【超絶ややこしい】ルーマニアのLCC・ブルーエアーの手荷物規定で引っかからないためのヒントを公開

この記事は8分で読めます

スポンサードリンク

東欧のルーマニアを拠点にするLCC・ブルーエアー(Blue Air)を利用する機会が、先日ありました。

スポンサードリンク

 

ヨーロッパの他のLCC同様、手荷物規定など全般的に厳しめのルールなのですが、予約からチェックインの際に、手荷物規定でよく分からない点があり、日本語の情報を調べても確かな答えが分からなかったので、今回まとめておこうと思います。

スポンサードリンク

 

Blue Airとはどんな航空会社?

スポンサードリンク

 

Blue Airは、ルーマニアを拠点にするLCCで、ナショナルフラッグキャリアであるタロム航空の競合会社。首都のブカレストを拠点にルーマニア国内の各都市を結ぶ国内線、西欧、北欧、南欧、バルカン諸国、キプロスなど、ヨーロッパ各地にフライトを飛ばしています。

 

ルーマニアを訪れる日本人の絶対数が少ないため、この航空会社を利用する方は多くはないと思いますが、ルーマニア発着で航空券を買うときは、このBlue Airが最安値でヒットすることも多いため、利用を検討する方もおられるかと思います。

 

そんなBlue Airなのですが、予約手続きをするときに手荷物規定がよく分かりませんでした。

 

Blue Airの手荷物ルールは「持ち込みは厳格に1個」

Blue Airの公式サイトを見てみると、

機内に持ち込める手荷物は、最大55cm×40cm×10cmのスーツケースやリュックが1個

という説明がなされています。

 

と、まあここまでは他のLCC(ライアンエアーやウィズエアー、イージージェット)とほぼ同じなのです。

 

問題は、「この荷物に加えてカメラやノートパソコンを入れられる小型のカバン、ポーチなど(いわゆるカメラバッグ、PCバッグ)を機内に持ち込めるのか?」という点。

 

他のLCCであれば、ライアンエアーとウィズエアーは「プライオリティチケットを別途購入することで、2つめのカバンを持ち込める(プライオリティを買わない場合は、持ち込めるのは小型サイズのカバン1つだけ)」、イージージェットは「1つめのカバンの大きさは55cm×40cm×25cmで、もう1つ小型カバンを持ち込む場合は、座席指定のオプションを購入することで可能(座席指定+2つめのカバン持ち込みが可能になるチケットを購入)」という規定が、Web検索をするか、予約手続きをする間に説明されるので、特に問題はないのです。

 

 

が、このBlue Airの場合、予約手続きを進めても「2つめのカバンを持ち込めるチケットを購入しますか?」といった案内が、一切出てきません。

 

普通、LCCであれば「持ち込める手荷物は1つだけ、2つめを持ち込むのであれば別にチケットを買って下さい」というルールが暗黙の了解になっている、かつ公式サイトのどこかに明文化されているはずなのですが、このBlue Airの場合はそういう説明を調べても一切出てこず、しかも予約を進めるなかで追加の荷物を持ち込めるチケット(優先搭乗チケットのようなもの)を購入する通知もありません。

 

この流れから、僕は「大手航空会社と同じで、2個目の小さな手荷物も無料で持ち込めるんじゃ?」と判断して、当日空港に行ってチェックインをするすることにしたのです。

 

 

が、どうもこの判断は間違っていたようです。

 

当日空港のチェックインカウンターにて

 

Blue Airのオンラインチェックインは、他のLCCとは制限が少し違っていて、「搭乗の12時間前までに完了」する必要があります。

 

かといって、このオンラインチェックインを済ませられなくても、当日空港に行ってカウンターでチェックインをしても手数料はかからない(無料でカウンターチェックインができる)ので、僕は出発の2時間前にカウンターに行って手続きをしました。

 

 

その際に、「この小さなカバンも持ち込めますか?」と聞いたのですが、返ってきた答えは「No」。

 

詳しく聞いてみると、2つ手荷物を機内に持ち込みたい場合は、1つを預け荷物としてチェックインカウンターで預ける必要がある、とのことです。

 

このルールはちょっと意外、というのも、普通機内に持ち込めるサイズの荷物であれば、追加料金を払えば持ち込めるからです。実際、他のLCCでも、キャリーケースとリュックを(追加のチケットを購入して)持ち込んでいる人も多いですし、僕もライアンエアーなどを利用するときには、そうしています。

 

