海外ATMキャッシングでお金が出てこない!となったときの対策は?(全額戻ってきました)

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海外旅行をしたり、海外で生活していると、クレジットカードのキャッシング機能を使って、現金を現地のATMから下ろす機会も多いと思います。空港の両替所ではレートが悪かったり、マイナーな通貨を使っている国で必要な分だけキャッシュを下ろしたり、などなど。

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僕はこれまで、ポーランドとハンガリーで生活をして、家賃の支払いの時にはATMでキャッシングをして現金を下ろしつつ、別の国に旅行に行ったときには必要に応じて最小限のキャッシュ(現地通貨)を下ろして、やりくりしています。

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そんな中、海外生活を始めて2年くらい経ったときに初めて、「キャッシングでATMから現金が出てこない」というトラブルを経験しました。

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今回はその時の対応方法を順にまとめたいと思います。結論を先に書いておくと、トラブルが起こってから約2ヶ月半かかりましたが、取り出せなかったお金は全部戻ってきました。

 

 

⓪僕が経験した「お金が出てこないトラブル」はこんなもの

 

はじめに注釈を加えておくと、「キャッシングをしてお金が出てこない」トラブルには、いくつかのパターンがあります。

ネットを調べていて一番多かったのは、

現金を下ろそうとしたけれど、ATMを操作していると「キャッシングはできません」と表示され、カードが返却。けれど、後日カードの明細を見てみると、なぜかキャッシュを引き下ろしたように記録されている

というもの。僕が経験したトラブルはこれではないのですが、トラブった時の対策を調べていてもこのケースの対策しか出てこなくて、難儀したのです。

 

僕が経験したトラブルとはこれではなくて、こんなものでした。

ATMで操作をして、引き出すお金の入力をしてカードも返却された。「cash will follow」という表示もされてお金が出てくるのを待っていたのに、ATMのお金が出てくる部分の蓋が開かずに、キャッシュが詰まって出てこない。

書いているだけで悲壮感が漂ってきますが、実際にトラブルに直面したときはめちゃくちゃ焦りました。

 

我に返ったときのことを思い出すと、こんな流れでした。

①家賃を支払うためにキャッシュを引き下ろすために、いつも使っているATMに行く

②カードを入れて暗証番号を入力。ただ、思い返せばATMのボタンが普段と違って、とても押しにくかった

③下ろしたいキャッシュの額を入力

④クレジットカードがATMから出てくる

ここまでは、いつもの操作と変わりません。

 

問題はこの次。

「cash will follow」(カードが出てきた後に現金が取り出し口から出てきます)という表示が出た後、普段通り「ガラガラガラ………」と、キャッシュを用意する機械の音が聞こえたんですが、その後開くはずの取り出し口が開かない!

 

結局、10秒くらいだったか、「ガラガラガラ………」とATMが鳴り続けた後、「temporarily trouble」みたいな表示がされて、お金が出てきていないのに取引は終了。どうやら、蓋が開かずにキャッシュが機械の中で詰まったままになってしまったそうです。

 

こんなこと、海外でいきなり起こるとテンパりますよね? 僕もご多分に漏れずテンパりました。しかも僕の場合、一時帰国の都合もあって、この時は2ヶ月分の家賃(約12万円)を引き下ろそうとしていました。いきなり12万円消えるわけですから、そりゃ焦らないわけがありません。

 

で、ここから咄嗟にトラブルに対応したわけですが、その方法を順番に説明していきます(※ここで説明している方法はあくまで1つの具体例で、クレジットカード会社によっては、問い合わせた際の手続きの方法が変わる場合があります)。

 

まずは、トラブルが起こったATMのすぐ前で取り組んだこと。

 

①すぐさま、トラブったATMの銀行に電話

 

現金が出てこなかったとき、頭から血の気が引いていきましたが、まずは兎にも角にも、トラブルがあったATMの銀行のカスタマーサポートに電話をしました。トラブった場合の連絡先は、ATMのどこかに書かれています(このときに、現地のSIM(電話番号)、あるいは日本の電話番号でもいいですが、相手から折り返し電話を受けられる番号があるほうがベターです)。

 

なお、僕のトラブルが起こった銀行は、ヨーロッパでも有名なEuronetという銀行でした。

 

電話を掛けると、現地語(ハンガリー語)の後に英語での案内が流れて、そちらの窓口に繋いでもらいます(要英語力)。

 

英語対応のスタッフが向こうに出てきて、トラブルの状況と合わせて、トラブルが起こった時間(どれくらい前か)、引き下ろそうとしたキャッシュの額(現地通貨の額)、そしてトラブルが起こったATM端末の番号(これも機械のどこかに書かれています)を伝えました。

 

これらの情報を伝えてスタッフが調べてくれるのは、出金履歴があったかどうか。ここで、お金は出てきていないけれど確かにATMは操作されて、キャッシュがATMの中から移動したことを、スタッフに確認してもらいました。

