて、映画好きにとっては、大自然の砂漠と有名映画のロケ地巡りを一度にできる、なんともお得なツアーとなっています。

 

 

僕は、モロッコに渡る前に予約を済ませて、59ユーロのうち19ユーロを事前にクレジットカードで決済し、残りの40ユーロ相当額(440モロッコディルハム)を、ツアー参加時に現金で支払いました。なお、現金決済はモロッコディルハムでもユーロでも行けましたが、ユーロのほうが微妙にレートが良かった記憶があります(気にするほどの差でもありませんでしたが)。

 

 

②ツアー参加時の注意点

砂漠ツアーは、申し込むと注意点がツアー会社からも送られてくるのでそちらも参照して欲しいのですが、実際に参加して困ったことや、事前に準備しておきたかったことなどは以下のことでした。

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A・現金は多めに、できれば500~800モロッコディルハムを準備(5000~8000円程度)

僕はマラケシュに到着した翌朝に朝一でツアーに参加したので、モロッコの物価やカード流通事情が分からないままツアーに参加してしまいました。そのため、ツアー参加の時点での現金の持ち合わせが少なく、ツアーの途中に通過する街でドライバーにATMを探してもらい、追加で現金を下ろす羽目になりました。

 

砂漠ツアーの間でお金が必要なときは、全ての昼食と、飲料水などの軽食を逐次買うとき、あとは、アイット=ベン=ハドゥの集落/ワルザザート観光やラクダガイドへのチップでした。

昼食は、タジン鍋やクスクスなどの一品料理で100~120モロッコディルハム(約1000~1200円)、チップは、イマイチ相場が分からなかったのですが、僕はツアーガイドには20ディルハム(余ったお金)を、ラクダガイドにも40ディルハム程度を渡したのと、相手も「ご好意で」と言っていたので別に悪い顔はされませんでしたが、もう少し気前よく払ってもよかったのかもしれません。

 

また、途中で休憩所に立ち寄ってアイスを買ったり、お土産物屋さんに連れて行かれたりするので、そのときに何か買いたければ、追加で300~500モロッコディルハム程度持っていてもいいのかもしれません。

 

ツアーの最中でクレジットカードを使える場所は皆無なので、空港到着時に多めに現金を下ろしておいたほうが精神的に安心だと思います。

 

B・水は多めに用意しておき、衣類は着脱可能な重ね着がベター(季節による)

僕がツアーに参加した11月は乾期で、日中の気温は20度に行くかどうか。砂漠なので当然ながら降水量が少なすぎて、空には雲ひとつかからないような状態です。

ですから、特に直射日光が当たる場所では体感気温が高くなって、水分摂取量も多くなります。

 

ツアーの道中で飲料水は当然買えますが、買える場所と時間帯が限られているので、ツアー参加の前日に1L×2本、あるいは500mL×2本程度の飲料水を、マラケシュ市内のコンビニ(キオスク)みたいなお店で買って持参するのがいいでしょう。

 

また、真夏は話が違うと思いますが、マラケシュ近辺は11月~3月頃でも日中の気温が20℃を上回ります。ただ、この時期は直射日光が当たる場所は暑いですが、日陰に入るとびっくりするほどひんやりします。そして、砂漠で宿泊するときは、当然ながら周りに熱を蓄える場所がないので、日没~夜明けまでは、屋外がとても寒いです(テントの中は防寒がしっかりしていて暖かいです)。日中は長袖シャツ一枚でも大丈夫ですが、日没以降はパーカーなどの羽織り物がないと大変ですので、たとえ夏場であっても、薄手のカーディガンなどをリュックに入れて行くのがいいと思います。

 

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C・砂がメチャクチャ入るので、お気に入りの靴は避けてサンダルや旅行用のスニーカーを

砂漠ツアーのハイライトは、なんといってもラクダに乗ってテントを目指すときと、テント周辺でのレクリエーション(キャンプファイヤーなど)。ただ、この場所は当然ながら砂が沢山ある「砂漠」で、お気に入りの靴を履いていくと砂が隙間から入って沈没、ということになってしまいます。

 

サンダルでもいいと思いますが、気温が下がると逆効果ですから、使い古しのスニーカーなど、「砂が入っても大丈夫」な靴をどこかで用意して、モロッコ旅行ではそれを使い続けるとか、砂漠ツアーのときだけ使い分ける、ということをしたほうがいいでしょう。