が、Blue Airの場合はそういうルールがそもそも存在しないようで、あくまで「機内に持ち込める荷物は1個だけ」というルールが、厳格に決まっているようです。

 

 

というわけで、チェックインカウンターの近くにある会社のデスクに行って、追加手荷物の料金を払ったのですが、これが60ユーロ。なかなか痛い出費です。

 

ちなみに、カウンターチェックインの際に何も言わなければそのまま搭乗できたのでは?とお思いになる方もおられるかもしれませんが、どうやら搭乗時に荷物の個数とサイズを確認されて、オーバーしている場合は機内に行く前に手数料を払わないといけない、とのこと。こちらの料金は少し上がって70ユーロ。

 

というわけで、Blue Airを利用する際に荷物あ2つ以上あるときは、「預け入れ荷物(checked-in baggage)」として1つをカウンターで預ける必要がある、というわけです。

 

 

以下、公式サイトを熟読して分かった手荷物規定をまとめておきます。

 

Blue Airの荷物規定と手数料の目安

Blue Airの荷物のルールは、公式サイトの”Travel Conditions“というページに他のルールや注意事項と合わせて書かれているのですが、英語のキーワード検索でも、相当絞り込みをしないとヒットしないため、非常に分かりづらいページです。

 

僕がこのページの存在を知ったのは、オンラインチェックインが終了した後(搭乗12時間前を切ったとき)で、その前に知っていれば、今回の余計な出費は必要ありませんでした。

 

ですので、今後Blue Airを利用される方向けに、この規定ページの中で特に重要な手荷物のルールについて、日本語でまとめておいきます。

 

スポンサードリンク

①機内に持ち込める荷物は55cm×40cm×20cm以内で1個だけ

 

これは上にまとめたとおりです。セカンドバッグはキャリケースに入れて荷物自体を1つにするか、キャリーケースを預け荷物としてカウンターで預ける必要があります。

You are entitled to have only one carry-on baggage which may not exceed 10 kilos and the size of 55 cm x 40 cm x 20 cm. 

(中略)

Purses/pouches and electronic devices (camera, laptop, tablet, etc.) must be placed in this baggage.

 

②ただし、空港の免税店で買った荷物は1個だけ追加で持ち込める

 

Blue Airのルールでややこしいのは、この特殊な「追加荷物の持ち込み」。

空港でのチェックイン時では、預け荷物がない場合荷物の個数は1個だけなのですが、保安検査を受けた後の免税ショップで買い物をした場合、そのお店の袋に商品が入れられているという条件を満たしていれば、2つめの荷物として機内に持ち込むことができます。

 

お土産を買って友人を訪ねる、あるいは地元に帰るという、ヨーロッパ在住の方には嬉しいルールとなっていますが、日本から旅行する方にとってはさほどメリットのない規定と言えるでしょう。

 

(ちなみに、この規定があるのならば、どうしても持ち込み荷物が1つにまとまらない場合、免税店で買い物をして、その袋にセカンドバッグを入れれば、持ち込めるという考え方はできます。お店でセカンドバッグが入るサイズの袋を用意してもらえるのか、搭乗口で確認がされないのか、ということも考える必要がありますが、裏技の1つとして考えておくといいかもしれません)

 

Only products purchased in the airport from Duty Free shops, packed in sealed Duty Free bags, can be transported separately from the carry-on baggage.

 

スポンサードリンク

③一部の空港発のフライトに限り、2つめの持ち込み手荷物を有料で持ち込める

 

3つめの特殊ルールが、一部の空港を出発するBlue Airを利用する場合、空港のチェックインカウンターで手続きをすることで、有料ではありますがセカンドバッグを機内に持ち込むことができます。

スポンサードリンク

 

そのフライトというのは、

・ギリシャのアテネ

・ギリシャのテッサロニキ

・キプロスのラルナカ

これら3つの空港を出発するフライトです(逆方向の、これらの空港に向かうフライトでは使えません)。

 

なぜ、これらの空港に到着する/から出発する、両方のフライトに適用されないのかはなぞですが、ともかくこれらの空港からBlue Airを利用する場合は、有料にはなりますが機内に2つ荷物を持ち込めます。

 

なお、このときの制限は、

・サイズが20cm×40cm×30cm

・重量が3kg以下

と、重量制限がやや厳しめの設定になっています。

 

そして、追加料金は

空港カウンターで支払うときは20ユーロ

・搭乗口で支払うときは30ユーロ

となっています。

 

持ち込める荷物の制限と追加料金を天秤にかけると、割高感があるのが正直なところですね。

 

For flights departing from Larnaca International Airport (Cyprus), Athens International Airport (Greece) and Thessaloniki Airport (Greece), passengers will be entitled to a second piece of hand luggage with the maximum dimensions of 20cm x 40cm x 30cm (length x width x height) and the maximum allowed weight of 3kg.

