Iceland Airwaves'16に参戦してきました
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今回、僕がアイスランドに行ってきた一番の目的。

 

それはIceland Airwaves'16への参加でした。

 

目次

Iceland Airwaves(アイスランドエアウェーブス)とは…

1999年からアイスランドのレイキャビークで行われている、音楽フェス

例年11月の初頭に5日間程、レイキャビーク中心部のクラブハウス等を数件使って行われます。

 

日本で言うサマーソニック(サマソニ)やフジロックフェスティバルのようなイベントで、その世界に詳しい人の中では結構有名なフェスのようです。(日本から毎年、このイベントのためのツアーもあるようです)

 

ちなみに、5日間通しのチケット(出入り自由)は19900クローナ(約19900円)と、日本の感覚で言うと高めだと思いますが、5日間ぶっ通しで鑑賞したら元は取れるんじゃないかと思います。

 

今回の本命アーティストは…

さて、今回のIceland Airwavesでの僕の本命のアーティスト。

それはOf monsters and menでした。

 

彼らは、アイスランド・ケフラヴィーク出身のアーティストで、2010年に全米デビューをしたときに、全米ビルボード200の中で6位に入った強者なんですよね…。日本ではほぼ無名だと思いますが、世界中で知っている人はしっているアーティストです。

 

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Of monsters and menとの出逢い

これは本当に偶然が重なったんですけどね。

実は僕、2013年のフジロックフェスティバルに仕事で行っていたんです。

その時は、一応「英語ができる要員」として、アーティストが利用するホテルのフロントで、到着したアーティストのチェックインや演奏道具の預かり(クローク)、施設案内、チェックアウト対応、トラブル対応等をやっていたんです(ほぼ雑用でしたけど)。

 

で、この時は夜勤で仕事をしていて、フェスの期間中は午前2時から仕事をして午後2時に終わり、後の半日は自由(+仮眠)というスケジュールでした。

そして、何日目だったか忘れましたが、場を管轄している人から「シフトが終わったらフェスを見に行ってもいいよ」と言って下さったんですよね。

 

実は僕、音楽系はほぼ興味が無くて、このフジロックフェスティバルも別のスタッフが急遽対応できなくなって、本番数日前に打診があってやってきただけでした。もちろん、フジロックに出る海外アーティストなんて、パンフレットを見ても99%知らず。

 

が、せっかくの機会なので、どんな所でイベントが行われているのかも確認したくて、昼間にウロウロしていたんですよね。

 

そこでたまたま立ち寄った会場で演奏していたのが、Of monsters and menだったわけです。

この時、僕は時間の関係で最初から演奏を聴いていたわけでもないですし、パフォーマンスが終わる前に出て行ってしまったんですけど、その間に聞いた2曲が


(この曲はメロディーもさることながら、ミュージックビデオがめちゃくちゃ良い)

だったわけです(確か)。

 

で、この2曲に完全にインスパイアされてしまったわけなんですよね…。

 

もちろん、仕事中にアーティスト名や音楽を調べることなんてできませんでしたから、仕事が終わってからパンフレットを元に、自分がいた会場と時間帯を調べてアーティスト名を確認。で、YouTubeで「どの曲を聴いたのか?」ってことを調べたわけなんですよね。

 

それから3年と少しが経ちましたが、今回ヨーロッパにいるということで、Of monsters and menがライブをしないか?ということを調べていたら、今回のフェスがヒットしたわけです。

 

当日の様子

今回、Of monsters and menがライブを行ったのは11月4日、23時30分から1時間。会場はNASAというクラブハウス。

 

今回のアイスランド行きは、ほぼこのライブを見るためだけに来たようなものだったので、絶対にこのライブだけはきちんと見るようにしよう、ということで、前日に一度会場に入って大きさや人数を確認し、何時間前くらいにいれば列に並ばずに入れるのか、ということも一通りシミュレーションしておきました。

 

結局、当日は3時間以上前の20時15分頃に会場に入りまして(笑)、まだ混雑していない時期から他のアーティストの演奏を見ながら、2時間くらい前から最前列より2列目に陣取りました。

 

そして、前のアーティストのパフォーマンスが終わったのが23時。ここから30分かけて入念に準備が行われました…。

 

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↑この「OMAM」のロゴが、彼らの象徴ですね。これを見たときは思わずこみ上げるものが…。

 

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やはり大物アーティストということもあって、準備の入念さが半端ない。ギターも1つ1つ、キーの確認を担当者がしていました。

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会場は超満員。

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あと、写真には写っていませんがメディア関係者も数が凄かったです。こんなに有名なんですね…。

 

そして、23時30分に我らがOf monsters and menが登場!!

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彼女が、Of monsters and menのダブルボーカルの一翼を担うナッナ。

 

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この至近距離で見ることができて、本当に良かった…。

 

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そして彼が、ボーカルのもう一翼のラグナル。彼、ザ・スカンジナビアンという顔をしていると思います。そしてカッコいい。

 

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彼がベース(?)のブリニャル。

 

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なんていうか、本当にこの空間は凄かった。

 

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てか、Of monsters and menは5人ユニットのはずなんですけど、それより人が多い…。

 

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そして、なんと紙吹雪が会場全体に舞うというライブパフォーマンスも。この時にナッナが客席で胴上げされていました。

ここまでやるか~、と、本当に涙涙の連続でしたよ、このライブは…。

 

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ライブに参加しての感想

いや、本当に良かったです。もうこれ以上の表現が出てこないんですけど(笑)。

普段世界各地を飛び回っている彼らにとって、アイスランドでのパフォーマンスはもはや凱旋だと思うんですよね。そんな空間に立ち会えたことが本当に嬉しいし、これからも彼らは追いかけ続けようと思いました。

 

彼らの音楽の何がいいかというと、アナログさというか暖かみというか、そういう部分です。それと、テンポを自由にコントロールしたり、メリハリを付けるのが上手かったり、最初はおとなしめでクライマックスになると盛り上がっていく構成とか(一部の曲ですが)。まあ、こういうのは言葉であれこれ言うより実際に聴いて頂くのが一番だと思いますので、是非YouTubeで視聴してみて下さい。

 

 

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