 

③砂漠ツアーの様子

では、ここからは僕が参加した砂漠ツアーの様子を写真と共に簡単に振り返ってみます。

1日目は朝7時前に、フナ広場近くのピックアップポイントに集合

砂漠ツアーですが、申し込みのときか、申し込みが終わってから改めて、マラケシュ市内での宿の住所を伝えると、その宿の前か、近くのピックアップポイントを指定して、そこまでミニバスが迎えに来てくれます。

 

普通は宿の前まで来てくれるのですが、僕が泊まった、フナ広場からグネグネと入り組んだ路地に入っていく宿には車が入れないため、ツアーの数日前に、近くのカフェの前でピックアップ、という連絡が担当の方から来ました。

 

フナ広場のすぐ脇にあるカフェなのですが、深夜1時頃まで賑わっているあの広場が「ひっそり膝を正して」いる早朝の雰囲気は、逆に不気味に感じました。

 

なお、砂漠ツアーはめちゃくちゃ多いので、ピックアップポイントでは

・ツアー会社の担当者の名前

・ツアー会社

の2つをきちんと確認するようにしましょう。普通は向こうから声をかけてきますが、ちょっと多すぎるので辟易しました…。

 

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まずは、アイット=ベン=ハドゥの集落を目指して5時間ほど移動

マラケシュ市内で乗客を逐一ピックアップして、8時半くらいにようやく、砂漠を目指して出発を始めました。ピックアップのときに、1泊のツアーと2泊のツアーの参加者が同じミニバスに混じっていて、本格的な出発の前に車の割り当てが変わるくらいにはグダグダでしたが(笑)、問題なく正しい車に乗れれば、それで大丈夫です。

 

さて、まずはアイット=ベン=ハドゥの集落を目指して砂漠を延々と東に走っていきます。

 

ちなみに、ツアー会社によって、1日目にどこに行くか、2日目にどこに行くか、というのは違うので、そこも申し込みページで確認しておきましょう。

 

これは、途中の休憩所での様子。

本物のタジン鍋も売っていました。どうやって持って行くんだこれ(笑)

 

モロッコという国は想像以上に大きくて、マラケシュを朝一に出発しても、アイット=ベン=ハドゥの集落に着くのはお昼をまたいでから。

途中、何度か絶景ポイントがあって、そこで車を停めてくれました。

 

モロッコに来て一番驚いたのは、砂漠と万年雪が共存していることでした。まだまだこの世の中、知らないことばかりです。

 

かなり車をすっ飛ばして、13時頃にアイット=ベン=ハドゥの集落に到着しました。

ここでも、先に昼食を取るか、街を見て回るかはツアーによって違うようでした。

 

なお、この集落を見て回るときに、大きな川(上の写真に見える川)を渡る必要があるのですが、そこでは現地の子どもが「ご親切」にも、手を取ってくれて観光客が渡るのを助けてくれます。

 

が、勝手に恩を売ってきて「チップくれ」とねだってくる残念な人たちなので、相手にしなくていいと思います。

 

砂漠ツアーで唯一がっかりだったのが、彼らの存在でしたね。

 

昼食もこの街のレストランにて。タジン鍋にしました。

 

ここから更に東に移動して、ラクダツアーへ

昼食を終えたのが14時半くらいで、ここから更にミニバスにのって砂漠の中に入っていきます。

 

モロッコ、思った以上に高低差がある国で、マラケシュから移動している間に何度も絶景に巡り会えます。まあ、それでも少し飽きますけれど…

ラクダに乗る前に、小さな街のスーパー(というかキオスク)で飲料水を買うようにドライバーから指示されるので、一晩分の飲料水を買って、いよいよラクダツアーに。

 

ラクダは連隊になっていて、ラクダ使い(?)の人の合図1つでしゃがんだり、動いたり、停まったり。それはすごいんですが、実際に乗って移動してみると、めちゃくちゃ上下運動が激しくて、慣れるまでが大変です(笑)

 

ラクダに乗ったのは1時間程度ですが、慣れるまでに時間がかかって、あっという間でした。

日が沈むと急に暗くなって、気温もぐんと下がります。

 