 

次は、こちらから「スタッフに駆けつけてもらって、詰まったお金をここで取りだしてもらえないか」と伝えたのですが、それは無理とのこと。そして、スタッフが言うには、「お金を下ろす際に起こったトラブルのクレームは、使った銀行(カード会社)に連絡をして、そちらから入れて欲しい」とのこと。僕の場合、ATMを使った個人からの直接のクレームは、どんな理由があっても聞いてもらえない、とのことでした。

 

②次にカード会社に電話(必要に応じてごねる)(当日中)

 

ATMのカスタマーサポートとのやりとりが終わった後は、言われたとおりにカード会社に連絡をしました(僕が使っていたのは楽天プレミアムカード)。

 

※海外の番号から国際電話をかけると多額の請求が来るので、ここでも連絡先からの折り返し電話を受けられるように、050plusなどの日本の番号を廉価で使えるサービスを持っておいたほうがベターです(詳細は以下のリンク先の記事でご覧下さい)。

国際電話の決定版!海外からの通話には「050plus」を使い倒そう!

 

カード会社のカスタマーサポートに繋がったら、事情を説明。ここで、「カード会社から返金手続きを銀行にするように言われた」と伝えたのですが……

 

なぜか、最初は「カード会社のほうで、キャッシュが使用者の手元にきちんと出てきたのかそうでないかを確認できないので、カード会社からの取り次ぎはできません。ご自身で対応して下さい」と言われる始末。謎。

 

で、どうにもこうにも埒が開かないので、僕は1度電話を切ってから、再度①の銀行のサポートに連絡を入れたんです。そこで「カード会社からは取り次ぎできないので、もう一度連絡させてもらいました」と伝えたのですが、こっちもこっちで「いや、カード会社から請求をして下さい」の一点張りで、どうにもならず。

 

まあさすがに、他のケースでも、トラブルに遭遇した人はカード会社に連絡をして、そこで対応をしてもらっているとネットでも多く書かれていたので、ダメ元でもう一度、楽天カードのカスタマーサポートに電話。

 

そこで、「さっき連絡させてもらったんですけど、海外のATMでお金が出てこないトラブルに遭って、銀行に電話をしても、カード会社を通して手続きをして欲しいと言われて…」と、事情を延々と説明したら、今回は違うスタッフだったからなのか、前回の問い合わせの履歴を参照した上で、「手続きを進めさせてもらいます」となりました。

 

僕の場合、楽天プレミアムカードという、年会費がかかるカードを使っていたので、これでも渋られたら、「こっちは年会費払って使ってるんですけど!?」と、徹底的にごねまくるつもりでいましたが、年会費無料のカードでも有料のカードでも、カスタマーサポートにはしぶとく連絡して、事情を説明して、なんとか相手に折れてもらうように持っていったほうがいいと思います(というか、楽天カードのカスタマーサポートは評判悪いと聞いていましたが、今回のやり取りで少し株は下がってしまいました)。

 

とまあ、その話は脇に置いておいて、無事に手続きをしてもらえるようになった際には、注意点として以下の2つを言われました。

・今回のトラブルで下ろそうとした額は、一旦請求が来て、指定の期日に1度口座から引き落とされる。手続きが完了した際に、返金処理を取るということになる

・手続きは行うが、100%処理が行われて返金される保障はないので予めご了承頂きたい

手元にお金がないのに12万円の追加請求があったのは本当に精神的にキツかったですが、まあこれはしゃーないです。

 

こういうトラブルに出くわすこともあるので、口座のお金には余裕を持っておいたほうがいいですね。

 

③後日カード会社から追加の確認が来る(1週間後くらい)

 

②の手続きが終わったら、カード会社から必要な書類を用意して、トラブったATMの銀行に返金処理請求を行ってもらえるのですが、僕の場合はその手続きに進む前に、再度カード会社から確認事項の問い合わせがありました(ここで、相手からの電話番号を受けられる番号が必要、というわけです)。

 

その確認事項というのは、「お金を下ろせなかったATMの確認」というものでした。

 

実は、僕がトラブルに遭ったのは、家賃の支払いをしようとしていた日の朝。ハンガリーでは現金をそのまま大家さんに渡して家賃を払っているので、このままでは家賃が払えません。なので、トラブル当日はカード会社への問い合わせが終わった後で、再度別のATMで、同じ額のキャッシュを引き下ろしたのです(問題なく引き下ろせませした)。

 

なので、カードのキャッシング履歴には、同じ日に同じ額のお金を2回(別のATMで)下ろしたことが記録されていて、どちらの履歴がトラブったものなのか、ということをカード会社から確認されたのです。

 

この時に、カードのマイページにログインして、キャッシング履歴の詳細を確認して、どのATMでの取引がトラブったものなのかを伝えました。

 

④異議申立書が日本(実家)に届く(③の1週間後くらい)

 

