アイスランド・ケフラヴィーク国際空港はなかなかの曲者空港!
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先日アイスランドへの旅行を終えて、ワルシャワに帰ってきました。

 

が、アイスランドのケフラヴィーク国際空港は、これまで利用してきた約30個の空港の中でもワーストを争うほど使い勝手の悪い空港でした! 今回はケフラヴィーク国際空港についてざっとまとめましたので、今後旅行でこの空港を利用される方はご注意下さいね~!

 

目次

①チェックインカウンター付近にお店がない

僕はフライトの3時間ほど前に空港に到着したのですが、LCCを利用していたこともあって、到着時にはまだカウンターが開いていなかったんですよね…(他の便のチェックインが行われていました)

 

※アイスランド航空やブリティッシュ・エアウェイズ等、大手の航空会社は空港に自動チェックイン端末があるので、そちらを利用した上で、手荷物はカウンターで預けましょう。

 

というわけで、1時間くらい時間を潰さないと行けなかったんですが、施設内をうろついてみてびっくり! なんと食事のできるお店が1つしかないんですよね…。

それがこの

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JOE THE JUICEという、新鮮なフルーツジュースを飲めるお店なんですが、当然ながら値段が高く、1杯900クローナ(900円)。は、払えん…。

 

実は、この空港の到着ロビー(同じ階)にはコンビニがあって、そこでサンドイッチや軽食は買えるんですが、やっぱり値段が高いのと(サンドイッチ1つで950クローナくらいします)、到着した客でごった返すので、あまり使い勝手がよくありません。

 

なので、もし空港に着いてチェックイン前に手持ち無沙汰になりそうであれば、予め軽食を持参しておくのがいいかと思います。

 

②プライオリティパスで使えるラウンジがない

プライオリティパスを使えるラウンジがないのも誤算でした。

 

といっても、事前にアプリでラウンジがあるかないかを調べていてヒットしなかったので、ないとは思っていたんですが、本当になかったです。

ビジネスクラスを利用する人が使えるラウンジはあるんですけどね。首都の空港でプライオリティパスが使えないっていうのは相当レアケースだと思います。

 

③やっぱり食事が高い!

てなわけで、チェックインを終えて手荷物検査を終えた後でレストランをうろついたんですけど、街中と同じように値段が高かったですね。

この日は、宿のチェックアウトの時間や移動の時間の関係で、遅めの昼ご飯を空港で済ますつもりでいたんですが、ハンバーガーが800クローナ、フライドポテトが700クローナ(だったかな?)という値段を初め、日本の感覚でもとうていお金を払えない値段が付いていました。

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ちょっとしたハンバーグとサラダで1700クローナくらいするんでね…。もう勘弁してくれよ、って話です。

 

結局、サラダバーを注文したんですが、

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この通り、2300クローナしました。

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こちらは、スープを単品で頼んだ場合。1杯に1400クローナも払えんわ!!

 

ちなみに、サラダバーを注文するとスープも無料で飲めるようでした。

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しかし、これで2300クローナはやっぱり高い…。

 

幸いだったのは、空港のサラダバーは「おかわり自由」だったことです。まあ、1回の食事で食べられる量には限界がありますが、街中のレストランで小腹を満たすよりは、空港のこのサラダバーでかっつり食べた方が絶対にお得ですね。

 

④16時半頃にはお店が全部閉まる!!

そして、一番びっくりしたのは16時半頃にはレストランを含め、営業が全部終了するということ。

これには実は理由があって、この空港を出発する大手航空会社(アイスランド航空やブリティッシュ・エアウェイズ)は、最終便の出発が17時頃なんですよね。

 

で、その後に数本、LCCが出発するだけなんです。

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↑17時05分にニューヨークにアイスランド航空が出発した後は、18時、19時15分、21時05分にそれぞれ飛行機が出発するだけです。

 

そして、ここがアイスランドの合理性なのか、「大手会社の便が出発したらお店は閉めよう」って頭になっているみたいなんですよね…。17時に飛行機が出発するということは、16時30分には搭乗口にいておかないとまずいので、もうお店の営業は終了しましょう、って話なんですよね。

 

なので、僕が利用したワルシャワ行きのフライトの場合、出発の2時間前の16時過ぎに保安検査を通過したらギリギリ食事はできましたが、これより後の便を使う場合、あるいは早朝の6時台のLCC(WOWエアー)を使う場合、この空港で食事などが一切できない可能性が高いです。まあ、17時には仕事を終えるのはいいんですが、ここまで徹底されるとなんだか恨んでしまいますね。

 

ちなみに、サラダバー自体も「16時で終了」と書いてあったんですが、まだ片付けがされていなかったのでなんとか最後の食事にありつけました。店員さんに聞いたら「残っているものしか販売していない」ということだったので、早朝と深夜枠を利用するLCCを使ってアイスランドに到着される場合、食料調達には頭を働かせておいたほうがいいでしょうね。

 

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↑これが、17時半頃の搭乗口付近のお店。完全に営業終了です(笑)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。僕は「アイスランド=北欧の1国だからサービスもいいだろう」と思っていましたが、完全に予想を裏切られてしまいました(笑)。とくにケフラヴィーク国際空港は、場合によっては使い勝手が非常に悪い空港なので、利用する飛行機の時間や空港への到着時間を考えて、食事等は入念に対策を取られたほうがいいでしょう。

 

それでは皆さん、素敵なアイスランド旅行を!

 

 

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