宿泊は、砂漠の中にいくつかテントの塊があって、そこに色んなツアーに参加した人が集まってきます。同じテントの中では同じツアーの人同士で寝ることになりますが、夕食やキャンプファイヤーは別の参加者とも交流できる、ということですね。

 

晩ご飯もタジン鍋でした。

キャンプファイヤーはこんな感じ。結構みんな、バラバラに騒いでいましたけどね(笑)

 

写真は撮れていないけれど、満点の星空。流れ星も10個くらい見られる

あと書いておかないといけないのは、その夜空の美しさでしょう。

360度遮るものがなく、車の灯りなどもほとんどない場所で、天の川もはっきりと見えるほどの満点の星空を楽しむことができました。流れ星も定期的に見えて、夜明け前には「明けの明星」こと金星をはっきりと見ることもできました。ツアーで一緒だった日本の方はめちゃくちゃ感動していましたが、確かに日本の都会に暮らしていると、ここまできれいな星空は恐らく一生見られないと思います。

 

翌朝もラクダに乗ってから、ワルザザート観光へ

2日目は、確か朝6時くらいに起きて、1時間以内に朝食を取って、朝一でラクダに乗るという、ハードスケジュール(笑)

朝食はパン、卵とジャムという、めちゃくちゃシンプルな組み合わせ。あとはチーズもありました。

これは「アラビアコーヒー」(?)なるもののようですが、いわゆるコーヒーではなく、インドのチャイに近い飲み物でした。

ちょうど、日が出てくるか出てこないかのタイミングでのテント。ラクダがスタンバっています。

ここからまた、1時間ほどラクダに揺られて、そこからは車に乗ってワルザザートを目指します。

 

あまり見どころは多くなかったワルザザート観光

ワルザザートも有名な場所のようですが、僕は1日目の集落のほうが印象に残っています。というのも、この街でも現地のガイドに色々と連れて行かれるのですが、絨毯屋さんにツアーの参加者が連れて行かれて、そこで色々説明を受けて…という、商売っ気はそこまでないんですが、あまり僕の好きじゃない方法で案内されたからです。

 

こういうところに時間使うなら、自由時間で勝手に街を回らせて欲しかったなー、という感想です。

 

要塞(?)も見て回りましたが、ガイドの説明がよく分からず、結局ちんぷんかんぷんのまま。

 

ワルザザートで一番印象に残ったのは、「ここからマリのトンブクトゥまで、ラクダで52日かけて行く」みたいな話ですが、これも世界史を勉強していなかったらそもそも引っかからないでしょう。正直2日目のワルザザート観光は、必要のない「おまけ」程度の存在でしたね。

昼食はクスクスにしました。ご飯が美味しかったのはツアーを通して良かった点ですね。

 

ご飯を終えたのが13時頃で、ここからまた、5時間くらいひたすら移動してマラケシュに戻るという、2日間のうち12時間くらいは移動に使った、なかなかハードな砂漠ツアーでした。

 

 

それでも行って良かったと思える砂漠ツアー

僕は、ラクダに乗れたことよりも、満点の星空を見られたことと、道中で目にした自然の偉大さに圧倒されたのが、このツアーで得られた財産だと思っています。初アフリカ大陸訪問で、まだまだ知らない国や場所、世界があることに改めて気づかされ、もっと謙虚に生きていかないといけないな、と改めて気づかされました。

 

マラケシュ発の砂漠ツアーは手軽な料金で参加できて圧倒されるので、モロッコに行ったら是非参加されることをオススメします。

 

<合わせて読みたいモロッコ関係記事>

モロッコ・マラケシュ空港経由で入出国するときに知っておきたい注意点5つ

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こんにちは、たつやです。フリーランスとして翻訳業やコンテンツビジネスに取り組んでいます。 ある程度場所に縛られずに仕事ができることから、2016年から2017年にかけて、ポーランドでワーキングホリデーを使って生活をしていました。2018年の4月からはハンガリーでワーキングホリデーを使って生活をしています。 このブログでは、ポーランドやハンガリーの生活情報、そしてヨーロッパ各地の旅行情報などを主にまとめています。このブログを通して、あなたの海外生活や海外旅行がより実り多きものにして下さいね。

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