 

This service is available for purchase only at the airport. The cost of this service purchased during check-in formalities (at the check-in counter) is of 20 EUR per bag per flight segment, while the cost of this service purchased during boarding formalities (at the boarding gate) is of 30 EUR per bag per flight segment.

 

④空港チェックインで預け荷物チケットを購入する場合の料金

 

どうしても手荷物の個数を1つにできない場合、1つを預け荷物としてチェックインカウンターで預ける必要があります。

 

この手続きに必要な費用は、

・荷物1個につき60ユーロ/55ポンド

・ただし、ラルナカ(キプロス)~バーミンガム(イギリス)、ラルナカ~ロンドンの2路線の場合は95ユーロ/90ポンド

・ただし、ブカレスト/クルージュ=ナポカ(ルーマニア)~テルアビブ(イスラエル)、ブカレスト~オスロ/マヨルカ(マジョルカ)(スペイン)/リスボン、の5路線の場合は80ユーロ/75ポンド

 

という、非常にややこしい設定。

 

ただ、予め荷物が1つに収まらない場合は、チケットを予約する段階で預け荷物(check-in bag)を追加購入すれば安上がりに済ませられます。こちらの事前購入料金は、路線や日時によって異なりますが、最低10ユーロからとなっているようです。

 

  • baggage purchased during the booking process:
    • baggage of 23 kg – between EUR 10 and EUR 60;
    • baggage of 32 kg – between EUR 15 and EUR 80;
  • baggage purchased after the completion of the booking process:
    • baggage of 23 kg – between EUR 12 and EUR 62;
    • baggage of 32 kg – between EUR 18 and EUR 83;
  • baggage purchased at the airport during check-in formalities: EUR 60 / GBP 55 per bag per flight segment.
  • baggage purchased at the airport during check-in/ ticketing formalities: EUR 95 / 90 GBP per bag per flight segment for Larnaca – Birmingham – Larnaca and Larnaca – London – Larnaca flights.
  • baggage purchased at the airport during check-in/ ticketing formalities: EUR 80 / 75 GBP per bag per flight segment for Bucharest – Tel Aviv – Bucharest, Cluj Napoca – Tel Aviv – Cluj Napoca, Bucharest – Oslo – Bucharest, Bucharest – Majorca – Bucharest and Bucharest – Lisbon – Bucharest flights.

 

他にも細かい規定は多数存在しますが、日本人の旅行者向けの必要情報はこれで一通りだと思います。

 

詳しい規定は、こちらの公式案内をご覧下さい。

 

 

まとめ

 

ルーマニアのLCC・Blue Airのややこしい手荷物規定について、理解は深まりましたでしょうか。

 

ルーマニアという国が国だけに、訪れる人も多くはなく、ましてやこの国のLCCを利用する人なんてさらに少なくなると思いますが、ヨーロッパの他のLCCの手荷物規定よりも厳しく、また案内が少し意地悪だな、と思ったので、今後利用する方に余計な出費がかさむ必要がないように、この記事にまとめた内容を今一度ご確認頂ければと思います。

 

スポンサードリンク

スポンサードリンク
スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

ブログ運営者について

こんにちは、たつやです。フリーランスとして翻訳業やコンテンツビジネスに取り組んでいます。 ある程度場所に縛られずに仕事ができることから、2016年から2017年にかけて、ポーランドでワーキングホリデーを使って生活をしていました。2018年の4月からはハンガリーでワーキングホリデーを使って生活をしています。 このブログでは、ポーランドやハンガリーの生活情報、そしてヨーロッパ各地の旅行情報などを主にまとめています。このブログを通して、あなたの海外生活や海外旅行がより実り多きものにして下さいね。

無料メールマガジンの登録はこちらから

無料メールマガジンの登録はこちらから

オンラインレッスンマッチングサイト(スポンサードリンク)

オンラインレッスンマッチングサイト(スポンサードリンク)

日本語チケット予約サービスVoyagin

日本語チケット予約サービスVoyagin

ポーランドワーホリ475日をこの1冊に!

ポーランドワーホリ475日をこの1冊に!

海外フリーランスになるためのノウハウを徹底公開!

海外フリーランスになるためのノウハウを徹底公開!

カテゴリー