カード会社からの問い合わせの後は特に何の連絡もなかったのですが、どうやら正式な返金処理をするために、カード利用者からの「異議申立書」という書類が必要のようで、これが実家に届いていました。

 

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僕はちょうど、その書類が届いた時期に一時帰国をしていて、実家に届いた書類を確認して必要な事項を記入して送り直したのですが、もしトラブルの後で自分自身が日本に戻る予定がなければ、家族に手伝ってもらうなどしたほうがいいでしょう。

 

届いた書類には、「どんなトラブルがあったのか」が10パターンくらいに分かれていて記載されていて、その中で自分に該当するものを選択して、チェックマークを入れて返送する、という作業が必要でした(作業方法は同封の書類で説明されていて、チェックマークを入れる箇所などもマーカーでハイライトされていました)。

 

また、同封書類には「トラブった時の対応が分かる資料があれば同封」と書かれていました。これは例えば、

・トラブったATMの証拠写真

・問い合わせのために送ったメールの履歴

などが当てはまるようでしたが、僕は全て電話で対応していたので、これらのデータは一切残っておらず。カード会社に確認をすると、これらの証拠も返金処理をスムーズに行うために、あるのが望ましいもののようなので、僕は以下の書類を用意しました。

①当日ATMの銀行に問い合わせをした際の、スマホの発信履歴(スクリーンショットを印刷)

②トラブルがあったATMの、Google mapでのデータ(カードに記録された明細の住所や、問い合わせをした電話番号が一致する)(これもスクショを印刷)

果たしてこんな書類が証拠となりうるのか謎でしたが、ないよりはマシ、ということで、なんとか頭を絞って、用意できるものは全部用意しました。

 

これらの書類を準備して、期日までにカード会社に書類一式を返送。僕の場合、トラブルが起こったのが1月末で、実家に書類が届いたのが2月中旬、僕が帰国したのが2月下旬に入る頃で、書類の返送期限は2月末日でした。タイミングが奇跡的だったというか、海外にいる予定なら、家族に確認してもらわないといけませんでした。

 

⑤4月中旬に返金処理が完了

 

書類を返送してから待つこと1ヶ月半。

トラブった時に使った楽天カードは、毎月のキャッシング(家賃用)や海外での買い物で利用するため、定期的に明細を確認しているのですが、ある時確認してみると、「利用明細:●●円」と書かれているのに、「支払予定金額:0円」となっていて、おかしいなと。

 

念のため再度カード会社に確認をしてみたら、「手続きしていた分が認められて、その分を請求額から差し引いての請求となります」とのことでした。というわけで、請求額と返金額が相殺され、繰り越し分は翌月に合算されるとのことでした。

 

時間がかかりましたが、なんとか取り出せなかった分のお金を全額戻してもらえた、ということになりました(ただし、キャッシングにかかる手数料と金利などは別)。めでたしめでたし。

 

 

トラブっても落ち着いて、ステップバイステップで進めましょう。ほぼ確実にお金は返ってきます

 

というわけで、今回は海外キャッシングをしたときにお金が出てこなかった場合の、手続きの流れについて説明しました。

 

ポイントとしては、

・ATMのボタンが押しにくいなど感じるようであれば、カードを入れて操作を始めた段階でキャンセルする。別のATMを使う。

・トラブった時にはその場ですぐに管理会社(銀行の窓口)に電話をする(その場を離れると、もしかしたらお金が後で出てきて誰かに取られるかもしれないため)

・合わせてカード会社にも連絡。この時にはIP電話など、廉価な通話料かつ向こうからの電話に出られるサービスを使うのがベター

・必要に応じて、日本での手続きが必要な場合もあるので要注意

の4つが挙げられます。

 

今回説明したケースは、「取引が行われていないはずなのにキャッシング履歴が付いている」というケースよりも、精神的キツいトラブルだと思います。しかし、きちんとした対応をして、指示を守って進めていけばほぼ確実に返金処理は受け付けてもらえますし、きちんとお金も返ってきます。

 

僕は2ヶ月半ほどかかりましたが、くれぐれもキツキツの予算や貯金で海外に出る、ということはせずに、バックアップも色々と取りながら、万が一の場合にも備えておきましょう(普段キャッシュを持っていなくても、ある程度日本から両替して持って来ておく、とかしておいたほうが、万が一の時は役に立ちます)。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブログ運営者について

こんにちは、たつやです。フリーランスとして翻訳業やコンテンツビジネスに取り組んでいます。 ある程度場所に縛られずに仕事ができることから、2016年から2017年にかけて、ポーランドでワーキングホリデーを使って生活をしていました。2018年の4月からはハンガリーでワーキングホリデーを使って生活をしています。 このブログでは、ポーランドやハンガリーの生活情報、そしてヨーロッパ各地の旅行情報などを主にまとめています。このブログを通して、あなたの海外生活や海外旅行がより実り多きものにして下さいね。

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