ワルシャワだとクレジットカードがあれば基本的に生活できます
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ポーランドにやってきて、もうすぐ3週間が経とうとしています。

 

これまでで約20日生活しているのですが、こちらで驚くのは、そのクレジットカードの普及率

 

よく、北欧はクレジットカード社会って言うじゃないですか(僕も、長距離路線バスに乗るときにチケット買わずにバス停で待って、乗るときにクレカを通して運賃を払う、ってことしたことがあります)。

 

ただ、ポーランドも、ワルシャワは首都だからでしょうか、基本的にクレジットカードが使えます。レストランで食事を為ても、パブでワイン(ビール)1杯だけを買うのも、カウンターでカードリーダーを通して決済ができます。家電量販点や薬局、スーパーももちろんですし、スイミングプールでも使えますし、トラム・バスのチケットも券売機で、クレジットカード決済で買えます(ワルシャワシティーカードももちろん、クレジットカード決済できました)。タクシーでも使えますからね(ただ、カードが使えるのに、短距離移動で金額が少なかったから現金払いを強要された時はありました)。

 

で、今本当に決済に関しては利便性を感じています。日本だとクレジットカードは(特に日常生活では)あまり使わないので意識していなかったんですが、海外でクレジットカードで決済を済ますって、特に海外での長期滞在だと便利でしかないと思うので、今回はそのメリットをまとめておこうと思いますね。

 

目次

①多額の現金を持ち歩かずに済む

当たり前ですが、クレジットカードで事足りるなら現金は要りません。経験したことがある方は分かると思いますが、海外で多額の現金を持ち歩くのって、盗難のリスクを考えるとやっぱり怖いんですよね。僕はクレジットカードは複数持っていて、首からかけているパスポート入れや、ズボンとゴムチェーンで繋げた財布に分散させて入れているので、盗難のリスクは最小限に抑えていますが、現金だと嵩張ることもあって、いくら分散して所有しても心が安まらないんですよね。

 

②細かい小銭を出す必要がない

ポーランド以外のヨーロッパでも同じだと思うんですが、買い物するときに「細かい小銭ない?」って言われます。

 

日本だと、例えば「721円」支払うのに、「1021円」出したら300円返ってきますけど、「1000円」出しても279円おつりは返してくれます。ただ、ポーランドの場合、例えば43.37ズロチ(43ズロチ 37グロッシュ)を支払わないと行けない場合、50ズロチ札抱けだしても「37グロッシュ持ってない?」ってほぼ聞かれます(グロッシュっていうのは補助通貨で、ユーロでいうセントですね)。

これ、まあ日本でもできるだけ細かい小銭も合わせて出しているので理屈は分かるんですが、ポーランドの小銭ってめちゃくちゃ小さいんですよ。1グロッシュ(0.01ズロチ)硬貨なんていうのもありますが、たぶん小指の爪くらいの大きさで、これを財布から探して取り出すっていうのはめちゃくちゃ面倒で…。

クレジットカードだとそんなこともする必要ないので、スムーズに買い物が出来ますね。

 

③お金をぼられる心配がない

海外で現金を使って買い物をすると、ぼられる危険性もあります。最悪なのは、現地の両替所で両替をするときでもお札をくすねられる、っていうものですけど、例えばレストランでもタクシーでも、もらえるはずのお釣りがもらえない、ってことも日常茶飯事です(この前、ポーランドに来るまでにロシアを通ってきたんですが、その時なんて「600ルーブル」支払うのに1000ルーブル札しかなかったので仕方なく会計したら、お釣りが300ルーブルしかなくて飛び上がりそうになったことがあります笑)。

クレジットカードだと、そういう心配もありませんからね。とにかく、余計なことに神経尖らす必要がない、っていうだけでもQOLは、僅かではありますけど確実に上がります。

 

④金銭管理が容易にできる

これは少し特殊なケースかもしれませんが、僕は今、日本で開業届けを出しいていて、確定申告をしています(2017年のその時期にも、確定申告のために帰国予定です)。これ、本当は代理を立てて手続きとかもできるらしいんですけど、それが面倒なので自分でやるんですよね。

まあ、その話は本題じゃないので今回は置いておきますが、海外にいるときに現金で買い物とかをすると、帳簿を付ける時にいちいちレートを計算したり、出金伝票に記録を残しておかないといけないじゃないですか。

 

クレジットカードだと、その必要もなくて、管理画面に入れば日本円換算でどれだけの支出があったのかが一目で分かりますし、今はクラウド会計ソフトのクラウド会計ソフトのfreeeを使っていて、ここにクレジットカードを紐付けしておけば、請求額引き落としの時に一括で登録してもらえるので、経費であるかそうでないかを問わず、余計なプロセスを経ることなく、いきなり日本円で計算して帳簿に計上できる、っていう利点があります。

もちろん、帳簿を付けていなくても、Excel等でお金の収支を記録している場合でも、クレジットカードだと日本円に計算した上で利用明細を確認できますから、わざわざ現地通貨と日本円の間で計算する必要はありません。

 

番外編:クレジットカードで決済できないもの

ここでは、「クレジットカードが使えない」ケースを簡単にまとめておきます。

僕が今まで経験したものだと、ショパン生家までローカルバスを使って行ったときのバス料金と、家賃光熱費関係です。

家賃光熱費については、ポーランド国内の銀行口座に振り込む必要があるので、こちらで銀行口座を開設し、楽天プレミアムカードのキャッシング機能を使って、毎月2500ズロチくらいを現地通貨で調達→こちらの銀行口座に預け入れ→国内送金(振込)を行っています。あ、あとはポーランド語のレッスンを受けるための授業料も現金でしたね。

まあ、これくらいだとレート計算や金銭管理は全然負担にはなりません。

 

まとめ:クレジットカードは積極的につかうべし!

いかがでしたでしょうか。僕もこれまで、海外でここまでクレジットカードを使ったことはありませんでしたが、今本当に便利だと感じています。色んな面で時間が短縮できますし、金銭管理も容易になると思うので(真っ当な金銭感覚を持っていることが前提ですが)、もし、ワーホリや留学などでクレジットカードの使用をためらっているのであれば、小額の決済からでもいいので、使い始めてみてはいかがでしょうか。

(もちろん、きちんと収支管理をして、どれだけ使ったのか、支払い予定日に残高があるのか、という計算は必要です)

 


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